2014年05月25日 [06:05]   京都サンガF.C. | スポーツ | Jリーグ/2014 

J2/2014 第15節 京都 vs 群馬

J2第15節。
3連勝の後、前節は水戸相手に大敗、ここ5試合を3勝2敗として、後一歩上位に届かない5位の京都。
6連敗を漸く止めて、山形と引き分け、讃岐に勝利したが、前節は北九州相手に敗れ19位と低迷中の群馬。
WCでJ1が中断している中で日本サッカーを引っ張るためのJ2、その中で共にJ2を引っ張っていかないといけない両チームの対決。

Jリーグ2014 Division2 第15節
京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場/9,085人
京都 0-3 群馬
(群馬) 小林竜樹(66分)、青木孝太(71分)、ダニエル・ロビーニョ(77分)
ホーム京都のスタメンは、21 オ・スンフン、30 石櫃洋祐、2 酒井隆介、20 バヤリッツァ、3 比嘉祐介、5 ジャイロ、10 工藤浩平、15 中山博貴、9 三平和司、31 大黒将志、14 山瀬功治の4-1-2-3。
アウェー群馬のスタメンは、1 内藤圭佑、19 黄誠秀、32 クォン・ハンジン、4 小柳達司、2 夛田凌輔、8 坂井洋平、15 瀬川和樹、21 永田亮太、6 小林竜樹、20 野崎桂太、9 ダニエル・ロビーニョの3-3-2-2。

京都が連敗
立ち上がりから縦に早い展開を見せて、8分には、左サイドから裏に抜けた三平和がGKと1対1になるが、ここはオフサイド、逆に群馬も、この間接FKから一気に前線に送ったボールを小林竜が抜け出してシュート、しかし、枠を外す。
群馬が高い位置からのプレッシングで京都のパスを寸断して、試合の主導権を握るが、ゴール前でシュートが枠に飛ばない等ゴールを奪えず、逆に京都が徐々に大黒将の動きに合わせたスルーパスや石櫃洋のサイドからのクロスなどがあって、少しずつ京都が押し返すが、前半アディショナルタイムに最近好調を維持していた三平和が腰を痛めて交代。
後半に入って、五分よりもやや京都が有利に試合を進めていたが、66分、左サイドを瀬川和がドリブル突破からシュートに行くと、これはGKオ・スンフンが好セーブを見せたものの、こぼれ球を拾った小林竜がシュート、これにもオ・スンフンが反応していたが、完全に止め切れず、ボールはゴールへ、群馬が先制。
1点を取り返そうと前掛かった京都に対して、群馬が狭い所でパスを繋いで、ダニエル・ロビーニョの強烈なシュート、これをオ・スンフンがセーブするも、こぼれ球を誰よりも早く反応していた青木孝が頭で押し込んで、71分群馬が追加点を奪う。
その後も群馬が攻勢を仕掛けるものの、ここはオ・スンフンが好セーブを見せるが、しかし、77分、京都はDFラインを上げきれずオフサイドが取れず、裏を取ったダニエル・ロビーニョがフリーでゴールを決めて、群馬が3点目。
何とか京都も1点を返すべく狙って行くものの、ゴールを奪う事は出来ず、試合終了。

準備の差
サッカーにおいて、相手のサッカーを研究して、それに対応する準備をする事と、自分たちのサッカーをとにかく展開をする為に相手ではなく自分たちのサッカーを準備する。
どちらが正しいという事は無いが、この試合の京都と群馬は、まさにその違いだったように思える。
京都は前節完敗から自分たちのサッカーを取り戻すために、この試合も徹底して大黒将を活かすサッカーを狙って行っており、そこに三平和が絡む攻撃的なサッカーを準備してきていた。
対して、群馬は、明らかに京都のサッカーを研究しているように、中盤の所からプレッシングをかけて、工藤浩や中山博と後ろとの間を分断したり、前線へのパスを出させない守りから早い攻めを見せた。
どちらもそれがはまって、良い試合を見せていたものの、京都は攻め切れなかった時に、少し焦りがあるのか、中途半端にゴール前に入れたりしてしまっていたり、逆サイドでのフォローが無かったりしたのに対して、群馬は劣勢になっても立て直して攻撃へと繋げることが出来ていた。
どちらも準備をしているのは間違いないが、しかし、この試合に関して言えば、より考えてきていたのは群馬であり、それが結果に繋がったという所だろう。

GKの頑張りに応えられず
前節の大敗から、GKオ・スンフンが復帰してきて、この試合、何度となく好セーブを見せた。
ただ、正直、それが報われなかったという所だろう。
3点の内、2点は、一旦は止めていたが、しかし、その跳ね返ったボールを相手に先に反応されてしまった。
そして、3点目に至っては、完全に中途半端な守備が裏を取られてゴールを奪われた。
人数をかけられなかったという事は無かったが、それ以上に問題となったのは、ラインコントロールが常に中途半端で、ゴール前でのマークを外してしまっていた。
何度となくオ・スンフンのセーブで耐えてはいたものの、守備陣があれだけ中途半端なプレーを続けてしまっていては、守り切る事が出来ない。
前節の大敗から、守備の立て直しをしておく必要があったと思うのだが、それは、ここ2試合で8失点と言うだけでなく、全体として失点が多くなってきている分、考えていく必要がある。

狙い通りの試合
先に書いたように群馬は、京都を研究してきて戦えたという所が大きい。
京都は3トップで、両WGが広く動く事と、大黒将が縦に早い事もあって、3バックで対応できないので、4バックにして、その上でしっかりとラインを作っていた。
京都がラインコントロールが曖昧でピンチを招いていたのに対して、群馬は、高い位置でラインを保ちながらもコンパクトにした守備陣で、高い位置から前線の選手がプレッシングに行く事が出来て、それが京都のパス回しを封じる事が出来た。
その最も京都との差が出たのが、序盤の、三平和がオフサイドになったシーンと、逆に小林竜はオフサイドにならなかったシーン。
場面としては似たような部分で、抜け出す選手やパスを出す選手のタイミング等々もあるでしょうけども、何よりもの差は、京都はオフサイドにする事が出来なかったのに、群馬はオフサイドにする事が出来た事。
こういうちょっとした所でしょうけども、その差が、ゲーム自体の差を大きく左右したように思える。
そして、それが群馬にとっては狙い通りという所だったのだろう。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。