2013年11月23日 [17:54]   ジュビロ磐田 | スポーツ | Jリーグ/2013 

J1/2013 第32節 磐田 vs 横浜M

J1も残り3試合となる第32節。
現在3連敗中、ここ6試合勝ち星は無く、既に降格が決まってしまった17位磐田。
前節名古屋に敗れてしまったものの、2勝2分1敗と、何とか首位を保っている横浜M。
磐田が一矢報いるのか、横浜Mが優勝に向けて勝利をおさめるのか。

Jリーグ2013 Division1 第32節
ヤマハスタジアム/13,790人
磐田 0-1 横浜M
(横浜M) 中澤佑二(69分)
ホーム磐田のスタメンは、21 八田直樹、5 駒野友一、2 菅沼駿哉、33 藤田義明、20 山本脩斗、22 チョン・ウヨン、50 カルリーニョス、23 山本康裕、37 安田理大、9 山崎亮平、18 前田遼一の4-2-3-1。
アウェー横浜Mのスタメンは、1 榎本哲也、13 小林祐三、4 栗原勇蔵、22 中澤佑二、5 ドゥトラ、8 中町公祐、27 富澤清太郎、7 兵藤慎剛、25 中村俊輔、11 齋藤学、18 マルキーニョスの4-2-2-2。

横浜Mが勝利
磐田は中央の中村俊に対して、カルリーニョスやチョン・ウヨンがきっちりとマークしていくと、横浜Mはサイドを主体に攻めるようになる。それに対して、磐田もサイドで勝負した後、ボールを奪うと、横浜MのSBが上がった裏を狙ったカウンターを仕掛ける。
ただ、徐々に横浜Mが仕掛ける時間が増えていくと、33分にはゴール正面、少し距離があった所でえたFKを、中村俊が蹴ると見せかけて強烈なマルキーニョスのシュートは、僅かにGK八田直が触ってバー。
試合は完全に横浜Mペースで、ただ、磐田守備陣は集中して得点を許さず。
しかし、69分、左CKからニアサイドに合わせたボールは、マルキーニョスが飛び込んでヘディングシュート、八田直が素晴らしい反応で一旦は止めるも、こぼれ球をファーサイドで待ち構えていた中澤佑が押し込んで、横浜Mが先制。
その後も横浜Mのペースで試合が進むが、終盤にきて、磐田も攻勢を仕掛けたものの、ゴールを奪えず、試合終了、首位横浜Mが勝利。

ゲームをコントロールした横浜M
この試合のキープレイヤーは中村俊になると思われたが、磐田は中盤でしっかりと中村俊に対してマークを外さず、プレーをさせないようにした上で、相手のサイドからの攻撃に対して裏を狙っていたのだが、しかし、序盤にはできた磐田のカウンターに対して、横浜Mは対応して、中盤の底の二人が上がったSBの裏もカバー、更に、中村俊がサイドに流れる事で、逆サイドを手薄にしたり、中央で基点を作ったりする。
得点自体はセットプレーからの1点でしかなかったものの、しかし、ゲーム自体は横浜Mがしっかりとコントロールしており、1点だけで十分だという判断もあったのが、無理に攻めない、隙があれば追加点と言うのを狙った戦いを見せて、横浜Mがきっちりと横綱相撲と言うべき、余裕のある戦いで勝利を決めた。
磐田としては、既に降格が決まっているのだが、だからこそ首位の横浜M相手に一矢報いたいという事で、狙いをもって入ってきたのだが、横浜Mが柔軟に対応してゲームをコントロールしてきた中で、カウンターを仕掛けるという事が出来なくなり、全体が下がって前線は孤立、完全に横浜Mの前に屈した試合になってしまった。

完敗の磐田
得点自体は、確かに1点差での敗北ですし、失点自体はセットプレーからですから、結果だけみれば、横浜Mに対して互角にやれていたとも見れる。
しかし、実際の内容は完敗と言えるだろう。
序盤こそ互角に戦えたのだが、その後、徐々に押し込まれ出すと、やり返す事が出来ず、押し込まれて自陣深くにほとんどの選手が押し込まれてしまい、前線にボールを送る事も出来ずカウンターは仕掛けられなくなった。
磐田にしたら、サイドでの勝負で勝ちたい所だっただろうし、その為に中央では中村俊に基点とならせないようにしたかったと思うのだが、それを逆手に取られる形になってしまった。
八田直が当っていた為に、ギリギリで止める事が出来たのだが、徐々に、横浜Mの攻撃に対応できず、序盤の厳しさが終盤には荒さになって、中村俊に対して少々危険なファールもやってしまったりと、正直、磐田の悪い流れ、悪いものが出てしまった試合だったかもしれない。

復帰した中村俊輔
肝炎(でしたっけ)で入院していた中村俊が、この試合から本格的に復帰。
とはいえ、中村俊がいない間は、代表戦などもあって、あまり試合が無かった事もあって、また、本人の回復が早かった為にすぐに復帰してきた。
しかし、この試合の中村俊は病み上がりとは思えないプレーを随所に見せた。
前線からボールを追うというのもそうだが、オフ・ザ・ボールの動きでも際立っていて、自分にマークがつくのであれば、それを逆手にとって自分が流れる事で、そこにスペースを作ったり、わざとボールを持ってファールを誘うなど、中村俊らしい頭のいいプレーを見せた。
得点シーンも、ニアサイドに入ってきた選手を狙って、マルキーニョスのシュートこそ止められたものの、その頭にピンポイントで合わせるようなスピードとコントロールのキックは健在ですし、本当に際立ったプレーを見せた。
今季の横浜Mは、ベテランの頑張りが大きいが、何よりも中村俊のチームと言うべきシステムで戦っており、だからこそ、彼の出来がチームの出来を左右する。
それを考えると、この試合の中村俊の出来を考えれば、この後、残り2試合、横浜Mには死角が無いかもしれない。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。