あの花を観てきました

今更ですが、9月1日に「劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」を観てきました。
丁度夏休み最後の日ですし、ファーストデーという事もあって、非常に客の数が多くて、朝早いのに、久しぶりに混雑に合いましたね。

さて、いつも通りネタバレもありますので注意。
うーん、年を取ったから涙もろくなってきたのもあるんでしょうけども、まさか、相手の狙い通りの泣かそうとした所で泣かされるのは、少々ねぇ。
こういう、泣かせようとする作品で泣かされたのは、昨年の「ツナグ」以来ですが、少しズルい作りですね。

さて、前情報では、TV放送の1年後の話という事で、お盆とかで芽衣子が帰ってきたとかかなって思っていたのですが、1年後から、当時を回想するという形で、8割がたTVシリーズの総集編的な話になりましたね。
ま、先に書いたように回想と言う形ですから、時系列的に並んでいるというよりも、それぞれ回想する人に関係したストーリーという形になっていましたが・・・

以前にももしかしたら書いたかもしれませんが、TVシリーズから劇場版にした場合、作品をどういう形にするのかが難しい。
TVシリーズの先を劇場版でもってくる場合は、どうしても、TVシリーズを観ていた事が前提になる部分が出てくる。
それをしないのであれば、尺のいくらかを消費してTVでやった事を表現しておかないと、話の流れについていけなくなる。
特に、TVである程度完結している場合は、その中での設定等と言うのは、劇場版でどう扱うかを示さないといけない。
また、もう一つ、原作がある場合で、もし原作が完結し、その完結までをTVでやってしまうと、後日談と言うのは蛇足でしかならない。
あぁ、別に原作云々関係ないか、TVで完璧に完結していれば、それは劇場版でやる場合、余程上手く作品作りをしないと蛇足として、かえって作品を汚すような事になる。
それを避ける為に、総集編的な作品だったり、新録的な作品になる。
少し前ならZガンダムとかをはじめ、少し新しい作画を加えただけだったり、ヱヴァのようにパラレル化させるというのも一つの手ではある。
もしくは、極端な手法ではあるがまどマギのような、総集編を映画でやった上で、更に続編という作品作りもあるだろう。
ただ、どれをとっても一長一短はある。
で、今回は、回想と言う形で、1年後の部分は新しいが、しかし、それ以外はTVのまま、それを上手く切り貼りをしてみせているという事だろう。
面白いやり方だが、TVで観た場合、もう一度見る価値があるかと言うと、少し疑問ですね。

但し、もし見る価値があるとしたら、TVが仁太と芽衣子を中心にした話だったのが、全体から芽衣子へと言う形を取りながらも、劇場版では鳴子が主役的な立場になっている事でしょうかね。
(そういえば、あだ名で書くと、どうもブログ上の問題があるようで、本名で書きますね)
TVでの鳴子が仁太に対する思いを、どう決着させるのか、ついでに集と知利子の関係の進展も含めて、生き残ったメンバーの恋愛模様が少し出てくる事を観たいというのであれば、それだけは初見と言う事で観る価値はあるかもしれない。
ま、おおよそ予想通りとはいえ、鳴子が一つの結論を出したことは、その過程を含めて、TVではなかった部分として観る事が出来るでしょうね。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。