2014年01月26日 [20:07]   川崎フロンターレ | スポーツ | その他/2014 

【特別対談】を読んで

川崎Fのホームページ上で、大東チェアマンと中村憲の対談の模様がアップされている。
先日、大東チェアマンのインタビュー記事を読んで感じたように、ここでも、結局、何故と言う疑問には答えていない。
【特別対談】中村憲剛選手(川崎F)×大東和美Jリーグチェアマン(川崎F公式サイト)
結構長いですが、読んで感じる事は、中村憲は選手の立場でありながらも、クラブやサポータ、そして、Jリーグを良くしていこうという考えが見えて、アイデアが多くはないですが、こうならないか、こうした方が良いのではないかと言うのが出てくるんですよね。
それに対して、大東チェアマンの方は、金が無いから無理と言う話で終始している。
確かにお金は大切ですし、無ければ何も出来ない。
但し、では、そのお金を稼ぐためのアイデアがJリーグにあるのかと言うと全くない。
途中で中村憲が語っているのですが、

選手がメディアに出て行くこともそうだし。個人的にはいろんなジャンルにどんどん露出して行くべきだと思います。
(中略)
サッカー選手って、けっこう出たがりな選手が多いと思います。中には本当に無理だって人もいますけど。チームの垣根を越えて、やりたい人が出て行けばそれが露出につながる。選手が切り売りしてアピールしなきゃいけない時代に入ってきているのかなと感じます


例えば、浦和の選手や広島の選手なんかはTVが好きな選手も多いですし、それこそ、今やJリーグのトップ選手である、中村俊や遠藤は、性格的にはTVが好きじゃないでしょうけども、積極的に協力している。
そういうのを、もっと活発にするようにJリーグとしても営業をかけても良いと思うのです。
それこそ、今のようなオフシーズンで、プロ野球が以前は野球以外の運動会のようなものをやったりしていたが、そういうのをJリーグでも企画してTVに持ち込んでも良いと思うのです。
ようは、露出が少ない、無関心層が多い、だからポストシーズンと言う話よりも、それ以外で出来る所で何か方法を考えるというのも必要だったと思うのです。
そして、先日のインタビュー記事に対しても書いたように、大東チェアマンは、無関心層が増えている事が問題だと言っていますが、これも中村憲が返している通り、

Jリーグを良くしたいというのはみんな同じじゃないですか。ただ、そこでのコミュニケーションの行き違いというか、上の方でずっと話が進んでそのまま決まっちゃったみたいな印象があって、個人的には残念だし、寂しかったです。その話が僕ら選手に落ちてきたとしても、おそらくいろいろな意見があるので1つひとつ吸い上げる時間はなかったと思うんですが、あまりにも話を聞いてもらえず決まっちゃったなというのがあったので。
 その理由は武田社長にも聞きましたが、だいたいの予想はついていました。Jリーグの人気が落ちてきたのは自分たち選手にも責任があるし、Jリーグだけのせいだとは思いません。ただ、僕がフロンターレに入ったのが03年で、スタジアムに3、4千人しかお客さんが入ってないところから、どうやってお客さんを増やしていくかっていうことをみんなで考えてきました。スタジアムが満員になるまで選手もスタッフも本当にいろいろなことをやってきて、自分たちの努力が認められてきたという自負があるんです。その一方でJリーグは、果たしてそこまでやってきたのかなっていうのが正直なところです。できることはすべてやったけど、どうしようもないからこうなったっていう風には僕には見えなかったので。


これに尽きるんですよね。
勝手に、選手の意見もサポータの意見も聞かず決めておいて、無関心層をどうこうという、そうじゃないだろうと。
無関心層が増えたと言うならば、しっかりと情報を提供しろよと。
その上で、色々な声を聴いて決めるならば、納得できるだろう。
しかし、そうせずに、いきなり決めたからって言われても納得できる話ではないし、更に言えば、それこそ、もっとやるべき事があって、それをやってからだろう。
本当に、これが最初に打つべき手なのかと言う話なんですよね。

スケジュールの問題をその後で語っているのですが、何とかスケジュールを余裕を持たせたいと言っているが、実際に、代表戦は今後も減る事は無いし、そこは何だかんだと言って日本サッカーの稼ぎどころである。
金銭的に厳しいという話をしておいて、代表戦を削るのは矛盾ですから、そこを減らせないとすれば、Jリーグのスケジュールはギリギリでやっていく。
しかも、ACLで勝てるようにフォローをするならば、その予備日を含めてスケジュールに余裕は更に無い。
にもかかわらずポストシーズンを導入する事に意味があるのか?
夏場に連戦して、今季もそうでしたが、明らかに質が落ちている。
質が落ちたサッカーを見せておいて、客が減ったではやはり言い訳にならないだろう。
かといって、スケジュール的に選手には一杯一杯でしょう。
ベストメンバー規定を含めて、チームに力を出させないような状況下で、全力をつくせ、面白い試合をしろ、客を呼べるサッカーを見せろは、無茶な相談だろう。
極論、中村憲が語るように、40クラブにする必要があったのかと言う事にもなりかねない。

選手の海外志向が強くなるのは、何よりもサッカーの本場が欧州だったりするからでしょう。
ただ、同時に、今後はJリーグのようなリーグで試合をする事で選手寿命を縮める位なら、他の国の方が良いという判断をする選手が出てくる可能性がある。
結局、内容が矛盾しているんですよ。
だからこそ、結論ありきで決めたポストシーズン制じゃないのかと。
実際に、ポストシーズン制を決めて、2ステージ制に決めて、そのポストシーズンに出るクラブの決め方で揉めたり、降格クラブやACL出場クラブの決め方が後回しだったりしましたからね。
そういうのは、同時に決めないといけない話だろう。
にもかかわらずという事は、先にポストシーズン制と2ステージ制を取り入れないといけない理由があって、後付けでの理由付が行われているとしか思えない。
だからこそ、出してくるデータも中途半端なものでしかない。

結局、中村憲はある程度、この件に憤っていたが、選手として、武田社長にもお願いされて納得する事にしていたのかもしれませんが、それでも良く突っ込んでくれました。
Jリーグは粗のある運営しかしてこなかったのが、明確になる様な、行き当たりばったりで考えていない事が分かる対談になりましたね。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。