2013年09月28日 [19:21]   清水エスパルス | スポーツ | Jリーグ/2013 

J1/2013 第27節 清水 vs 甲府

残り8試合になるJ1第27節。
前節横浜Mに敗れ、3連勝で止まったものの、13位だが調子は良く、また降格の危険性は低い清水。
残留争いの中にある15位だが、ここ5試合負け無しの3勝2分と好調の甲府。


Jリーグ2013 Division1 第27節
IAIスタジアム日本平/15,088人
清水 2-1 甲府
(清水) 大前元紀(14分、57分)
(甲府) パトリック(1分)
ホーム清水のスタメンは、21 櫛引政敏、8 石毛秀樹、3 平岡康裕、4 カルフィン・ヨン・ア・ピン、10 河井陽介、38 本田拓也、5 村松大輔、6 杉山浩太、50 大前元紀、39 ラドンチッチ、13 高木俊幸の4-3-3。
アウェー甲府のスタメンは、1 荻晃太、26 青山直晃、4 山本英臣、6 佐々木翔、18 柏好文、30 保坂一成、5 マルキーニョス・パラナ、2 福田健介、15 河本明人、9 ジウシーニョ、11 パトリックの3-4-2-1。

清水が逆転勝利
立ち上がり早々、前線に一気に蹴ったボールの跳ね返しをジウシーニョが拾って、右サイドを上がる柏に通すと、一気に縦に抜けてからのクロス、ここに河本明がニアに入ってDFを引き付けた上で、正面でパトリックが合わせて、ヘディングシュートが決まり甲府が先制。
しかし、清水も逆襲に出て、ボールを支配すると、10分には、高木俊が絶妙なタイミングで抜け出してボールを受けると、PAの外に飛び出してきたGKもかわしてからクロスを入れたものの、これは精度を欠いて、中に入った味方に合わずゴールならず。
清水が押し込みだすと、14分、甲府がアーリークロスに対する処理をミスって佐々木翔がクリアし切れなかったボールを拾った大前元が、そのままゴールに流し込み清水が同点に追いつく。
後半も序盤、49分、左サイドからのクロスにDF二人相手に競り勝ったパトリックのヘディングシュートが決まったが、これはファールの判定。
甲府が立て続けにチャンスを作り、53分には、右サイドをワンツーで抜けてからのクロスをパトリックが合わせるが、これはバー直撃、跳ね返りを再びパトリックが拾うが、ここは清水が何とか体を張って防ぐが、56分には、今度は左サイドからのクロスにパトリックが飛び込むなど、決定機があるが決め切れないと、57分、中央をラドンチッチがドリブルで仕掛けて、こぼれ球を拾った村松大がDFに囲まれながらボールを出すと、これを走り込んできた大前元がゴールに蹴り込み、清水が逆転。
その後も、何度となく甲府がチャンスを作るが決め切れず、試合終了、清水が見事な逆転勝利。

好調同士の対決
好調同士の対決という事で、非常に見応えのある試合になった。
清水は前節敗れたものの内容的には悪く無かった事もあり、甲府も5試合負け無しという状況であり、非常に調子が良い。
その両チームの調子の良さが出るかのように、立ち上がり早々、いきなり甲府が先制。見事なサイドからの突破でゴールを奪った甲府の攻撃は、狙い通りという所でしょうし、それ以降も、両サイドからの攻撃が清水を圧倒、清水は何とかゴール前で跳ね返すもののサイドの攻防は圧倒されるような展開だった。
しかし、清水も簡単にやられるのではなく、ボールを奪うと一旦前線に当てて、早く攻める場合と遅攻を組み合わせ、また、甲府の両サイドが上がった裏を狙うなどしてチャンスを作り出し、大前元の2ゴールで勝利を引き寄せた。
ただ、試合内容的にはどちらにも勝つチャンスがあり、特に甲府としては、後半開始直後のパトリックのゴールをノーゴールと判定された事もあり、あれが認められていれば勝利は甲府だったように思える、それだけ拮抗した試合だったと言える。

決め切れなかった甲府
開始早々に先制したものの、そこから少し思い切りの良さが無く、全体が下がって5バック気味になって戦った事で、逆に清水に押し切られてゴールを奪われてしまった。
ゴール自体はクリアミスからですが、しかし、失点する可能性は高く時間の問題だったように思える。
前半は、押し込まれる展開だったが、後半に入ると一気に自分たちのペースに持ち込み、パトリックのゴールはノーゴールになったものの、それ以降も、右から、左から攻めてクロスにパトリックが合わせる形で圧倒的に優勢に試合を進めて、5分程の間に、決定的なシーンが何回も訪れるという圧倒的に有利な展開になった。
しかし、そこでゴールを決め切れなかった事が逆にカウンターから失点してしまって、その後もチャンスを作りながらも結局敗れる事になった。
圧倒的なチャンスの数ながらも結局逆転負けを喫した試合ではあるが、パトリックのゴール前でのマークの外し方に、そこへと入れるクロスなど、サイドからの攻撃と言う点で、好調を感じさせる試合だった。

大前元紀が2ゴール
高校時代に3大会全てで得点王に輝いた得点感覚があり、166cmと小柄ながらもスピードと天性の感覚でゴールをあげるストライカー気質の大前元。
昨年末にドイツへと移籍したが、チームが2部降格した事もあって、今季途中から清水に期限付き移籍と言う形で戻ってくると、ここまで6試合で2得点、そして、この試合では大前元らしいゴールをあげた。
共にボールが流れてくる所を読んでいたかのような絶妙なポジション取りと言うか、あの辺は嗅覚と言う表現になるのかもしれないが、見事なゴール。
高さが無いが、スピードがある事でウイングを任せられているものの、ゴールに向かう感覚も鋭い為に、サイドからゴールを上げていく事が出来る。
残り試合は少ないが、清水が今よりも上の順位に上がって行くためには、大前元の活躍が不可欠であろう。
今乗っている事も含めて、残り7試合で何点を取るのか、期待したくなるプレーを見せてくれた。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。