2014年05月06日 [17:19]   アルビレックス新潟 | スポーツ | Jリーグ/2014 

J1/2014 第12節 新潟 vs 清水

GWの連戦最後の試合になるJ1第12節。
現在9試合負け無し、ここ5試合も2勝3分ではあるが、ここまで6分と勝ち切れず8位につける新潟。
4連勝の後で、2連敗中で、上げた順位を少し下げて10位の清水。
どちらも勝てる所で勝てず、上がり切れない両チームの対決。

Jリーグ2014 Division1 第12節
デンカビッグスワンスタジアム/35,533人
新潟 2-1 清水
(新潟) 田中亜土夢(55分)、OG(95+分)
(清水) 平岡康裕(92+分)
ホーム新潟のスタメンは、21 守田達弥、27 松原健、4 舞行龍ジェームズ、3 大井健太郎、19 金珍洙、25 小泉慶、8 レオ・シルバ、18 成岡翔、10 田中亜土夢、16 岡本英也、20 川又堅碁の4-2-2-2。
アウェー清水のスタメンは、1 櫛引政敏、19 ヤコヴィッチ、3 平岡康裕、4 カルフィン・ヨン・ア・ピン、28 吉田豊、20 竹内涼、16 六平光成、17 河井陽介、18 ノヴァコヴィッチ、10 大前元紀、32 鍋田亜人夢の4-2-3-1。

最後に新潟が勝ち越す
序盤、試合の主導権を握ったのは清水で、1トップに入った鍋田亜が前線からプレスを仕掛けて、清水の攻撃を抑えて、その鍋田亜を追い越して大前元が飛び出すなど好守の切り替えの早いサッカーで新潟ゴールに迫るが、GK守田達の好セーブもあってゴールを奪えないと、新潟も徐々にペースを掴み出し、レオ・シルバが攻撃参加してチャンスを作れるようになってくる。
後半、新潟ペースの時間帯に、レオ・シルバが自陣でボールを奪ってから、ボールを繋いで左サイドへと展開、そこから中に戻したボールをレオ・シルバが岡本英とのワンツーで抜けて、DFを惹きつけた所で右サイドへ展開、受けた田中亜が一発のフェイントで切り返してシュートを決め、55分、新潟が先制。
清水はなかなかゴールを奪えず、どちらかと言うと新潟が多くのチャンスを作るものの追加点が奪えず、そのまま終わるかと思われたアディショナルタイム、新潟に跳ね返されても押し返す形で新潟ゴールに迫ると、六平光が体勢を崩しながらもゴール前にボールを入れると、右サイドでヨン・ア・ピンがヘディングで中に折り返すと、ニアサイドで廣井友が競って、後ろにこぼれたボールを平岡康が押し込み、清水が同点に追いつく。
これで試合が一気に動くと、更に清水がカウンターから大前元がフワッとしたボールをゴール前に入れると、廣井友がヘディングシュート、これはGK守田達が何とかクリア。
そして、新潟が、カウンターから一気に川又堅が左サイドをドリブルで持ち上がりクロス、これをヨン・ア・ピンがカットしようとしたボールがゴールに飛んでしまい、前に出ていた櫛引政の頭の上を越えて入ってしまい、OGで新潟に勝ち越しを許す。
そのまま、試合終了で、終了間際に大きく動いた試合は、新潟が勝利。

激しい試合
最後の最後、アディショナルタイムの攻防があったからこそ、そう感じる面もあるが、しかし、途中までも非常に激しい攻防があった。
清水は、前線にDF登録の鍋田亜を1トップ起用すると、そこでボールを追って奪いに行く事で、攻守の切り替えを早くした。
それが、どちらのチームにも切り替えの早さ、ハイペースの試合を要求するように、非常にスピーディーな試合展開となった。
その走り合いの試合は、ただ、そのスピードに関わらず、ゴールは遠い中で、新潟がペースを掴み出すと、レオ・シルバを中心とした新潟のバランスが効いてきて、後半先にゴールをあげる事が出来た。
そして、終盤、どちらも激しい展開の中で、終了間際に金珍洙が負傷交代する事になるが、ここからの清水の猛攻に、新潟は跳ね返すだけになってしまい、それが結果として、ゴールに繋がってしまった。
これで、ドローかと思われたものの、ゴールの勢いのまま、清水が決定機を迎える。ただ、ここで決められなかった事が、ハイペースな試合展開と相まって、足にきていたという部分があるのだろうか、川又堅のカウンターに対して戻った人数は十分ではあったが、止まる事が出来ずに、クロスがそのままヨン・ア・ピンの頭に当ってゴールに入ってしまうという不運な結果で清水は勝ちを逃し、新潟は最後に川又堅だけでなく、前線に走る事が出来たメンバーがいた事で勝利を引き寄せる事が出来た。

機能した鍋田亜人夢
2連敗から清水がとった手は、ある意味奇策なのかもしれないが、最前線に置いた鍋田亜は、紛れもなくこの試合の展開を作った要因になったと言える。
前線から守備を追う事で、新潟がボールを簡単に繋ぐことを許さず、特にレオ・シルバを自由にさせないプレーを見せていた。残念ながら、レオ・シルバの方が一枚上手で、前半途中から上手くマークを外してプレーをしていたものの、いつもよりもやり辛そうではあった。
また、前線に鍋田亜を置いてあるが、その後ろにいるノヴァコヴィッチが楔役となって、大前元や河井陽が機能しており、ある意味、3トップの前にDFを一枚置くような面白い手ではあった。
今後、これを続けるのかどうかは分からないが、失点も多いチームとしては、このやり方は面白い手である。
但し、終盤足がついてこなくなるなど、ハイスピードな展開を要求する部分があって、最後まで走るスタミナを要求する部分もあって、もう少し早い段階で点が取れるかどうかが、重要になりそうだ。

代表入りを目指す川又堅碁
正直、川又堅のブラジルWCでの代表入りは厳しいと考えている。
良くて予備登録ではないかと思っているし、もし予備登録にするなら大久保嘉の方が可能性は高いかもしれないとも考えている。
但し、これは個人的な意見であり、また、この試合でも自分がゴールを奪うという点と同時に、チームが勝つために犠牲になる部分もあった。
その勝利を狙う意識が、終盤になっても走る事が出来た事に繋がり、自陣からドリブルで上がって行く事で、清水の守備陣は追う形でゴールに向かってしまった事、その体制になった事が、結局最後のOGになってしまった部分でもあるだろう。
FWは、点を取るポジションであり、得点を奪うというのは一つの目安ともなっているが、現代サッカーにおいて、クラブで点を取れているから代表で点が取れるかどうかは、似たようなサッカーや役割、そして、ボールの集まり方などが必要であり、世界でもトップレベルの選手を除けば、クラブで点を取れているからと言って代表で点が取れるとは限らない。
ただ、その上でも、この試合で川又堅が最後までゴールを目指す意欲を捨てなかった事、そういうゴールに行くという姿勢は、チーム全体を前向かせる効果があり、それは、途中交代で起用された時にチームに明確な方向性を与える事が出来るという意味でも、大切な選手になりえると言えるだろう。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。