2013年10月23日 [21:00]   ヴィッセル神戸 | スポーツ | Jリーグ/2013 

J2/2013 第37節 神戸 vs 松本

残り6試合となる、J2第37節。
前節は千葉相手に敗れたものの、ここ5試合は3勝1分1敗、首位に立つ神戸。
2試合連続引き分けの後、前節は岐阜相手に勝利で、ここ5試合を2勝2分1敗、現在7位につける松本。
神戸としては昇格は確定的としてもJ2優勝の為に勝点を重ねたいが、松本は昇格の為のPO圏内に入る為に、勝点3が絶対必要な試合。

Jリーグ2013 Division2 第37節
ノエビアスタジアム神戸/9,619人
神戸 7-0 松本
(神戸) 森岡亮太(11分)、ポポ(40分)、河本裕之(58分)、小川慶治朗(62分)、橋本英郎(67分)、杉浦恭平(71分)、相馬崇人(82分)
ホーム神戸のスタメンは、30 徳重健太、25 奥井諒、19 岩波拓也、5 河本裕之、3 相馬崇人、27 橋本英郎、6 エステバン、13 小川慶治朗、8 マジーニョ、10 森岡亮太、7 ポポの4-2-2-2。
アウェー松本のスタメンは、21 村山智彦、4 飯田真輝、23 多々良敦斗、13 犬飼智也、14 玉林睦実、11 喜山康平、6 岩沼俊介、49 阿部巧、47 岩上祐三、9 ホドリゴ・カベッサ、19 塩沢勝吾の3-4-2-1。

神戸大勝
立ち上がりは高い位置からプレスを仕掛けた松本が優勢に試合を進めるかと思われたが、11分に、ポポが中に入れたボールを小川慶が落として、森岡亮がドリブルで仕掛けて行くと、フェイントでDFをかわして中に切れ込み、自らシュートまで行くと神戸が最初のシュートで先制。
しかし、松本も1分後には、一気に前線へとロングフィードを入れると玉林睦が見事な胸トラップから左足シュートまでいくが、これはポスト直撃。
リードを許した松本の方が優勢に試合を進めていたが、徐々に神戸もポゼッションを高めることで自分たちのリズムを作り上げていくと、40分、神戸は中盤でボールを奪うと、森岡亮にプレスが掛からず、余裕をもって、DFラインの裏に鋭いスルーパスを入れると、ポポが抜け出してシュートを決め、良い時間帯に神戸が追加点を奪う。
後半に入ると一転して、神戸がペースを握り出し、58分、FKのこぼれ球を拾った神戸が、エステバンに渡してからのクロスにファーサイドで岩波拓がヘディングで落とし、それを河本裕が豪快にオーバーヘッドで決めて神戸が3点目。
更に62分、クリアボールを拾った橋本英からのパスを受けたポポのミドルシュートをDFが止めるが、こぼれ球を小川慶が無人のゴールに蹴り込み神戸4点目。
更に更に左サイドからのクロスに杉浦恭がニアサイドでシュート、これはポストに当るが跳ね返ったボールを橋本英が押し込み、67分5点目、中盤から裏へと通したぼーるに抜け出した杉浦恭がGKとの1対1を冷静に決めて、71分6点目。
82分、左サイドからのクロスにファーサイドで田代有が競って落とし、それを相馬崇が走り込んでゴールに蹴り込んで、神戸が7点目。
結局、7-0で、神戸が大勝。

勝負の怖さ
立ち上がりは松本の方がペースを握っており、サッカーの出来自体も、神戸と松本でそこまでの差があったとは思えない。
それだけ、松本も悪く無いサッカーをしていたのだが、しかし、結果として7-0と言う圧倒的な差がついた試合になった。
要因を探すならば、序盤の優勢な時間帯で点が取れなかった事と、その際に悪い流れながらもワンプレーで先制点を取った神戸の差と言う所かもしれない。
先制した事で、神戸は押し込まれていても落ち着いた対応をして、まずは蹴ってくる相手に蹴り合いで応じるのではなく、攻め切れなくてもボールを繋ぐ意識でペースを落とす事を狙い、それが奏功した。
ゲームの流れを掴んだ後の神戸は一気に畳み掛けて、立て続けにゴール、ポポのゴールだってり、河本裕のゴールだったりは、凄いプレーではあったが、それ以外では、どちらかと言うと出足の差、反応の差が神戸と松本にあった結果であろう。
但し、確かに出足の差で失点を重ねて、大敗したとはいえ、先に書いたようにサッカーの内容的にはそこまでの差があったようには思えない、それが、この結果と言うのは、勝負事の怖さ、一瞬の流れによる部分での怖さが垣間見れた試合だった。

気持ちの立て直し
先に書いたように松本のサッカーは決して悪く無かった。
立ち上がり早々喜山康や塩沢勝のシュート、もしくは、先制を許した直後の玉林睦のゴールが決まっていれば、試合内容は大きく変わっていた可能性が高い。
しかし、結果として、そこでゴールを奪えず、神戸が立て直してきて、ゴールを重ね、それに対して松本は悪い流れを変える事が出来なかった。
但し、何度も書くようだが松本のサッカーは決して悪く無かった。
それだけにショックも大きいかもしれないが、悪く無かったという事で、今一度、これをベースに戦う事で、次節の勝利を手にしたい所だろう。
結果が出なかったものの、内容的に悪く無いのですから、気落ちせずに行かないといけない。
とはいえ、非常にショッキングな大敗であり、ここからの気持ちの立て直しが出来るかどうか、それ次第では、PO圏内は覚束ない事になりそうだ。

優勝に弾み
既にほぼ昇格を決めている神戸だが、前節敗れた上に、天皇杯ではC大阪に敗れてしまっている。
J1への昇格を果たした後に、再び降格する事が無いように、C大阪をはじめ、J1の上位陣が相手でも勝てるチームにならないといけない。
それが、天皇杯で敗れてしまって、一からのやり直しになりかねない中での、大勝劇。
しかも、誰かではなく、7得点すべてが異なる得点者であり、それぞれが出足の早さを見せるなど、ゴールへの意識を感じさせた結果のゴールである。
サッカーは点を取るスポーツである以上、相手よりも1点でも多く取る事が勝利に繋がる。
誰かが点を取れるというのも強みだが、どこからでも点が取れるというのも強みになる。
ましてや、この試合はクロスあり、裏への抜け出しあり等々、色々なパターンを見せた。
来季にはJ1で戦うという意識で、チームを次のステージに上げる必要がある中で、落ち着いてゲームの流れを引き寄せて、色々なパターンでゴールをあげた事が、今の神戸にとって非常に大きな結果になった。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。