2013年12月23日 [18:20]   FIFAクラブワールドカップ | スポーツ | FCWC/2013 

FCWC2013 広州恒大 vs アトレチコ・ミネイロ

FCWCの3位決定戦。
バイエルン相手に完敗を喫した広州恒大と、開催国のラジャ・カサブランカにまさかの敗北を喫したアトレチコ・ミネイロ。
広州恒大としてはバイエルンに敗れたが南米王者を相手に勝利を目指したいが、アトレチコ・ミネイロとしても、3位に入らないといけないな。

FIFA クラブワールドカップ Morocco 2013
【M7】3位決定戦 スタッド・ドゥ・マラケシュ/37,774人
広州恒大(AFC) 2-3 アトレチコ・ミネイロ(CONMEBOL)
(GZE) MURIQUI(9分)、Dario CONCA(15分PK)
(CAM) DIEGO TARDELLI(2分)、RONALDINHO(46+分)、LUAN(91+分)
アジア王者、中国の広州恒大のスタメンは、22 LI Shuai、5 ZHANG Linpeng、6 FENG Xiaoting、28 KIM Younggwon、32 SUN Xiang、10 ZHENG Zhi、16 HUANG Bowen、15 Dario CONCA、29 GAO Lin、9 ELKESON、11 MURIQUIの4-2-1-3。
FCWC2013広州恒大vsアトレチコミネイロ
南米王者、ブラジルのアトレチコ・ミネイロのスタメンは、1 VICTOR、2 MARCOS ROCHA、3 LEONARDO SILVA、4 REVER、14 LUCAS、5 PIERRE、28 JOSUE、9 DIEGO TARDELLI、10 RONALDINHO、11 FERNANDINHO、7 JOの4-2-3-1。

アトレチコ・ミネイロが勝利
立ち上がり早々、アトレチコ・ミネイロが相手陣内でパスカットから右サイドてワンツーで抜け出してのクロス、これにDFの前に走り込んだ9番のシュートが決まり、2分に先制。
対する広州恒大も9分、裏に抜け出した9番ELKESONのシュートがバー直撃、こぼれ球を29番GAOが中に折り返して、11番MURIQQUIが押し込み同点に追いつくと、14分には、裏に抜けた29番GAOにボールが入るが、GKが一旦は止めるも、こぼれ球を競りに行った所で、14番LUCASが後ろから当ってファール、広州恒大はPKを得ると、15番CONCAが見事に左に決めて、広州恒大が逆転。
完全にリズムに乗った広州恒大が、チャンスを作って行くが、同じくアトレチコ・ミネイロもエンジンが掛かったかのように攻勢を仕掛けだして、どちらにも決定機が生まれてくる。
どちらが次の得点を取るかと思われた中で、前半終了間際、良い位置でFKを得たアトレチコ・ミネイロは、10番RONALDINHOが短い助走からゴール右隅を狙ったキック、これにGKは一歩も動けずゴールに吸い込まれて、同点に追いつく。
どちらも得点チャンスがあるが、後一歩ゴールを奪えず、同点のまま時間が経過していく、
そんな中で、87分、10番RONALDINHOと37番ZHAOがやり合い、RONALDINHOに対して報復行為という事でRC、一発退場。
アディショナルタイムに入った所で、アトレチコ・ミネイロはカウンターで9番DIEGO TARDELLIからのパスを27番LUANがオフサイドギリギリで抜け出して受け、冷静にゴールに蹴り込み、アトレチコ・ミネイロが勝ち越す。
そして、そのまま試合は終了し、アトレチコ・ミネイロが勝利。

攻め合った試合
広州恒大が、相手が南米王者であろうと攻める意識を捨てなかった。
一つには、開始早々に失点した事が大きかったかもしれないが、点を奪いに行かないといけないために攻めた事で、試合を大きく動くことになった。
両チームとも点を狙う展開の中で、広州恒大はすぐさま逆転をした。
その後、同点にされてしまったものの、後半もどちらかと言うとアトレチコ・ミネイロが優勢ながら、広州恒大も負けじと攻めて、両チームとも惜しいシーンを作り上げて、どちらが点を取るのかと言う展開になった。
ただ、お互い攻めながらも点を取る決め手を欠いた所で、RONALDINHOの退場が試合を決めたかもしれない。
単純に考えると、それでアトレチコ・ミネイロは一人少なくなり、大きく差が無い展開だった事を考えたとしたら、これで広州恒大が有利になるという部分があった。
場合によるとそれが一瞬の油断になったのか、27番LUANの飛び出しに際して、広州恒大は完全に見失っていた。
オフサイドかどうかという点では、微妙な判定かもしれないが、その結果追う選手も遅れて、完全に余裕を持たせてしまった。
攻め合った試合の中で、お互いの集中力を殺ぐ結果になった退場劇だったが、そこでの対応に関しては、経験と言う部分なのか、アトレチコ・ミネイロが上回ったという事だろう。

悪くは無かった広州恒大
LIPPI監督の下で成長した広州恒大のサッカーは、相手がアトレチコ・ミネイロでも引く事無く真っ向から対決して、互角の戦いが出来た。
一つは、確かに攻撃に出ていたものの、守備の部分での集中力、中盤の底にいる10番ZHENGと16番HUANGの二人を中心に良く守っていた。
失点はしているものの、集中した守備でアトレチコ・ミネイロの攻撃を封じた。
それだけに、最後の最後で油断した事が悔やまれる所だろう。
外国籍トリオの攻撃に頼る部分は大きかったものの、守備からの攻撃という事を出来ていた、それが広州恒大のサッカーをここまで押し上げてきていたが、最後の最後、そこが広州恒大の甘さになるだろう。
それでも、この結果は、そして、この経験は彼らを今後のアジアの舞台で、日本勢にとって、Jリーグ勢にとっての強敵になってきそうだ。

残念な退場
報復行為はいただけない。
ただ、RONALDINHOのみの退場と言うのは、判定として不可解だ。
先に書いたように報復行為はいただけないために、RONALDINHOに対してカードが出るのは仕方が無いが、しかし、確かにボールに行っていたとはいえ、ZHAOの行いもカードの対象だろう。
この試合、WCの名を冠した大会の3位決定戦にしては、少し判定が不安定な部分で、どちらが有利になるという判定ではなく、どちらに対しても一様に不安定な判定だったように感じた。
それでも、両チームの攻め合いのサッカーが本当に面白い試合にしてくれた。
それだけに、試合を決めるような結果にもなったRONALDINHOだけの退場という判定は、少し残念だった。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。