2013年09月29日 [17:21]   名古屋グランパス | スポーツ | Jリーグ/2013 

J1/2013 第27節 名古屋 vs 川崎F

残り8試合になるJ1第27節。
ここ5試合は1勝2分2敗、ただ、現在は2連敗中で、11位の名古屋。
ここ5試合は2勝1分2敗、前節鳥栖に敗れたものの7位で、何とか3位以内を狙いたい川崎F。
どちらも少し上から離されているのですが、勝点3を奪いに行きたい。

Jリーグ2013 Division1 第27節
名古屋市瑞穂陸上競技場/12,013人
名古屋 1-2 川崎F
(名古屋) 田中隼磨(96+分)
(川崎F) 大久保嘉人(33分)、森谷賢太郎(84分)
ホーム名古屋のスタメンは、1 楢崎正剛、32 田中隼磨、3 牟田雄祐、4 田中マルクス闘莉王、6 阿部翔平、13 磯村亮太、7 中村直志、8 藤本淳吾、10 小川佳純、16 ケネディ、18 永井謙佑の4-2-2-2。
アウェー川崎Fのスタメンは、1 杉山力裕、3 田中裕介、5 ジェシ、4 井川祐輔、23 登里享平、6 山本真希、20 稲本潤一、19 森谷賢太郎、11 小林悠、13 大久保嘉人、9 矢島卓郎の4-2-2-2。

川崎Fが勝利
立ち上がり主導権を得たのは名古屋で、高い位置からのプレッシングで川崎Fを押し込み、何度となく川崎Fのゴールに迫っていく。サイドや中央から名古屋が攻め込んでいくのだが、ゴールを奪う事が出来ず、20分前後から名古屋が少しペースが落ちてきて、それに合わせて川崎Fもカウンターを狙って行く。
33分、名古屋が裏に抜けようとした所で出したスルーパスをカットしたボールが大きく前線まで飛ぶと、中盤で拾った大久保嘉がドリブルで仕掛けて、闘莉王を冷静にかわしてシュートを決め、川崎Fが先制。
後半になっても試合のペースは変わらず、名古屋が押し込んでチャンスを作っていくが、ゴールは奪えず、逆に前掛かってきた名古屋に対して、84分、小林悠が仕掛けに行って、一旦は名古屋のDFが止めたもののクリアにもたついた所で、再び奪い返して、中にボールを流すと、これを森谷賢がシュート、楢崎正が素晴らしい反応で一旦ブロックしたが、こぼれ球を森谷賢が自ら押し込み川崎Fが追加点を奪う。
名古屋もアディショナルタイムに長いボールを前線に入れて、ケネディが競って、何とか粘ってボールを流すと、これを走り込んだ田中隼がゴールに蹴り込み1点を返す、しかし、ここで試合終了、川崎Fが勝利をおさめた。

名古屋勝てず
連敗してきた名古屋が序盤から積極的に仕掛けて試合の主導権を握った試合だった。
高い位置からのプレスに、サイドや中央から、ケネディの高さに永井謙のスピードなどを活かした多彩な攻撃を見せて川崎Fを圧倒していた試合だった。
しかし、圧倒していながらもゴールを奪えなかった事、序盤の圧倒的優勢な中で失点しなかった事で、川崎Fが勝利を引き寄せた。
川崎Fは、中村憲が出場できない中でボールをキープする事は放棄したように、守備を意識した戦いになった。
ただ、稲本潤を中心に、山本真や小林悠、森谷賢、そして、最終ラインのメンバーが冷静に名古屋の攻撃を防いでいた。特に、圧倒的に攻められて危ない場面を作られたものの、セカンドボールを悉く川崎Fが拾う事で、波状攻撃を喰らう事だけは耐えた。
そして、その中で大久保嘉が常に相手最終ラインにプレッシャーを仕掛けて、先制点を取った事で、名古屋の攻撃に歯止めをかけた。
チーム全体でどう戦うかと言うプレーが出来ていた川崎Fが、内容や個人の能力でも仕掛けていた名古屋に対して上回った分、勝利を引き寄せる事が出来たという所だろう。

コントロールできず
名古屋は序盤から仕掛けて良い形を何度も作ったもののゴールを奪えなかった。
ま、単純に決定力不足と言う事も言えるが、それ以上に気になったのは、やはりセカンドボールに対する部分だろうか。
あれだけ攻めていたのだが、波状攻撃と言うのが無かった。
先に書いたように川崎Fの守備が良かった分もあるが、ケネディに当てて、そこからのボールを拾って攻める事が出来なかった。
リードを許していて、攻勢を仕掛ける為に、前の選手を増やしていった名古屋だったが、それが前掛かった結果、結局セカンドボールのところで拾う事が出来ず、前に前にと出てしまってかえってカウンターを喰らう結果になった。
攻撃に出るのに前のメンバーを増やすのが正しいという事にならないのはサッカーの難しい所だが、多彩な攻撃パターンを見せていた名古屋ではあったものの、それがかえってチームを前へと進ませてしまった結果、厚みのある攻撃が出来なくなってしまったように思える。
その意味でも、サッカーの難しさを感じさせられる試合だった。

狙い通り?
川崎Fにとっては狙い通りの試合か?
中村憲がいない事で川崎Fはゲームコントロールをしきれなかったのを考えて、名古屋に攻めさせて要所を抑える事を意図した試合運びをした。
その辺、完璧だとは言えなかったかもしれないが、しかし、川崎Fはその狙いによって、圧倒的な名古屋の攻めを逆に自分たちがコントロールしたと言える試合運びを見せた。
実際にシュート数では倍以上の差がついている事もあり、完全に劣勢だった試合だが、現在の得点王である大久保嘉が、その得点力を活かして、相手のDFにプレッシャーを与えて、それを活かす攻めを見せる事で、単発のカウンターでの破壊力を活かす事を狙った川崎Fの試合運びは、名古屋に対して完全に上回っていたと言えるだろう。
川崎Fにとっては、難しい試合だったが、それを見事に乗り切った事で、上位への進出の可能性を残した。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。