2013年09月04日 [20:48]   ガンバ大阪 | スポーツ | Jリーグ/2013 

J2/2013 第32節 G大阪 vs 長崎

J2第32節。
前節横浜C相手に引き分けたものの、ここ5試合を4勝1分で、首位に立つG大阪。
そのG大阪を追う長崎は、夏場に入ってペースが落ちたものの、現在2連勝中で立て直してきて3位。
長崎としては、昇格1年目でのJ1昇格を目指し、G大阪に勝利をおさめたいところ。

Jリーグ2013 Division2 第32節
万博記念競技場/9,895人
G大阪 1-2 長崎
(G大阪) 藤春廣輝(59分)
(長崎) 奥埜博亮(41分)、小松塁(85分)
ホームG大阪のスタメンは、1 藤ヶ谷陽介、21 加地亮、26 西野貴治、15 今野泰幸、4 藤春廣輝、27 内田達也、7 遠藤保仁、19 大森晃太郎、25 岡崎建哉、9 ロチャ、39 宇佐美貴史の4-2-2-2。
アウェー長崎のスタメンは、21 金山隼樹、36 岡本拓也、2 山口貴弘、4 高杉亮太、26 金久保彩、16 岩間雄大、22 井上裕大、17 古部健太、18 佐藤洸一、29 奥埜博亮、14 幸野志有人の3-4-2-1。

長崎勝利
どちらかと言うと、長崎がボールを支配してG大阪陣内で試合を進める展開だが、G大阪はカウンターで決定機を作る事で、チャンスの数ではG大阪の方が上回っているような試合展開。
長崎もチャンスを作れるようになった中で、41分、左サイドの幸野志のクロスをファーサイドで金久保彩がダイレクトで中に折り返すと、完全にG大阪のDFがふられてフリーが出来た中央で奥埜博が左足で押し込んで長崎が先制。
後半に入ると、G大阪に動きが出てきて、ボールを回せるようになると、59分、左サイドでのスローインから二川とのパス交換で中に切れ込んだ藤春廣がDFの隙をつくようなミドルシュートを決めてG大阪が同点に追いつく。
G大阪ペースの中で、しかし、長崎も落ち着いてサイド攻撃と高い位置からのプレッシングで自分たちのサッカーを展開する事で85分、奥埜博が高い位置でボールを奪い取ると、そこから縦に行ってDFを引き付けてからの右サイドへのパスで古部健の絶妙のクロスを中央で小松塁が頭一つ以上抜き出たヘディングシュートを決めて、長崎が勝ち越す。
G大阪も何とか点を取りに行くが、長崎の守備を崩しきれず試合終了。

見事な長崎のサッカー
この試合、結果だけでなく内容も長崎がG大阪を上回った。
立ち上がりから高い位置でのプレスとサイドからを中心とした攻めでG大阪陣内に攻め込んだ結果、G大阪が後手に回って、長崎が優勢に試合を進めた。
この辺は、最近のG大阪が序盤で失点が多い事も影響したように思えるが、G大阪が消極的とも言える立ち上がりだった事もあり、完全に序盤を制したのは長崎で、試合の主導権を握った。
ただ、G大阪の守備陣も想定よりもラインが下がってしまったものの、これまでの失点を反省したのか集中した守備を見せてゴールを許さず、人数こそ少ないものの、カウンターでロチャや宇佐美が仕掛けてチャンスも作っていく。
そんな展開の中での長崎の先制点は、見事なまでの崩しで、これは正直、どこのチームの守備陣だって止められないんじゃないかと言うほどの完璧な攻撃で先制。
後半に入るとG大阪も逆襲して、すぐに同点に追いついたものの、その後も、長崎は落ち着いた守りでリズムを作ると、再び、完璧な崩しで勝ち越しゴールを決めた。
上位対決に相応しいと言えるかと言うと、正直、G大阪のサッカーがいつになく重かったのだが、しかし、それ以上に長崎の3位と言う順位がまぐれでも何でもなく、紛れもなく実力を伴った、J1昇格を狙える強さだという事を証明した試合になった。

重かったG大阪
正直、G大阪の動きは重く、いつものG大阪ではなかった。
先に書いたように、ここ最近の序盤の失点が影響してか、どこか守備的にスタートしたG大阪は、そこで長崎の勢いに押されて全体が下がってしまって、結果として、カウンターで宇佐美やロチャの攻めはあったものの厚みは無く、全体が間延びするような感じで、持ち味であるパス回しは完全になりを潜めていた。
先制を許したことで、後半立ち上がりは、漸くらしいサッカーを見せて、同点にまでしたが、その後は、再び足が止まってきて、ズルズルと動きの少ないサッカーになってきて、二川が入って、宇佐美も少し下がり目に位置した事でボールは回るようになったが、それ以上の攻撃が出来ず、点を取りに行く事が出来ていなかった。
この辺、正直、長崎が強い事は分かっていたと思うのだが、ホームでのゲームにしては、不甲斐無いサッカーをしていたように思える。
確かに、暑さと言う事もあり、今年の夏は、Jリーグ全体で低調なパフォーマンスが多いのだが、この試合は、関西地方が午前中から昼ごろまでの雨の影響もあって、そこまで暑くなかった、にもかかわらずなパフォーマンスは、優勝をしようと言うチームとしては、情けない試合だったとも言える。

本物の長崎
G大阪が低調な分だけ、余計にそう見えるのかもしれないが、しかし、それを除外しても、今の長崎の実力は本物だと思える。
夏場は、どうしても選手層などの地力がものを言ってくる、運動量で誤魔化せなくなってきて、技術などが重要になってくるのだが、その夏場でも長崎は衰えない。
確かに少々足踏みして、順位を6位までおとしてはいたのだが、ここにきて連勝で再び順位を上げて3位まで上がってきている。
相手に研究されて、しかも、運動量だけで誤魔化せない時期の試合にも関わらず、こういう結果を出してきている事は、間違いなく長崎のサッカーが本物だという事だろう。
現状では、神戸やG大阪と少々開いていて、2位神戸との勝点差が9。
残り10試合という事を考えると、少し厳しい所ではあるが、次節の神戸戦に勝てば、まだまだ2位以内の自動昇格も見えるし、今の力ならば、POへと進むことは出来るように感じる。
そうなってきたときに、本当にJFLからの昇格1年目でのJ1昇格と言う快挙を見せてもらえるか、今の力ならそれも可能と感じさせる、長崎の力は本物であろう。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。