2014年04月10日 [22:04]   選挙 | 政治・経済 | 政治関連 

大阪市長選と京都府知事選

先日、4月6日に京都府知事選が行われ、山田啓二氏が再選を果たした。
同日、YTVのそこまで言って委員会において、大阪市長に再選した橋下徹氏がゲスト出演した。
少し、その辺で思う所を書きたい。
京都府知事選、大阪市長選共に現職が再選を果たすことになったのだが、任期満了の京都府知事選と異なり、正直大阪市長選は、第三者的に見ていると、茶番劇に感じられた。
予算を決めないといけない3月の選挙など、勇み足を通り越して無駄足だろう。
本人には思う所もあるのだろうが、はたから見ていれば、思い通りにいかないから、癇癪を起したようにも思えて仕方が無い。
だからこそ、無駄足だと思ったのだが、番組では、大義があったとするパネリストが多い事に驚いた。
ま、実際に、冷静に橋下市長の話を聞けば、考えはあったように思えるが、それが表に出ておらず、どうにも意味の無い選挙に感じたのは、結局の選挙結果にも表れたんじゃないかな?
本人曰く、自分のやり方が気に入らないならば、落とせば良いという話も少し乱暴ですが、トップダウンで独裁的だと言うならば、やり方を変えさせるためにも落とすというのも間違った選挙の使い方とは言えないかもしれない。

そう考えると、一つ橋下市長が無駄足だったかもしれないが、それに対して、対抗馬を出さなかった他党にも、今回の茶番劇の責任は大いにあるだろう。
実際に、別に反対するわけじゃないからという建前を語っていましたが、正確には、対抗馬を出しても十中八九勝てないから、そこで負けると橋下市長を止める事が難しくなる、少なくとも、現在ならば堺市長選での大阪維新の会が敗れたという結果をタテに橋下市長に歯止めをかける事が出来るのですから、戦いたくなかった。
だからこそ、対立候補を出そうとした共産党にまで必死に待ったをかけたんですからね。
そして、ここで問題となるのは、対立候補を立てていない以上、それは、白紙委任とまでは言わないが、謂わば不戦敗なわけで、その野党が、選挙結果に対して、とやかく言うのはお門違いもいい所であろう。
彼らは、選挙結果に対して粛々と受け入れる義務があり、それが嫌なのであれば、それこそ、対立候補を立てておくべきであり、知事に対してリコールでもするべきである。
それを、投票率の低さから、結果に対して不服を言うなど、どの口が言うのかという所であろう。

そして、その投票率の低さに関しては、何よりもマスコミの責任は大きいし、いつもながらのたちの悪い世論誘導をしようとしている。
先に書いたように、番組の中でも、その投票率の低さで橋下市長に意見を言う人がいたが、そこで返した得票数の37万票以上と言う数は、確かに前回の橋下氏の得票数に比較すると大きく落ちるものの、過去の大阪知事の得票数よりも多いという事実がある。
つまりは、今回の結果がおかしいというのであれば、過去の大阪市長も市民に信任されたわけじゃないとなる。
民主主義を否定しようというのだろうか?
何より、大いなる疑問は投票率の低さは、イコール反対票なのか?
確かに、橋下氏に入れたくない、ただ、対抗となる人がいないので、じゃ、選挙に行かないという人も多かっただろうと思う。
しかし、それにしても、一つの大きな責任はマスコミにあるだろう。
実際、今回の選挙で、橋下氏の主張はマスコミが取り上げるまでもなく分かるが、では、他の候補者がどうしたいのか、どんな大阪市を作りたいのか、果たしてどれだけ市民に伝わったのか?
そういう報道をしなくて、選挙に行こうという雰囲気作りをせず、いや、そもそもあの時期のマスコミは故意に大阪市長選を無視するような方向で、選挙に行かない雰囲気作りをしていた。
個人的に言えば、マスコミも、所詮企業であり、株式会社である以上、その意見は株主の意向に沿う事になり、その結果、好き嫌いはありえるだろう。
ある程度は、法令で縛られるとはいえ、その好き嫌いがあっても良いと思っているんです。
ただ、その場合は、堂々と語るべきだと思うんですよ。ある意味赤旗なんかのような潔さがマスコミには必要だと思うんです。
間違いなく、今の主要紙に限らず、各TVをひっくるめて、安倍首相寄り、反安倍首相、橋下市長寄り、反橋本市長などなどあると思いますが、それを出しておきながら、自分は中立公平だと語る厚顔無恥さが気に喰わない。
橋下市長が気に入らないなら、気に入らないで良いと思うのです。
であるならば、対抗馬である、他の3人をもっと積極的にアピールしてやるべきだったのです。
それをせず、投票率の低さで語るならば、先日決まった山田知事も、京都府知事選は、過去最低の投票率でしたし、先の橋下市長の大阪都構想反対に投票に行かなかった人を含める割合で語るのであれば、堺市長選も、投票率は約50%でしたから、勝った竹山市長の大阪都構想反対も必ずしも支持されていない事になるよね。
大阪都構想に賛成は、西林氏が負けた事でないとしても、投票しなかった人は、反対でも無いとできる訳です。
そういう考え方を通せば、過去の日本の選挙は、全て無効じゃないか?
例え何であったとしても、投票に行かなかった人の票を考慮する必要は無い。それは、反対でも賛成でも無く、棄権であり、白紙委任であり、投票の権利と義務を放棄した票なわけです。
そんなものを、自分たちが批判する時だけ持ち出すマスコミのやり口、事実を捏造はしないが、自分たちに都合の良い所だけを開示して、真実を勘違いさせる詐欺のやり口は、そろそろ控えて欲しいものだ。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。