2014年04月17日 [20:38]   京都サンガF.C. | スポーツ | Jリーグ/2014 

J2/2014 第7節 京都 vs 山形

J2第7節。
ここまでの6試合を3勝2分1敗と、悪く無いが勝ち切れなかったものの、前節大分戦で快勝、勢いに乗りたい3位京都。
こちらは6試合を2勝2分2敗と、どうにもリズムに乗り切れない11位山形。
どちらも昇格候補であり、そろそろ納得できるサッカーをしたい所。

Jリーグ2014 Division2 第7節
京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場/6,565人
京都 2-2 山形
(京都) 大黒将志(39分、92+分)
(山形) 宮阪政樹(9分、79分)
ホーム京都のスタメンは、21 オ・スンフン、30 石櫃洋祐、2 酒井隆介、20 バヤリッツァ、3 比嘉祐介、5 ジャイロ、10 工藤浩平、7 駒井善成、14 山瀬功治、31 大黒将志、11 アレッサンドロの4-2-2-2。
アウェー山形のスタメンは、1 清水健太、6 山田拓巳、23 イ・ジュヨン、17 當間建文、13 石川竜也、24 ロメロ・フランク、15 宮阪政樹、9 中島裕希、11 ディエゴ、30 山崎雅人、18 萬代宏樹の4-2-3-1。

お互いにドロー
立ち上がり早々、9分、距離のある位置でのセットプレーを得た山形は、宮阪政が思い切って直接狙ったボールが、GKの逆をつくように右下隅に吸い込まれて山形が先制。
その後、試合の流れは山形が握って、京都はなかなかボールを奪えず、ただ、少しずつ京都もペースを掴んで、ポゼッションが出来るようになると、39分、右サイドへと展開したボールに石櫃洋が素早くクロス、これをGKの目の前に飛び込んだ大黒将がヘディングで押し込み京都が同点に追いつく。
京都の方がボールを支配している展開で、チャンスも作るが、なかなかゴールを奪えない、山形の方もカウンターからチャンスを作るも、オ・スンフンのビックセーブなどもあり、こちらもゴールを奪えない。
京都がゴールを奪えないでいると、79分、宮阪政が思い切ったミドルシュートを放つと、これがブロックに入ろうとしたDFの足に当って僅かにコースが変わりGKの手が届かずゴール、山形が勝ち越す。
京都が攻めるもゴールが奪えず、このまま山形の勝利で終るかと思われたアディショナルタイム、有田光が早いボールのクロスを入れると、バヤリッツァが落として、これを大黒将が上手くDFをかわしながらトラップして素早くシュートで、同点ゴール。
更に、三平和など惜しいシーンを作って、逆転のチャンスも生まれるが、しかし、決勝点は奪えず、試合終了、勝点1を分け合った。

最後に追いついた京都
途中までは山形が主導権を握っていて京都がペースを掴めなかった中で、見事に山形が先制点をあげた。
あのシュートは正直、素晴らしいキックで、京都としては直接も警戒していなかった訳ではないだろうが、完全に裏をかかれたようなゴールになった。
その後も山形が優勢だと思われたが、徐々に京都が持ち直すと、前節の好調を維持していた大黒将が見事なゴールで同点に追いついた。
その後も、京都がペースを握っていた、チャンスを作っていたが、攻め切れないと、ポゼッション主体チームが一番注意しないといけないカウンターでと言うか、思い切ったミドルシュートでゴールを奪った。
アディショナルタイムまで、京都がペースを握っているもののゴールを奪えなかったが、最後の最後で同点に追いついた、その後もチャンスはあったが、逆転は出来ず終わった。
とはいえ、内容的には京都ペースであり、山形のゴールも崩したというよりも、思い切ったシュートが意表をついた形でゴールだったという感じでもありますから、どちらかというと京都の方が勝点2を失ったとも言えるが、試合展開的には、常に山形がリードしていたと言えるだけに、山形にしても最後の最後で勝点2を失ったようにも言える。
両チームとも勝てる試合を逃したと言えるだろう。

サイドを基点
久々に大黒将らしいプレーを見た気がする。
前節のハットトリックで乗っていたのもあるだろうが、1点目のニアへの飛び込みも、2点目の密集地帯の中で冷静にゴールに流し込むプレーも、過去何度も所属チームを救い、何よりも日本代表をWCの舞台へと導いたプレーを思い出させた。
ただ、その大黒将のプレーにしても、その前段階があって、特に序盤山形に押し込まれた展開から、自分たちのペースにする際に、サイドで基点を作れるようになった事が大きい。
確かにスルーパスで中央などもあるだろうが、大黒将を活かすためには、サイドから裏を狙って、そのスペースなりを取らせるのが大黒将を最も活かせると言えるだろう。
京都はボールを持てる、それは、ここ数年のJ2で見事にみせてきた、ただ、そこからゴールを奪うために、大黒将というフィニッシャーが入って、そして、フィニッシャーを活かす為にサイドで基点を作る、そのサイドでの攻防を活かす為に、サイドで数的有利を作ると同時に、常に逆サイドへの展開も準備している。
その形が、今の京都にとって狙いとなるサッカーだろう。

宮阪政樹のキック力
京都が大黒将の素晴らしいゴールであれば、山形の宮阪政のゴールも負けず劣らず素晴らしい。
そして、その2点とも、彼自身の思い切りが大きくものをいった。
序盤から、どちらかと言うと山形は放り込み気味で、中盤を省略する形が多く、だからこそ、中盤の底に位置するロメロ・フランクと宮阪政は、攻撃の時には押し上げて厚みを出す為に運動量を要求されている。
その中で、距離のある所からもゴールを狙える宮阪政の良さを発揮したと言え、2点目などは、その思い切りの良さが相手DFに当るという幸運にも助けられたが、ゴールに繋げる事が出来た。
そして、個人的に宮阪政の凄さが感じたのは、1点目のFKだろう。
距離があるから中に合せるかとも思われたが、それを逆手にとって、GKの動きの逆をつくゴールへと直接狙った。
しかも、これは狙ったのか、GKの目の前でバウンドさせる事で取りにくくすることでゴールを奪えたわけで、思い切りだけでなく、冷静に狙ったゴールだと言えるだろう。
昨季は少し不満の残るシーズンだったかもしれないが、今季のここまでの活躍は、一昨年J2新人王候補と言われたセンスを見せている。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。