2013年09月25日 [20:42]   横浜F・マリノス | スポーツ | Jリーグ/2013 

J1/2013 第26節 横浜M vs 清水

残り9試合になるJ1第26節。
現在首位にたつも、ここ2試合は1分1敗と少し足踏みをしている横浜M。
現在3連勝中で、残留争いまで落ちずに済んだ感じのある13位清水。
横浜Mとしては優勝の為にも、ここらで1勝をあげて流れを変えたい所。

Jリーグ2013 Division1 第26節
ニッパツ三ツ沢球技場/13,416人
横浜M 1-0 清水
(横浜M) 中村俊輔(4分)
ホーム横浜Mのスタメンは、1 榎本哲也、13 小林祐三、4 栗原勇蔵、22 中澤佑二、5 ドゥトラ、8 中町公祐、27 富澤清太郎、7 兵藤慎剛、25 中村俊輔、11 齋藤学、18 マルキーニョスの4-2-3-1。
アウェー清水のスタメンは、21 櫛引政敏、8 石毛秀樹、6 杉山浩太、4 カルフィン・ヨン・ア・ピン、10 河井陽介、5 村松大輔、38 本田拓也、20 竹内涼、50 大前元紀、39 ラドンチッチ、13 高木俊幸の4-3-3。

横浜Mが逃げ切る
立ち上がりから攻勢を仕掛けた横浜Mが、4分、中村俊がボールを受けると強引な突破でDFを振り切ると、左足で狙いすましたミドルシュートを決めて先制。
序盤こそ、横浜Mが優勢に試合を進めたが、徐々に清水が中盤でのプレスで中村俊へのボールを遮断すると、そこから前線の動き出し良く横浜Mを押し込み出して、清水が優勢に試合を進めるようになっていく。
ただ、横浜Mの守備陣もラドンチッチには激しいマークをしておいて、ボールをおさめさせない為に、清水も決定機を作り出すという所まではいかない。
後半も立ち上がりから清水が攻勢を仕掛けて、47分には、大前元が見事なミドルシュートで横浜Mゴールを襲うが、ポスト直撃でゴールならず。
清水ペースのまま試合が進み、何度となく清水が横浜Mのゴールを襲うが、中澤佑を中心に横浜Mがしのぎ切って、試合終了。

内容では清水
立ち上がり早々の序盤は横浜Mが優勢で、そのチャンスをものにして事で、そのまま逃げ切った試合になった。
しかし、内容を観れば、清水の方が非常に良いサッカーをしていた。
ここまで3連勝で迎えた清水は、上位進出を考える上で首位横浜Mを叩きたい所であり、序盤こそやられて先制点を許したものの、鋭い攻撃を何度か見せてチャンスを作り出していた。
逆に横浜Mの方は、今のもたついた状態を抜け出す為に何としても勝ちが欲しいという所で、序盤に先制した事が裏目に出たのか、少しずつ清水の攻撃の前に足が出ずに、下がって受け身に回って逃げ切りを目指してしまった。
ただ、そこで逃げ切れるのが横浜Mの守備の良さという事も言えるのだろう。
内容では明らかに清水であったが、決定機自体は、それ程多くなかった事も横浜Mの守備の良さを物語る事になるのかもしれない。
終わってみれば1-0という試合ではあったが、この試合に対するお互いの立場が出た、結果は重要であるが、より内容が重視された清水にとっての内容と、流れを変える為に何が何でも勝ちが欲しかった横浜Mには結果が、その意味では、両チームともこの試合にはやれる事はやれたという所ではないだろうか。

上手かった本田拓也
この夏に鹿島から戻ってきた本田拓が躍動した試合だった。
中盤では、村松大が中村俊に対するマンマーク要因となり、ボランチ役は本田拓と竹内涼が請け負う事になっていたが、その中で本田拓が非常に良い動きを見せていた。
守備面でのカバーなどは、元々持ち味としてあったのだが、この試合は、攻撃へと転じる部分で、早く攻める、ゆっくり攻めるという事を判断して、上手くボールをコントロール、中盤で清水のサッカーを落ち着けていた。
まだまだな部分もあるが、その貫禄は、それこそG大阪の遠藤を彷彿とさせるもので、ボールを受けると一旦当てて、喰いつかせてから展開するとか、素早く裏を狙う、もしくは、一旦後ろで受け皿となってパスを受けて、ポゼッションの形を作るなど、ゲーム全体のコントロールが出来ていた。
残念ながら1点が取れず勝つことは出来なかったものの、ここまでの3連勝の縁の下の力持ちと言うか、影の立役者と言うべきか、負傷などでここ数年を不遇に過ごした時期を払拭するかのような、非常にレベルの高いプレーが出来ている。
今の本田拓であれば、代表入りだってあり得ない話じゃない、それだけの良さを発揮していると言えるだろう。

ベテランの味
この試合、前述の通り早い段階で先制した事が、横浜Mにとってやりにくい戦いにしてしまったように思える。
中村俊が、村松大を強引に突破して奪ったゴールから、序盤は横浜Mがペースを握っていたが、序盤のバタバタが収まった後の清水の攻撃に対して、徐々に横浜Mは受けに回ってしまった。
結果、後半はほぼシュート0、前半途中からチャンスらしいチャンスも無いという展開に陥り、チームとしても逃げ切りを意識して、後ろに体重がかかった戦い方になった。
ただ、そんな中で、ベテラン勢が非常に強かな戦い方を見せて、中澤佑はラドンチッチをピッタリとつくのではなく、そこにボールが入る隙を作らせておいて、タイミング良く潰す事で、ボールを刈り取るという事を行い、それによって清水にとっては攻め手の多くを封じられていた。
また、マルキーニョスや中村俊にしても、相手にマークされているのを活かして、プレーと関係ない所にポジション取る事で相手を試合から消すなど、非常に狡猾と言うのか、上手いというのかボールのない所での駆け引きを見せていた。
こういうベテランの経験を活かしたような強かな戦い方が、今の横浜Mを支えていると同時に、こういう駆け引きのようなものも、しっかりと若手に継承して言って欲しい所である。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。