2013年11月03日 [21:25]   ガンバ大阪 | スポーツ | Jリーグ/2013 

J2/2013 第39節 G大阪 vs 熊本

カウントダウンが始まり、残り4節となるJ2第39節。
現在2位、2連敗の後、漸く2連勝で持ち直し、ほぼ昇格を決めているが、優勝も決めたいG大阪。
下位18位に低迷も、ここ5試合は、3勝1分1敗と調子は良い熊本。
神戸と勝点差1あるG大阪としては、ここから先、勝点3が常に必要になる。

Jリーグ2013 Division2 第39節
万博記念競技場/11,402人
G大阪 4-0 熊本
(G大阪) 遠藤保仁(8分)、丹羽大輝(11分)、宇佐美貴史(41分)、佐藤晃大(86分)
ホームG大阪のスタメンは、1 藤ヶ谷陽介、21 加地亮、26 西野貴治、5 丹羽大輝、4 藤春廣輝、27 内田達也、15 今野泰幸、6 倉田秋、10 二川孝広、39 宇佐美貴史、7 遠藤保仁の4-2-2-2。
アウェー熊本のスタメンは、18 南雄太、5 矢野大輔、4 青木良太、24 筑城和人、28 堀米勇輝、2 黒木晃平、22 吉井孝輔、7 片山奨典、9 ファビオ、30 仲間隼斗、39 北嶋秀朗の3-4-2-1。

G大阪快勝
立ち上がり早々、8分、左サイドで崩しに行って、宇佐美がキープから戻したボールを二川が丁寧にゴール前に上げたクロスに対して、遠藤が完全にフリーで中央ヘディングシュートを決めてG大阪が先制。
更にG大阪は、セットプレーからチャンスを作ると、11分、左CKの倉田秋のボールに宇佐美がヘディングシュート、これはGK南が好セーブを見せるが、丹羽大が素早く反応して押し込み、G大阪が追加点を奪う。
その後も、G大阪は全体の動きも良く、ボールも良く回って、遠藤、宇佐美、倉田秋と惜しいシュートが生まれる、熊本はG大阪のボール回しに対して対応しきれず、走らされる一方で、攻撃を仕掛けようにも、人数がかけられずすぐに奪われるという展開。
G大阪が圧倒的な優勢の中で41分、右サイドへと展開から中へと入っていくパスを繋いで最後は宇佐美がDFよりも一瞬早くシュートを決め、G大阪3点目。
ゲームを後半もG大阪が支配して、熊本もスタートは前からプレッシングに行けていたが、G大阪のパス回しに翻弄された結果、足が止まって、G大阪の展開についていけなくなる。
ただ、G大阪も、前半よりかは前に入れる事が少なくなり、得点の気配はあまりなくなった中で、終盤、佐藤晃を投入すると、86分、今野泰がゴール前に入れたボールに、ファーサイドで佐藤晃が上手くDFの前に入って腹でのトラップからシュートを決め、G大阪4点目。
結局、そのままG大阪が勝利。

良いG大阪
この試合の勝利と、後の神戸と京都の試合結果で昇格が決まるG大阪だが、もし、この試合で決まらなかったとしても、ほぼ昇格は決まっている。
そう考えると、G大阪にとって最も重要になるのは、この後、昇格した先で結果を出せるかどうか。
元々、戦力が大きく落ちる事も無かったので、昇格は予想通りと言う事になるのだが、G大阪と言うクラブにとっては、昇格した後にどう戦うのかと言うのが重要になる。
その中で、この試合のG大阪のサッカーは良かった。
元々パス回しはG大阪のサッカーの特長ではあるが、しかし、パス回しに特化する結果、仕掛ける事が無くて、縦への動きが少なくなる。
特に、G大阪の選手の動きが少ないと、その傾向が顕著であるが、遠藤が前にいる事で、遠藤と宇佐美が前だけでなく、下がって、広がって、ボールを受けることで、そのスペースを倉田秋や二川が入るなどし、前線の動きが多くなって、そうなるとG大阪のパス回しに相手がついてくることが出来ず、結果、この試合の熊本のように翻弄される事になる。
このサッカーが出来れば、J1であっても、ACLであっても、結果が出せるだけに、良いG大阪をどれだけ出せるか、悪いG大阪をどれだけ出さないかと言うのが大切になろう。

気持ちの立て直し
熊本は、この試合は仕方が無いと考えるべきだろう。
既に昇格には届かず、降格も無いという事で、モチベーションを保ち辛いところではあるが、その中でも来季に向けて、また、今季で引退する北嶋秀に花道を用意するという意味でも、自分たちのサッカーをやっていくべきだろう。
この試合のG大阪は良過ぎた。
熊本にとっては、不運と言うほどのG大阪の出来であり、手も足も出なかった。
だが、そういうG大阪のサッカーを経験した事で、自分たちが目指すべきJリーグの高みを感じることが出来たとすれば、非常に良い経験だったと言えるだろう。
この試合の結果をマイナスにとらえるよりも、プラスとして、来季以降の昇格に向けて戦っていくべき。
なかなかボールが入らなかったものの、ファビオや仲間隼の動きは悪くは無かった、そこに堀米勇なども絡んで良いサッカーを作る気配はあった。
それを捨てずに、自分たちのサッカーに自信を失わずにやっていく事だろう。

遠藤のFW起用
この試合で3試合目となる遠藤のFW起用。
正直、動きの質というか、動き方と言うのはFWらしくない。
とはいえ、G大阪が2連敗と状態が悪い時の奇策としては面白い手であり、遠藤を前線に配する事で、最前線から動きが増えて、ボールを引き出すことが出来る、そうする事で、G大阪の悪い時の縦にボールが入らないという事が減った。
遠藤のプレー自体は、前でもいつもの中盤でも対して変わっていないが、中盤でのプレッシングではなく、前線でのプレッシングという事で、後ろの守備を整える時間を作っていて、それが中盤でのプレスに通じているし、更に、悪いG大阪時に、遠藤は中盤にいると前に出ずに、ボールを横に回してしまう為に、攻撃が止まってしまう。
そういう所で、遠藤のFW起用は、成功しているが、但し、現状では奇策として成功しているが、正攻法ではない。
事実、攻めて圧倒していて、得点も重ねているが、今一歩、チャンスの割にゴール前での決定的なシーンは少なくも感じる。
宇佐美も大分FWらしくなってきたとはいえ、ストライカーと言うべき存在が、欲しい所であり、やはり、最も遠藤が活きるのは中盤である事は間違いないと思える。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。