2013年12月01日 [20:34]   サガン鳥栖 | スポーツ | Jリーグ/2013 

J1/2013 第33節 鳥栖 vs 浦和

残り2試合となったJ1第33節。
前節川崎Fに敗れてしまって、首位横浜Mとの勝点差は4の2位浦和。
対する鳥栖は、現在13位ながらも、C大阪、鹿島と言う上位陣を含めて3連勝中と好調。
浦和は優勝の為にも絶対に勝たないといけない試合で、大きな壁が立ちはだかってきた。

Jリーグ2013 Division1 第33節
ベストアメニティスタジアム/20,196人
鳥栖 4-1 浦和
(鳥栖) 早坂良太(15分)、豊田陽平(37分、90分PK、96+分)
(浦和) 那須大亮(92+分)
ホーム鳥栖のスタメンは、33 林彰洋、15 丹羽竜平、36 菊地直哉、5 坂井達弥、3 磯崎敬太、28 高橋義希、14 藤田直之、25 早坂良太、22 池田圭、10 金民友、11 豊田陽平の4-2-3-1。
アウェー浦和のスタメンは、1 山岸範宏、46 森脇良太、4 那須大亮、5 槙野智章、7 梅崎司、13 鈴木啓太、22 阿部勇樹、3 宇賀神友弥、8 柏木陽介、24 原口元気、30 興梠慎三の3-4-2-1。

鳥栖が大勝
落ち着いた試合の入りから徐々に鳥栖のサッカーが浦和を押し込み、浦和はサイドを主体に押し込まれて後手に回る事になると、15分、右CKからニアサイドの手前に落とすようなボールを入れると池田圭がアウトサイドで合わせるようなシュート、これはバーに当たるが、こぼれ球をDFの前に体を投げ出すようにして早坂良が押し込み鳥栖が先制。
先制を許した事で浦和は目覚めたように攻勢を仕掛けて行くと、25分には柏木陽のミドルシュートがバーに当たるなど惜しいシーンも出てくる。
浦和が同点を狙う中で、GKからのクリアボールを鳥栖が跳ね返すと、それを素早くDFの裏に落として、完全にフリーになった豊田陽が当り損ねのシュートになるが、これが無人のゴールに転がって、鳥栖が37分、追加点を奪う。
後半は、浦和がペースを掴み、槙野智もゴール前まで入っていくなど決定機を演出していくが、ゴールを奪う事が出来ない、2点差のまま終了かと思われた終了間際、カウンターで完全に抜け出した豊田陽に対して、左サイドの金民友からのパスが入った所で裏を取られてしまった鈴木啓が後ろから倒してPK、これを豊田陽自らが冷静にGKの逆に決めて、90分、鳥栖が3点目を奪う。
アディショナルタイムに、自陣でボールをカットした那須大が右サイドへとボールを展開させてから一気に相手ゴール前に入ると、そこに柏木陽のピンポイントでのボールが入って、それをヘディングで合わせ、浦和がここで漸く1点を返す。
諦めない浦和が何度となくチャンスを作るが、高い位置で水沼宏がボールを奪い返すと、中に入れたボールを金民友がシュート、これは山岸範が止めるが、こぼれ球を豊田陽が押し込んで鳥栖が4点目、豊田陽はハットトリック達成。
このゴールで試合は終了、4-1で鳥栖が大勝。

浦和が優勝を逃す
負ければ優勝を逃す試合で、浦和はまさかの大敗と言う結果になった。
序盤から、どこか浦和の立ち上がりはフワッとしていて、鳥栖が主導権を握ると後手に回って、浦和らしさが出てこない展開だった。
勝たないといけない試合と言うとこでプレッシャーを感じていて、動きが固かったり、重かったりと言うよりも、どこか心ここに非ずというような試合の戦い方になり、その曖昧なサッカーが鳥栖につかれてゴールを奪われてしまった。
その後、浦和も反撃に出て行くのだが、どうにも集中を欠いたようなプレーは最後まで続いてしまって、4失点とも、もう少し集中していれば、どうにかなったのではないかと言うプレーによっておこった。
鳥栖の方は、今季のホーム最終戦と言う事で、上手く試合に入ったという所でしょうね。
鳥栖らしく奪ってからのサイド攻撃で、豊田陽を活かすというサッカーが浦和相手に完全にはまって完勝。
浦和にとっては、一番重要な試合で一番勿体無い試合をしたと言えるだろう。

浦和4位に
この試合の敗北で、浦和は4位に後退。
3位鹿島との勝点差が1、得失点差では上回っているので、ACL出場権の3位以内の可能性は残っている。
最終節、C大阪に勝つことが条件というよりも、広島と鹿島が直接対決をするので、勝てば3位に行く事が出来る。
優勝こそ逃したものの、浦和としては、何としても勝ってACL出場権の3位になりたいところ。
その為には、この試合のような集中力を逃したような試合は避けないといけない。
しかし、それにしても、この試合の浦和のフワッとしたような感じは何だったんだろうか。
連戦が続いていたり、このタイミングで、優勝争いや降格争いから関係ない所にいるチームが、モチベーションを保てず、集中力を失う事もあるが、浦和にとってみれば、勝たないと優勝が無い試合であったにも限らず、そんな雰囲気は無かった。
正直、この試合のサッカーを観て、浦和が優勝争いをしているという風には感じることが出来なかった。
1年間にリーグ戦で34試合、NCで最低でも6試合だったり、天皇杯もあるので、40試合以上の試合数があり、そのすべてでベストを尽くすのは、プロならば当たり前だとしても、流石に不可能だろう。
それでも、出来るだけベストの戦いが出来る事、その上で、何よりもこういう重要な試合だからこそきっちりと戦えることが、強いチームへの条件だろう。

豊田陽平
見事にハットトリックを決めた豊田陽。
ポストプレーに問題があるものの、高さだけでなくスピードもあるので、裏に抜けるプレーが出来て、この試合は、何度も上手くDFの死角に回る動きで裏を取っていった。
現在、代表においては、先日の欧州遠征でゴールを奪った事で、大迫勇と柿谷曜が一歩抜けた感じがある。
1トップを選択している代表において、FWの枠は、2枠か多くて3枠。
現状で、柿谷曜がほぼ確定で、先日の大迫勇が一歩リードとして、後一枠か、もしくは大迫勇と争う席に、ハーフナーと争うという所でしょうかね。
ゴールを量産しているから、代表へと言う意見も分かるが、必ずしも代表に合うとは限らない為に、指標でしかないのは当たり前ですけれども、この試合の豊田陽のようなプレーはFWの自信にも繋がる上に、それがゴールを引き寄せる事もある。
このタイミングでのハットトリックは、豊田陽の非常に良いアピールになったと思える。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。