2006年11月30日 [01:21]   サッカー日本代表 U-21 | スポーツ | ドーハ2006 

アジア大会 日本vsパキスタン

やはりというべきか、ドーハと聞けば、どうしてもアメリカWC最終予選でロスタイムにイラクに同点に追いつかれ出場を逃した、所謂ドーハの悲劇を思い浮かべてしまいます。

ある意味、日本にとっては因縁の地での大会。
内容と結果、時期から考えても、本来は非常に重要な大会であると言えるだろう。

パキスタン戦前日 U−21選手コメント(スポーツナビ)
パキスタン戦前日 反町監督会見

ドーハ・アジア競技大会2006 F組 第1節
日本 3-2 パキスタン
(日本) 本田圭(3分)、谷口(33分、56分)
(パキスタン) ラスール(60分)、アクラム(80分)




日本は、五輪を考えてU-21代表だが、パキスタンは勝利を目指すために、U-23+オーバーエイジというメンバーできた。
日本は、平山とカレンの2トップの、3-5-2かな?
GKは松井、DFは左から水本、青山直、一柳。MFは左に本田圭、右が辻尾、中盤の底に谷口と青山敏、トップ下に増田という形ですね。
対して、パキスタンは、5-4-1と非常に守備的なフォーメーションだが、前線3枚が高い位置からプレスを行い、DFラインも高めとガチガチの守備的というわけではなさそうだ。

日本は開始早々、最初のチャンスでFKを得た。その良い位置からのFKを本田圭の左足が見事にゴールを決めて先制。
序盤から、力に勝る日本が押していく。南アジアチャンピオンのパキスタンだが、日本の動きについて来れないのか、中盤の高い位置から選手を配置してくるが、ボールを追いきれず、中盤でボールウォッチャーになっており、日本にはプレッシャーが掛かってこない。
結果的に、中盤でボールをキープできる日本が、圧倒的にボールを支配して、サイドに散らして攻め込んでいく。
ただ、流れの中からの崩しは、増田の飛び出しのみかな? セットプレーからは非常に得点を感じさせる事が多い。
10分を過ぎると徐々にパキスタンも日本の動きの早さ、攻守の切り替えの早さに慣れてきたのか、中盤の高い位置からプレスが掛かるようになってきて、チャンスを作る場面が出てきた。
しかし、そのプレスも荒いラフプレーは多いが、韓国や北朝鮮、中国といった東アジアのような激しさ、厳しさは感じない。
前半も終盤に再びセットプレーからチャンスを作る、CKの2次攻撃で青山敏からのDFラインの裏に送ったフィードをカレンが中に折り返し、それを飛び込んだ谷口がゴールして、追加点をあげる。
試合の流れ的には、特に大きく変わらず、日本が早いパス回しと最終ラインでのボール回しで、ボールを支配しながら、攻撃のテンポアップまでは至らず、主導権は握っているが、圧倒的に優勢というほどまではいかずに前半を終了。



前半は、課題だった試合の入り方で、本田圭がFKからゴールを奪った事で非常に良い形で入れた。
また、前回の韓国戦で課題の一つだった、サイドを崩しながら、ゴール前に飛び込む選手が少ないという点は、この試合、平山、カレン、増田に更には谷口や青山敏も入ることで、特にセットプレーでは非常に得点の可能性を感じる。
ただ、攻撃に入るときの前線へのボールの運びが遅く、パキスタンがDFラインを整える前に攻めるという機会がほとんど無い。
また、サイドの本田圭と辻尾にボールが入ったとき、その2人を追い越す動きやフォローする動きというのがあまり見られなかった。
それと、韓国戦で動きが戻ってきた平山がこの試合は、再びキレがあまり見られない。ただ、得点しようという意識は非常に高いようで、その点は良い傾向だ。
後は、非常に詰まらないトラップミスで攻撃に入れないといったシーンも目立ったのは問題だ。



