2014年03月11日 [20:48]   大宮アルディージャ | スポーツ | Jリーグ/2014 

J1/2014 第2節 大宮 vs 名古屋

J1第2節。
開幕戦で横浜Mに敗れて、昨季の調子の悪さが残っている大宮。
清水相手に逆転負けを喫した名古屋。
どちらも今季初勝利を狙いたい。

Jリーグ2014 Division1 第2節
NACK5スタジアム大宮/9,980 人
大宮 1-2 名古屋
(大宮) 高橋祥平(70分)
(名古屋) 玉田圭司(53分)、小川佳純(66分)
ホーム大宮のスタメンは、31 清水慶記、27 今井智基、2 菊地光将、17 高橋祥平、26 村上和弘、34 片岡洋介、23 金澤慎、41 家長昭博、10 渡邉大剛、11 ズラタン、20 ラドンチッチの4-2-2-2。
アウェー名古屋のスタメンは、1 楢崎正剛、14 田鍋陵太、2 大武峻、4 田中マルクス闘莉王、15 本多勇喜、8 ダニルソン、13 磯村亮太、38 枝村匠馬、10 小川佳純、16 ケネディ、11 玉田圭司の4-2-2-2。

名古屋逃げ切る
最初に主導権を握ったのは名古屋で、高い位置からのプレッシングと、特に小川佳の動き出しから、ケネディの形を作り出して、そこに全体的に押し上げてコンパクトに保ち、ダニルソンなどが攻撃参加する事で攻め込んでいく。
ただ、ゴールを奪えない所で、大宮も家長昭が自由に動いてボールを触ると、ズラタンと渡邉大が絡んでチャンスを作っていく。
しかし、お互いにケネディは菊地光に、ラドンチッチは闘莉王に潰されて得点は奪えないまま、後半、やや大宮が圧していたように思えた所で、中盤でダニルソンが粘ってから拾ったケネディが仕掛けてDFが寄る前にスルーパスを出すと、絶妙なタイミングで裏に抜け出した玉田圭が飛び出すGKよりも一瞬早く浮かしたシュートを決めて名古屋が53分先制。
更に66分には、自陣で跳ね返したボールを拾った小川佳が一気にドリブルで仕掛けていって、独走、最後はGKの動きを冷静に見てゴールに流し込み、名古屋が追加点を奪う。
対して、大宮は、この試合何度もあったCKのチャンスで残っていた時に、右サイドからのスローインのボールをズラタンが上手くDFと入れ替わってクロス、これをファーサイドで菊地光が頭で折り返し、中央で高橋祥がゴールに蹴り込み大宮が70分1点を返す。
大宮は、多少バランスを崩しても攻勢を仕掛けていく事で、名古屋を押し込み、早い段階での放り込みも含めて、猛攻を仕掛けていくが、しかし、名古屋の最終ラインが最後まで耐え抜いて、アディショナルタイムには、放り込んできてゴールネットを揺らしたシーンがあったが、闘莉王がラインを上げてオフサイドトラップを仕掛けておりノーゴールで、試合終了、名古屋が勝利。

違いの観れた試合
この試合は、両チームのサッカーの違いがはっきりと見えた面白い試合になった。
大宮は、ズラタンとラドンチッチの2トップではあるが、ズラタンがサイドに流れて基点となる事で中央にはラドンチッチと家長昭が縦関係の2トップのように思える形で、サイドから仕掛けていく。
ただ、ラドンチッチは、名古屋の闘莉王と大武峻のコンビで潰して行った。
名古屋に関しては、ボールを繋いで行って、ケネディが基点となって、後ろから玉田圭や小川佳が仕掛けていく、ただ、バイタルエリアでのアイデアが不足していたのか決めるにはいたらず。
結果として、前半は膠着した試合展開だったのだが、後半には一気に動きが出てくると、得点が入りだして面白くなった。
名古屋の先制点のシーンに関しては、ケネディがあんなパスを持っているとは思わなかったのかもしれない。そこで大宮DFはケネディからのパスはほぼ無警戒でスルーパスを通させてしまった。
2点目に関しては、大宮は同点にする為に攻めざるを得ず、セットプレーで前に人数をかけた結果、一気にカウンターでやられてしまった。
ただ、そこまでの名古屋の良さが、大宮の得点で消えて、そこから先は大宮がペースを握って猛攻を仕掛けた。
後少しまでいったが、バタバタしてミスが目立った名古屋の中で、最後まで冷静でアディショナルタイムにはオフサイドトラップを仕掛けた闘莉王によって耐え抜いた。
色々と攻防のあった面白い試合だった。

功罪のある家長昭博
家長昭が入って攻撃を効果的にしたい大宮のサッカーの意図は明確だろう。
彼のプレーで、名古屋の守備を崩しに行って、自由に動くのでマークをつけ辛く、良い形で攻撃に絡んでいた。
惜しいシーンを何度か彼のプレーから作り出していたので、攻撃を上手くリードしているのは間違いない。
ただ、反面守備面での負担が大きく、特に、彼が自由にポジションを動かす為に、ボールを奪われた後、彼がプレーすべき右サイドにぽっかりとスペースが出来ていて、急いでズラタンが穴埋めに行くシーンが何度となくあった。
守備の負担が大きくなってしまう。
元々の意図は、トップ下での起用であるが、2トップにして彼をサイドに配した場合、彼が中に絞ってしまい、サイドが薄くなってしまう。
ズラタンが気を効かしてくれたが、家長昭の使い方は、やはり少々難しいだろう。

闘莉王
今季からキャプテンを任されている闘莉王。
今年のWC出場に最後の可能性を賭けているという発言もあるが、この試合でのプレーでは、個人の守備力よりも一回り大きくなったプレーを見せていた。
今までならば自分でボールを奪いに行ったり競るのだが、突破されてしまったら終りと言う部分があった。
それに対して、この試合の闘莉王は、自らが行く場面もあるが、チーム全体を見て、守備ラインの統率に意識を配っていた。
その結果、彼の持ち味である攻撃参加と言う面は無くなったが、守備の要としては大きく成長しようとしている。
間に合うかどうかと言うと、少し難しい気がするが、しかし、このプレーが出来るのであれば、身長の無い今野泰に対して、森重真と争ってポジションを奪いに行ける可能性も高いかもしれない。
関連記事

Re Comments.

Comment Form.

  管理者にだけ表示を許可する 
名無し及び発言のたびにHNを変える(固定名を使わない)、元の記事に関係の無いコメントなど一般的なマナー違反が発覚した場合、もしくは、公衆良俗に反するような記述など、管理人の判断で、記入者の了解を得ず、一方的に削除いたします。

    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。