2013年10月22日 [20:38]   FIFA U-17 World Cup | スポーツ | U-17/UAE2013 

U-17WC2013 日本 vs ベネズエラ

U-17WCも第2節。
初戦で欧州王者に勝利した我らが日本。
GL突破に向けての第2戦は、南米のベネズエラが相手。
日本は勝てばGL突破が決まる一戦。

FIFA U-17 World Cup UAE 2013 GroupD
[20]第2節 UAE・Sharjah Sharjah Stadium/3,370人
日本 3-1 ベネズエラ
(JPN) 杉本太郎(7分)、渡辺凌磨(44分、78分PK)
(VEN) Jose CARABALLO(17分)
日本のスタメンは、こんな感じ。
U-17WC2013日本vsベネズエラ
スタメンを初戦から大きく入れ替え、最終ラインの3人を残して、8人を入れ替えてきた。

前半
ベネズエラのキックオフで試合開始。
ベネズエラが前線からの激しいプレスを仕掛けてきたが、日本は冷静にボールを回し、7分、仲村京のスルーパスに石田崚が裏へと抜けると低く早いクロス、これをファーサイドで渡辺凌が折り返して、最後は杉本太が決めて、日本が先制。
ベネズエラも逆襲にくると、17分、右サイドから15番CARABALLOに仕掛けられると、クロスは9番MARQUEZが合わせられなかったが8番MACEIRAが折り返すと、15番CARABALLOが押し込んでベネズエラが同点に追いつかれる。
日本のボール繋ぎはあるが、ベネズエラの攻撃もあり、一進一退の展開は、どちらもチャンスを作るが、ゴールは生まれず。
34分、日本は渡辺凌のパスに抜け出した杉本太が強烈なシュートを放つが、GKが好セーブ、更には39分にも仲村京の強烈なミドルシュートはGKの手を弾いてゴールに吸い込まれるかと思われたが、ギリギリでGKが掻き出してノーゴール。
逆に日本は43分には、左サイドからの突破で、ゴール前に放り込まれて危ないシーンになるがGK阿部航が抑える。
日本が優勢な終盤、44分、前線に上がってきた鈴木徳に対して仲村京からのスルーパスを中に折り返すと渡辺凌がゴールに蹴り込み、日本が勝ち越す。
日本がリードで、前半終了。

守備の弱点
初戦と比較すると、ボール回しの部分で、ベネズエラのプレッシングが激しく、思った程回せているとは言えないが、それでもポゼッションで相手を上回っており、相手の最終ラインは低いので、バイタルの部分でボールを持つことが出来るというのは日本にとっては決して難しい相手ではないかもしれない。
特に仲村京あたりが結構前を向いてボールを持つことが出来ている。
その上で、初戦と比較すると縦への意識と言うか、ゴールへと向かう意識があって、回すだけで終わらない攻め切って終わるなどあって、日本の攻撃も相手にプレッシャーを与えることが出来ていた。
攻撃面では、初戦の課題と言うか、甘かった所が無くなって、良くなったと言える。

ただ、守備に関しては、相手のサッカーが異なるので悪くなったという事は出来ないが、単純な個人技での仕掛けと、広いボールの動かし、そして、高さを活かしてくる攻めなど、日本にとっては嫌な攻撃から、数的有利を作った守りと言うのを崩されてしまって、1対1の関係を作らされる部分が何度かあった。
失点シーンは、まさにその形からやられたと言えるだけに、日本にとっては守備面で少し不安を残すことになった。
しかし、この辺は日本にとっては、前回大会と比較して高さが無いという点で、どうしても許容しないといけない弱点であり、それをどうやって穴埋めしていくのか、一つには、やはり、初戦でもやっていたように、全体の守備意識で、出来るだけ前で勝負していく事と、1対1で決してやり負けない事が大切だろう。

後半
両チームとも交代は無く、日本のキックオフで後半開始。
後半立ち上がりから日本が優勢に試合を進めると、ベネズエラは、54分、10番ZALZMANに代えて18番PINTOを投入してくる。
日本が優勢な展開は変わらない中で、62分、ベネズエラは9番MARQUEZに代えて7番HERRERAを投入してくる。
ボールを回して日本がポゼッションで上回って、何度かチャンスを作るもののゴールを奪えないと、日本は石田崚に代えて坂井大を70分に投入する。
更に日本は、75分、斎藤翔に代えて永島悠を投入する。
77分、日本は、ボールを繋いで水谷琢からのパスを左サイドで受けた渡辺凌は、そこからPA内へと仕掛けて行くと、遅れてベネズエラの2番TINEOのタックルでPK、これを渡辺凌が自ら、GKの逆をつく左下に決めて、日本が決定的な3点目を奪う。
更に日本は攻勢を仕掛けると杉本太のスルーパスに抜け出した永島悠がGKとの1対1を作るが、GKが素晴らしい反応で足を出して止められる。
ベネズエラは少し集中が切れてきて、多少イラついているようなプレーが出てきて、それに対して日本は冷静にボールを回しながらチャンスを作っていく。
日本は攻撃の手を緩めず、85分に、仲村京に代えて会津雄を投入する。
ほぼ同じタイミングで、ベネズエラも最後の交代で、14番LA MANTIAに代えて20番CANTELEを投入する。
日本がポゼッションで有利に立ったまま、決定機を作るものの、GKの好セーブに阻まれて4点目は奪えず、しかし、日本が圧倒したままベネズエラに勝ち切って、日本が2連勝で、GL突破を決める。

日本快勝
ロシア戦に続いて、良いサッカーを展開しての快勝となった。
特筆すべきは、やはり、ロシア戦と大きくメンバーを入れ替えながらも、サッカーの質を落とさなかった事だろう。
前半の感想でも書いた通り、ロシア戦はどこか最後の部分で消極的だったのが、この試合は、そこからも積極的に崩しの姿勢を見せて、シュート数でも圧倒した。
相手のGKが良かった事もあって、3点で終わったものの、内容的には、後2、3点入っていてもおかしくない試合内容だった。
これだけ2試合目でやってくれば、1試合目のメンバーも発奮するでしょうし、最後のGL首位を争う3戦目のチュニジア戦はスタメンのメンバーが誰になるのかも含めて、非常に興味深い。

但し、やはりと言うべきか、多少守備面での課題は残った。
前半の失点シーンもそうですが、1対1での対決になった場合、どうしてもフィジカル勝負を挑まれると苦しい部分があって、何とか数的有利を保つ、囲みに行くことが出来れば良いのだが、その前に勝負されたり、単純に放り込まれた時に、ギリギリの対応になってしまう所がある。
ただ、初戦のゴールマウスを守った白岡が少しムラがあったのに対して、この試合の阿部航は安定した守りを見せていた。
このチームは全体的に身長が低く、FPで180cmを超えているのは、三竿健と中野雅だけである。
その中でGKの3人は全て180cm以上であり、それだけにゴール前での競り合いでGKの役割は重要になってくる。
あと一人の林も含めて、彼らには日本を支える守護神として活躍してほしい、それが、日本の思い切った守備のカギにもなってきそうだ。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。