2014年04月01日 [21:39]   サガン鳥栖 | スポーツ | Jリーグ/2014 

J1/2014 第5節 鳥栖 vs G大阪

J1第5節。
2連勝の後、鹿島、新潟相手に2連敗、9位の鳥栖。
ここまで、1勝1敗2分、勝ち切れない試合が多くリズムに乗れない11位G大阪。
どちらも調子が良くない状態になっている両チームの対決。

Jリーグ2014 Division1 第5節
ベストアメニティスタジアム/12,115人
鳥栖 2-0 G大阪
(鳥栖) 豊田陽平(72分)、金民友(82分)
ホーム鳥栖のスタメンは、33 林彰洋、15 丹羽竜平、36 菊地直哉、2 キム・ミンヒョク、13 安田理大、29 谷口博之、14 藤田直之、8 水沼宏太、22 池田圭、10 金民友、11 豊田陽平の4-2-3-1。
アウェーG大阪のスタメンは、1 東口順昭、22 オ・ジェソク、8 岩下敬輔、5 丹羽大輝、4 藤春廣輝、17 明神智和、15 今野泰幸、7 遠藤保仁、13 阿部浩之、20 佐藤晃大、9 リンスの4-2-1-3。

鳥栖の勝利
立ち上がり主導権を握ったのはG大阪で、左サイドのリンスのスピードを中心に、良い形の攻めを見せる、鳥栖は、なかなか豊田陽にボールが入らず、攻め手に欠く展開。
遠藤保が下がって両サイドが高く、3トップ気味のG大阪の攻めに対して、守る鳥栖が守備の要の菊地直が足を痛めて14分、早々に交代。
鳥栖がG大阪の攻撃に対応して守るようになると、お互いに攻め切れない展開になって、得点は生まれないが、後半に入ると、今度は一転、鳥栖が攻め、G大阪が跳ね返す。
後半序盤の鳥栖の攻勢を乗り切ったG大阪が、再び攻撃に転じるが、72分、丹羽竜が浅い位置から思い切ってゴール前に放り込んだボールに対して、上手くマークを外してファーサイドでヘディングシュートを決め、鳥栖が先制。
攻勢に出たいG大阪に対して、鳥栖が素早いカウンターで、右サイドの水沼宏の突破からの低いクロスをニアサイドに上手く体を入れてきた金民友が合わせて押し込み、82分、鳥栖が貴重な追加点を奪う。
残り時間、G大阪が攻勢を仕掛けるものの、鳥栖の守備を崩すにはいたらず、結局、鳥栖が2-0で勝利。

二転三転した試合
お互いにチャンスがあり、主導権を握った展開の中で、点を与えない守りも見せるなど、高いレベルでの攻防があった試合だった。
特に、序盤はG大阪が左サイドからの攻撃で優勢になったかと思うと、今度は鳥栖が、そのG大阪の攻撃に対応するようになると、試合の主導権を奪って、一旦、中盤の裏に基点を作る形で守備のブロックで相手の攻撃を跳ね返しての攻撃があれば、G大阪もそこに梃子を入れていくなど、ベンチワークも含めて、本当に競った試合だった。
チャンスの数では大差が無かった事もあって、決定力の差というか、こういうとあれだが、豊田陽と佐藤晃の部分での差があったのかもしれない。
どちらもなかなかボールに触れない所もあったが、その中で数少ないチャンスでゴールを奪った豊田陽と、それを引き出せなかった佐藤晃の差が、結果の差になったかもしれない。

リンスの力
攻撃的と言われて、得点が多いG大阪ではあるが、ボールは確かに回せるし、ポゼッション能力はあるのだが、こと得点と言う点に関して言えば、個人の力による部分も大きい。
ボールは回せる展開でも、ゴールを奪えないというのがG大阪には往々にしてあるのだが、その際には、結局のところ、仕掛ける力があるかどうかにかかわってくる。
昨季などは、宇佐美貴がその役を担っていたのだが、今季は、その宇佐美貴が負傷して、仕掛ける事が出来ていなかったのが、顕著に表れたのが仙台戦だった。
そこで新外国籍選手であるリンスが、ここにきて出場するようになり、この試合では、積極的な仕掛けてチャンスを作り出した。
残念ながら連携面で今一つであり、クロスの精度を欠いていたので、得点こそ奪えなかったものの、時間が解決すれば、G大阪の武器になりそうだ。

機能させたいサイド攻撃
鳥栖の武器は、豊田陽の強さであるからこそ、サイド攻撃が重要になる。
昇格1年目の一昨年は、それが機能して結果を残したが、昨季はそこが研究されて攻め手を失った。
今季は、これまで左SBの安田理の仕掛けで効果的に左サイドからの攻撃が出来るようになった。
ただ、そこまでであり、この試合に関しては、その左サイドの攻撃が封じられていた。
右サイドの攻防でも、相手のリンスの前にSBの攻撃参加がし辛かった。
それでも、右サイドからの攻撃で2点を奪えたのは大きく、また、何よりも、この試合の結果に関しては、2連敗からの脱出をしたい所で、相性の良いG大阪が相手だった事も大きい。
この試合では、右サイドの水沼宏と丹羽竜のアシストがあったものの、サイドからの攻撃に関して、機能させるためには、何よりも中央からの攻撃が重要になる。
その中央突破とあわさって漸くサイド攻撃が機能するだけに、その中央での仕掛けをどうするのか、それが、鳥栖が今後サイド攻撃を機能させていく為に大切になる。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。