後半開始時に、パキスタンは4バックに変更して攻撃陣を1枚追加してきた。
その後半早々、パキスタンのタックルで青山直が負傷、一旦戻ったが、プレー続行不可能というところで、自らピッチを出る。
非常に気になったのだが、青山直は出たいタイミングで、日本は最終ラインでゆっくりとボール回しを行っていた。
これは若いとか試合経験が無いとか、そんなレベルで納得してはいけない。青山直は審判へアピールするか、アピールのためにピッチに倒れこむなどする必要がある。
また、他の選手は、回しているくらいなら、大きく外に出せば良い。
単純に、サッカーを行う上での試合の仕方をもっと学ぶべきだ。
その青山直に代えて、田中が投入、右SBとなり、本田圭が左SBに下がっての4バックとなる。
そして、57分、CKからのこぼれ球を辻尾がシュートしたボールを谷口が合わせてゴール3点目を決めた。
ただ、その後、パキスタンのFKを直接決められて、1点を返された。
日本が3点目を決めたあたりから、試合が荒れだし、それに合わせて日本がボールをキープしているが、主導権は徐々にパキスタンが握り、チャンスを作るようになってくる。
77分、後半完全に運動量が落ちていた平山に代えて、前田を投入する。
完全に運動量が減った日本に対して、パキスタンが優勢に試合を進める。日本は、最終ラインでボールを回すので、ポゼッションは高いのだが、中盤でボールを奪われるシーン多くなり、守備も後手に回るシーンが増えてくる。
そんな中で、アクラムからミドルシュートを豪快に決められて、1点差に詰め寄られる。
84分に、日本は増田に代えて本田拓を投入し、守って逃げ切り体制に入った。
88分、この試合青山敏に2枚目のイエローが出て退場。
終盤にきても運動量の落ちないパキスタンが主導権を握り、圧倒的優勢に試合を進めてくる。
日本はなかなか時間を稼ぐ事も出来なくなってくる。
最後は、何とか日本が逃げ切る。



後半、早々に平山がスタミナ切れで存在感を消す。また、青山直が負傷退場する際の拙いプレー。
更に言えば、運動量が減った上に、1点差まで詰め寄られた時に、反町監督は勝点3という選択をして本田拓を投入した、その意図は明確でありながら、日本はゆっくり時間をかけてボールを回せば良いにも拘らず、中盤で簡単に相手にボールを奪われるという事を繰り返す。
結果的に、奪われたボールを奪い返そうとして青山敏が累積警告の退場という結果。
前半良い形では入れただけに、後半の試合運びは無様としか言い様が無い。
単純に若さとか試合経験の無さとかそんなものだけではなく、決定的にまで試合運びが下手。Jリーグで試合に出ている選手が多いにも関わらずの、こんな試合運びではJリーグで何をやっているのかという事になる。

予想以上の苦戦? あまりの出来の悪さに、数字的には結果的に勝ったが、後5分続けば同点、10分で逆転されていたのでは?
試合後の両チームの表情を見れば、どちらが思い通りの試合をしたかが良く分かる。

2位でも勝ち抜ける可能性があるが、確実に上に行くためには1位になる必要がある。当たり前だが、シリア、北朝鮮に勝たなければいけないが、厳しい試合になることには変わりないな。
何となく、余裕を見せすぎた結果のグループリーグ敗退の文字がチラついてきた、それだけ後半25分を過ぎてから試合運びは稚拙すぎる。

8強入りへ好スタート 日本、確実に勝ち点3(スポーツナビ)
何が? どこが? 好スタート? 勝ったから? 確実に勝点3?
これほど不安を感じさせるスタートも無い。
試合時間が、50分なら問題なく、好スタートだろうが、快勝だろうが、完勝だろうが、言っても構わないが、あの試合内容ではなぁ。
確実に勝点3というが、ただでさえ選手層が薄いのに、中盤の守備の要である青山敏が出場停止。DFの青山直も状態が不明。
これで、どうやって喜べと言えるのか?

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2006/11/30 11:01:06[スポーツブログ漂流記]

    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。