2013年11月12日 [21:03]   コンサドーレ札幌 | スポーツ | Jリーグ/2013 

J2/2013 第40節 札幌 vs 神戸

残り3試合となるJ2第40節。
現在8位で、6位徳島との勝点差が3と可能性を残している札幌。
前節引き分けて2位以内を決められなかったが、既にG大阪が京都に勝利した事で2位以上が確定した神戸。
少しモチベーションが保ち辛い神戸に対して、何が何でも勝たないといけない札幌の戦い。

Jリーグ2013 Division2 第40節
札幌ドーム/18,088人
札幌 1-0 神戸
(札幌) レ・コン・ビン(37分PK)
ホーム札幌のスタメンは、30 杉山哲、2 日高拓磨、23 奈良竜樹、5 チョ・ソンジン、14 上原慎也、18 深井一希、4 河合竜二、19 レ・コン・ビン、10 宮澤裕樹、24 荒野拓馬、11 前田俊介の4-2-3-1。
アウェー神戸のスタメンは、30 徳重健太、25 奥井諒、4 北本久仁衛、5 河本裕之、3 相馬崇人、27 橋本英郎、6 エステバン、13 小川慶治朗、8 マジーニョ、10 森岡亮太、7 ポポの4-2-2-2。

札幌が逃げ切る
どちらも互角の立ち上がりを見せて、共に攻守両面で集中した入り方を見せる。
お互いにチャンスを作る様な展開の中で、徐々に縦に早い札幌の攻撃に対して、神戸がボール奪取の場所が下がってきて攻め上がりに時間が掛かるようになってくると、ミドルシュートが主体ではあるが、惜しいシュートが札幌に生まれると、36分には、右CKからの跳ね返されたボールに河合竜が放ったミドルシュートを北本久の手に当りハンドの判定、このPKをレ・コン・ピンが強烈なシュートで左下隅を抜いて37分、札幌が先制。
後半に入って、神戸は何とか攻撃に出たい所だが、なかなか札幌の守備を崩すことが出来ず、選手交代で状況の打開を図るものの、途中交代で入ったばかりの松村亮が足を痛めてすぐに交代。
終盤になると札幌も足が止まってきて神戸にもチャンスがあるが、札幌の方がカウンターからシュートまで行く機会も多く札幌ペースの試合展開は変わらず、最後の最後、アディショナルタイム終了間際、ゴール前に放り込んだボールに神戸が押し込みに行ったが、GKの杉山哲が体はゴールラインを割りながらもギリギリでゴールを許さず試合終了、札幌が逃げ切って勝利。

可能性を残す勝利
6位との勝点差が3であり、一敗も許されない札幌が見事に勝ち切った。
立ち上がりからお互いに攻撃への意欲と集中した守備を見せていたが、時間の経過とともに札幌が優勢に試合を進めだした。
ま、勝たないといけない札幌に対して、既にG大阪の勝利で自動昇格が決まってしまった神戸では、この試合に対する気持ちの部分での立て直しが出来なかったのかもしれない。
一旦、昇格で喜んだ上で、さぁ、試合となっても気持ちのコントロールが出来ない面があっても仕方が無いが、しかし、その部分を除いても、神戸よりも札幌の戦い方が一歩上回った部分も大きい。
札幌の攻撃の前に神戸の守備陣が下がってしまった為に、神戸の持ち味である高い位置でのボール奪取からのショートカウンターが出来なくなった。
その中で、神戸にとっては一種の不運ではあったが、しかし試合の流れからは必然的なPKと言う形でゴールが札幌に生まれた。
その後、神戸も攻めようという意欲を見せたものの、途中出場の松村亮がすぐに負傷で交代という事になって、結局、流れとしては札幌が優勢のまま試合を終えた。
これによって、札幌は何とかPOの可能性を残したものの、まだまだ厳しい戦いは続く事になる。

攻め上がれなかった神戸
神戸にとっては不運な試合だったように思える。
PKにしても、故意ではなかったので、主審によってはハンドを取らない可能性もありますし、札幌のペースダウンしてきた所で投入した松村亮が負傷退場したために、攻撃の駒が二枚切り切れないという事になった。
また、最後の最後も、ノーゴールだと思いますが、惜しい所でした。
ただ、不運で終るのではなく、内容的にも札幌の下だった事は間違いない。
特に、中盤でボールを奪って攻める神戸のサッカーにおいて、コンパクトに保つことが重要なのだが、前線に一気に入れてくる事で、札幌のサッカーに対して下がって受けてしまって、間延びしてしまい、攻撃に転じる際のエステバンや橋本英の位置が低くて、早い攻撃への展開が出来なかった。
結果として、どうしてもシュートまでなかなか行けず、逆に奪って早い札幌が積極的にミドルシュートを狙ってくることもあって、最終ラインが低い位置に釘付けにされてしまった。
思い切って前からプレッシングをかける事が出来なかった事、それが神戸らしいサッカーが出来なかった要因であり、この試合の敗因だろう。

思い切ったミドルシュート
とにかく札幌は積極的にゴールを狙って行ったことが奏功した。
絶対に勝たないといけない試合であり、勝つためには得点が絶対に必要な中で、前線の前田俊が基点となって、そこからの戻したボールから神戸の裏を取るのではなく、多少の距離があってもゴールが見えれば思い切って狙って行った。
その結果、神戸の守備は、どうしてもミドルシュートを警戒しないといけないが、しかし、前田俊が広く動いて、そのスペースに宮澤裕などが入ってくるために、最終ラインはラインを上げきれず、そうなるとミドルを警戒するために中盤が下がってと言う形で守るという事になり、札幌は更に河合竜や深井一もラインを押し上げての思い切ったサッカーが出来た。
ある種、勝たないといけないという試合が、細かい事を無視した積極性を産み出したともいう事になったのかもしれない。
河合竜のミドルシュートがハンドを呼んでPKを得たのもそうですが、積極性を見せた事が、ゴールを狙ったことが、神戸の攻撃すらも封じる、攻撃が最大の防御と言うサッカーで見事な勝利を引き寄せたと言えるだろう。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。