2013年12月27日 [20:41]   映画の感想 | 映画 | アニメ映画感想 

ルパン三世VS名探偵コナンを観てきました

さて、先日、「ルパン三世VS名探偵コナンTHE MOVIE」を観てきました。
TVスペシャルからの劇場版化ですが、結構、TVシリーズが好評だったという事なんでしょうね。

いつも通りのネタバレがありますので、ご注意を。
面白かったですね。
ルパン三世VS名探偵コナンと言う形で、実際にも対峙する部分もありますが、TVスペシャルと同様に、どちらかと言うと対決軸よりも共闘の色合いが強いですね。
その意味では、オマージュと言うか、最初に思いつく「ルパン対ホームズ」と異なって、"VS"というのが何というか違和感を感じますね。

ただ、TVスペシャルがどちらかと言うとルパンの世界にコナンが入っていった感じですが、映画版は、コナンの世界でルパンのストーリーを展開したような感じですね。
ま、実際に、帝丹市で起こった一連の事件ですしね。
しかし、ストーリー的にも主要キャラ的にもルパンの方が比重が大きい、コナン側はどちらかと言うといつものメンバーって所ですからね。
で、ルパン側は、TVではどちらかと言うと次元が優遇されていて、他はあまり出ず、その煽りをうけまくったのが、五ェ門でしたが、今回は、結構活躍しましたね。
また、コナン側でも少年探偵団と、何よりも灰原の活躍が目立ちましたね。

全体的にキャラクターにある程度以上のスポットを当てておいて、それでいてストーリーをしっかり展開させる、更に言えば、ルパン風のコミカルな部分、ギャグだったりも入っていて、それがストーリーの盛り上げにも一役買っているという所で、こう言っては何ですけども、コナン単体の映画よりも格段に面白いものになっていますね。
コナンだけだと、どうしてもギャグ部分が寒いのと、徐々にコナンが超人化してきていますからね。
その部分をルパンが担う事で、上手くストーリーのバランスが取れているという所でしょうね。

ところで、ルパンに関して言えば、コナンの世界のライバルの一人である、怪盗キットよりも少なくとも変装能力は上なんでしょうね。
キットの変装は、顔を引っ張ればマスクがはがれるというものですが、ルパンのマスクは、引っ張っても外れてないというのを見せて、キットよりも上だと見せていた。
ま、最後の最後でキット側のリベンジもあって、痛み分けっぽく見せてはいるが、日本のルパンよりも、ルパンの孫の方が上という所なんでしょうね。
ただ、金庫の扉への変装って・・・いや、確かに金庫の扉が内開きなら、可能か・・・

で、ストーリーの中で気になった点を挙げると2点、いや、3点か?
一つは、クライマックスのシーンで、ヴィスパニア鉱石が精密機械に影響を与えて誤作動を起こさせるものだというのは分かった。
結果として、戦闘機や輸送機の機器が一瞬ブラックアウトしたのも分かるし、近代兵器においては、戦闘機などは精密機器の塊であり言うに及ばず、ミサイル一つとっても精密機器が詰め込まれている。
つまり、精密機器を誤作動を起こさせる事は、非常に大きな兵器となりえる・・・
たださ、それでミサイルが分解するってどうよ・・・本来ならば、ミサイルは機能停止して落ちていくとか言うなら分かるんですけどね、あれだと、破壊兵器になりえるが、それなら輸送機が同じように分解していないのがおかしいですからね。
演出の都合にしても、無茶苦茶な気がするな。

そして、2つ目と3つ目が合わさる部分があるが、灰原は不二子の事を詳しく知っているという事だろうか。
それは、誰に聞いたのか? 確かにルパン自体は有名だという設定ですし、不二子も裏の世界では有名なのだろう。
ただ、だからといって、黒の組織にいたとはいえ、一研究者であり、高校生位だった宮野志保が知っているのもおかしな話だ。
とすれば、両親なり、黒の組織なりとつながりがあったという事か?
であれば、黒の組織に情報がいっていないのだろうか?
そして、それと同じく気になるのは、ルパンはどうやってコナン達の情報を知ったのか?
あの世界でコナンの秘密を詳しく知るのは、コナンおよび灰原から聞いている、博士に新一の両親くらいだろう。
キットや服部が知っているのは偶々ですからね。
その博士や新一の両親並に情報をどこでルパンは手にしたのか?
確かにTVなどを観ていて、ルパンと行動を共にしているのは、仲間らしい仲間は次元と五ェ門くらいでしょうけども、組織としてはバックに多くの部下を抱えているような描写もある。
それを考えて、情報網を持っているのは間違いないが、でも、それにしては詳しすぎないか?
不二子はAPTX4869のことまで知っていましたからね。
で、もしルパンの組織が情報を手に出来たとしたら、黒の組織は何故コナンの事を知らないのか?
ベルモットが抑えているという事なんだろうか? この辺が不思議ですね。
黒の組織って、もしかしたら大した組織じゃないんじゃないのかと思えても来ますしね。

最後にルパン三世に関しては、山田康雄氏が亡くなってから、モノマネをしていた栗田貫一氏になった時には、少し違和感があったものの、今や完全に栗貫のルパン三世になっていますが、納谷悟朗氏の代わりの山寺宏一氏に違和感を感じなかったのは、流石の天才声優でしょうね。
ただ、今回のルパン一味に関して、次元を除けば、TVの時と代わっているんですよね。
年なのだから仕方が無いし、何よりも今年納谷氏が亡くなって、ルパンと銭形という二人の主役の声優が既にこの世にいないんだと思うと、時間の流れを感じますね。
関連記事

Re Comments.

Comment Form.

  管理者にだけ表示を許可する 
名無し及び発言のたびにHNを変える(固定名を使わない)、元の記事に関係の無いコメントなど一般的なマナー違反が発覚した場合、もしくは、公衆良俗に反するような記述など、管理人の判断で、記入者の了解を得ず、一方的に削除いたします。

    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。