2013年11月10日 [17:51]   京都サンガF.C. | スポーツ | Jリーグ/2013 

J2/2013 第40節 京都 vs G大阪

残り3試合となるJ2第40節。
前節、何とか神戸相手に引き分けて、2位以内の自動昇格の可能性をギリギリ残した3位京都。
その京都が神戸と引き分けたおかげで、前節で自動昇格を決め、首位に返り咲いたG大阪。
京都としては何が何でも勝点3が絶対に必要な一戦。

Jリーグ2013 Division2 第40節
京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場/15,380人
京都 0-2 G大阪
(G大阪) 今野泰幸(27分)、大森晃太郎(86分)
ホーム京都のスタメンは、21 オ・スンフン、26 下畠翔吾、3 染谷悠太、5 内野貴志、16 福村貴幸、4 秋本倫孝、10 工藤浩平、18 倉貫一毅、9 三平和司、14 山瀬功治、7 駒井善成の4-1-2-3。
アウェーG大阪のスタメンは、1 藤ヶ谷陽介、21 加地亮、26 西野貴治、5 丹羽大輝、4 藤春廣輝、27 内田達也、15 今野泰幸、6 倉田秋、10 二川孝広、7 遠藤保仁、39 宇佐美貴史の4-2-2-2。

G大阪が勝利
立ち上がり、京都の方が良い形で入るが、最初の決定機はG大阪、4分、右サイドからのクロスに完全にフリーになった宇佐美のヘディングシュートだったが、これはGKの正面。
ここからG大阪がペースを握って前線が流動的な動きでボールを繋いで決定機を作り、15分には、G大阪らしいダイレクトパスで宇佐美が裏に抜けてシュートまで行くなど、惜しいシーンが出てくる。
27分、優勢に試合を進めていたG大阪は、左サイドに流れた宇佐美から藤春廣が追い抜いてクロス、これが合わずにGKが弾くが、このこぼれ球を今野泰がダイレクトでゴールに蹴り込み、G大阪が先制。
先制を許したことで、京都が攻勢に出て行くと、立て続けに決定機を作り出し、G大阪は、京都のプレッシャーが厳しくなって、なかなかボールを前線へと運ぶことが出来なくなる。
京都ペースの中で、劣勢だったG大阪だが、86分、うしろから来たボールをダイレクトで佐藤晃がDFの裏へとスルーパスを通すと、大森晃が受けてから冷静にゴールに流し込み、決定的な2点目を奪う。
結局、京都はゴールを奪えず、試合終了。

G大阪が競り勝つ
立ち上がり早々は、G大阪が試合の主導権を握ったが、先制点をG大阪が奪った以降は、京都がゲームを支配した。
京都が高い位置からのプレスでG大阪のボール回しを封じると、G大阪もミスが目立ってボールを持てず、京都がポゼッションでG大阪を上回り、惜しいシーンを何度か作り上げた。
しかし、G大阪は全体的に下がった守りで体を張って跳ね返し、京都のシュートまでいかせないなど、京都ペースながらも決めることが出来なかった。
終盤にG大阪が追加点を奪って試合を決めたものの、試合内容は京都が勝ってもおかしくない展開であった。
とはいえ、確かにポゼッションは京都が支配しているものの、得点の気配はあまりなく、試合の主導権を握っているにしては、チャンスの数はあまり多くなかったと思える。
内容的には京都が上回っているが、その中でここぞという所でゴールを決めるG大阪の強さも観れた試合だった。

決める力
京都とG大阪の差は、この決める力の差だったという所だろう。
京都は、横谷繁がG大阪との契約の関係で出場できず、山瀬功を中に置いて、三平和と駒井善の3トップを選択し、倉貫一との兼ね合いもあって、左サイドからチャンスを作る事が出来た。
山瀬功もフリーな動きでマークを外して良い形でボールを引き出していたのだが、高さの無い京都の攻めでは、裏を取りたい所だったのだろうが、G大阪が前ではなく下がってスペースを消してきた事で、ゴールを奪うのが遠かった。
3トップの出来が悪かった訳ではないだけに、この流れでゴールを奪えなかったのは、一つ、京都が決めきるだけの力を持ち得ていないという事になるのかもしれない。
ま、この辺は、やり方次第でもあるだろうが、久保裕が移籍して、正直な意味合いで言えば、ここ最近の京都にはこれはと言うストライカーが存在しない。
先の3トップ以外にも、宮吉拓や原、そして、横谷繁がいて、攻撃で組み立てる事は出来ても決めきるという事が出来る選手が不在とも言える。
今後、J1へと上がって行くにしても、何にしてもストライカーの育成は急務かもしれない。

強かな勝利
序盤のG大阪は、前節の出来を彷彿させるように、相手DFの間でボールを受ける事で、動きとパスで京都の守備を崩していった。
この辺のサッカーは非常に良く、リズムも良かったのだが、先制した事で、少しリズムが悪くなった。
同時に京都が良くなった事もあって、G大阪のサッカーは思い通りに出来なくなったのだが、そこで、無理をするのではなく、下がって守りを固める形で耐えた。
G大阪のサッカーは、どちらかと言うとラインを高く保ってボールを奪ってというのが、持ち味でもあったのだが、どちらかと言うと中盤の選手まで下がってゴール前で跳ね返していくのは、G大阪らしくないと言える。
しかし、京都に対して、それがはまって、裏を取らせず攻められながらも決定機を与えなかった。
全体での攻め上がりの部分でミスが目立って、カウンターとはいかなかったものの、危ない場面は少なくすることが出来ており、終盤に、ゴールで突き放した。
自分たちのサッカーを持っている強さ、その上で、その自分たちのサッカーをやめても結果を引き寄せる事が出来る強かさは、G大阪にとって必要な強さであり、だからこそ、J1に戻る上で、今一度大切になる。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。