2013年11月18日 [22:33]   個人的な映画の感想 | 映画 | 実写映画感想 

くじけないでを観てきました

先日、以前から劇場で予告などがやられていて、気になっていた「くじけないで」が封切りになったので、さっそく観てきました。

いつも通りのネタバレがありますので、この後はご注意を。
さて、感想はと言うと、正直、思った感じではなかったという所だろうか。
昨年の今頃に、ツナグを観て、初めて映画を観て泣いたのですが、それと同じ事が今回はあるかと思っていました。
しかし、終わってみれば、そこまでと言うか、そういう映画ではなかったというべきか。

個人的には、トヨさんの詩で、何か壁に当っていたり、落ち込んでいる人が元気を取り戻したりするのかと思っていたが、そういう感じではなかった。
確かに、ゆめみとその父親、そして、上条医師に対しては、そういう事もあった、後は、息子の健一に対してという所でしょうね。
ただ、それも、どうにも思ったようなものではなかった。

上条先生に関して言えば、詩の内容もそうですが、上条先生自体がどう考えていたのか、ほとんど掘り下げていなかった為に、あそこでの上条先生の涙の意味が今一つ曖昧なんですよね。

そして、ゆめみ親子に関しても、上手く作れば涙を誘えるのだろうが、ゆめみの登校拒否と父親の関係性が曖昧でしたしね。

その辺がどうにも涙を誘える感じではなかった。
ま、元々がノンフィクションの作品ですから、あまりなかった事を入れづらいというか、そもそも、作られていない詩を使う事は出来ない訳ですから、制約が多くて出来なかったのかもしれませんね。

話自体は、トヨさんが、詩を書くごとに過去の話がよみがえってくるという作りでしたが、それ自体は良かったと思いますが、そうやって過去を掘り下げていくというのであれば、どうせなら、それをもっと話の流れとして組み込んでいくべきだった。
そうですね、どうせなら、健一が詩を読みながら、徐々に自分の知らなかった母親の事を知っていく、それによって、健一が真面目になるというと言い方はおかしいかもしれないが、柴田家が変わっていくという話にしても良かったと言える。
ただ、トヨさん自身が過去を思い出すだけのような話の筋になってしまって、本を自費出版した所までこぎつけたが、しかし、それ自体も、何と言うか、中途半端だったんだよなぁ。

作り方に関して、どこかで一つの筋に絞れば、もっと良くなったと思うのだが、それが、色々とやった結果、上手くまとめられなかったという感じかもしれませんね。
面白くなったと思える作品だと思えるだけに、少し残念でしたね。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。