2014年05月27日 [22:58]   サッカー日本代表 | スポーツ | A代表/2014 

キリンチャレンジカップ2014 日本 vs キプロス

6月からのWCに向けて、日本代表が国内最後の試合。
この後は、アメリカに渡って、コスタリカとザンビアとの試合を経て、ブラジル入りし、WC初戦のコートジボワール戦へと繋がる。
その為の壮行試合として、キプロスとの戦い。

キリンチャレンジカップ2014
埼玉スタジアム2002
日本 1-0 キプロス
(JPN) 内田篤人(43分)
日本代表のスタメンは、こんな感じ。
キリンチャレンジカップ2014日本vsキプロス
前線のメンバーはおそらく今回のメンバーにおいてのスタメンと考えられるメンバーだろう。
中盤から後ろに関しては、負傷で長く離れていた内田篤がスタメンで起用されてきたが、長谷部誠はベンチスタートで、遠藤保と山口蛍のCHコンビ。また、CBに関しても、吉田麻ではなく森重真をスタメンで起用してきた。
ただ、6人の交代という事で、前線だけでなく、長谷部誠や吉田麻なども、どこかで投入されるだろうし、内田篤はまだフルでは考えていないのではないだろうか。

前半
日本のキックオフで試合開始。
立ち上がりから日本がボールを支配しているが、しかし、ゴール前ではボールが繋がらず、遠藤保のミドルシュートくらいであったものの、しかし、キプロスの守備を振り回している部分もあって、優勢に試合を進めている。
キプロスが攻めてくることもほとんどないが、日本もボールを回しているものの、キプロスの守備の前に後一歩抜け切れず、得点チャンスはどちらにも無いような膠着した展開。
29分、この試合で最初の日本らしい崩しで、本田圭が岡崎慎とのワンツーから縦に入れて、香川真がスルーして柿谷曜が戻してフリーになった本田圭がシュート、ただ、これは威力が無くGKに止められる。
これでリズムが出てきた日本は、34分には、抜け出そうとした岡崎慎が倒されて右サイドで角度が厳しいがPAのすぐ外でFKのチャンス。これは本田圭が直接狙ったがボールは大きく枠を外す。
ゴール前にボールが入るようになってくると、42分には、左サイドからのクロスに中央で岡崎慎が飛び込むが、少し届かず、すると、43分、左サイドからの攻撃を跳ね返されたボールを拾った遠藤保が縦に入れて、岡崎慎がすぐに裏に流すと、これを香川真がDFの頭の上を浮かせるトラップで抜いてシュートを狙うが、これはブロックされる、しかし、内田篤が拾って、一旦はGKに止められるも粘ってこぼれ球をゴールに押し込み、日本が先制。
1点をリードして、前半を折り返す。

こんなものでしょう
いつもの前線のメンバーですので、この辺の攻撃の意思疎通は問題が無い。
とはいえ、動き出しが少なくて、全体に前に出てしまうと戻らない為に、ゴール前が密集してゴールを狙う所まではいけなくなってしまっていたものの、日本が優勢だった事は間違いなく。
最終ラインも高く保つことで、中盤でだいたい跳ね返せていた。
ま、得点自体は少し泥臭いゴールでしたが、それでも点も奪えていますし、壮行試合と言う点で言えば、こんなものでしょう。
特に問題がある訳ではなく、ま、良い内容とは言えないが、特段悪いわけでも無い。
後は、日本として、6人の交代枠をどう使って、チームの流れと言うかサッカーの変化を見せる事が出来るかでしょうね。
一つは長谷部誠を入れて、中盤から前への押し上げによる厚みのある攻撃だったり、大迫勇で前線で楔を作ったり、何より大久保嘉を入れて、チームが彼をどう使うのかと言うのを見てみたい所ですね。

後半
日本は、遠藤保に代えて長谷部誠、内田篤に代えて酒井宏、今野泰に代えて吉田麻を投入し、キプロスは前半終了のまま、キプロスのキックオフで後半開始。
50分には、柿谷曜から本田圭、そして、香川真と繋いで、タイミング良く裏に抜け出した柿谷曜にダイレクトでスルーパス、これを冷静にゴールに流し込もうとするも、GKに止められ、こぼれ球を本田圭が狙いに行くが一瞬早くDFにクリアされる。
キプロスは54分、6番キリアクに代えて24番ルシアスを投入してきた。
後半は、日本がキプロスゴールに迫っていって、惜しいシーンを作り出すが、追加点を奪う事が出来ず。
58分、日本は柿谷曜に代えて大久保嘉を投入。
劣勢のキプロスは、65分、21番ラバンに代えて19番ブラシノビッチを投入する。
67分には、香川真が強烈なミドルシュートを放つも、GKの好セーブに阻まれ、その後、組み立てなおして、ゴール前で混戦となって、こぼれたボールを本田圭がシュートにいくが、これは枠を外す。
70分、キプロスは3番E.ハラランブースに代えてバシリウを投入、同時に、日本は岡崎慎に代えて清武弘を投入。
更に72分、キプロスは、8番ミティディスに代えて15番ソティリウを投入する。
78分には、前線に大久保嘉から山口蛍が落としたボールに本田圭がシュートにいくが、ここはGKに止められる。
何度となく日本が攻めて決定機を作る中でゴールを奪えず、最後の交代では、79分長友佑に代えて伊野波雅を投入する。
キプロスは、83分、23番ニコラウに代えて16番アレスティを投入する。
90分、キプロスは最後の交代で、13番マクリディスに代えて5番シエリスを投入。
アディショナルタイムもゴールは生まれず、結局1-0で日本が勝利。

実験終了
ある程度合宿の中で、負傷上がりの選手も試しているから、問題はないのは分かっていたのでしょうが、それでも、内田篤と吉田麻、そして長谷部誠を、ハーフのみの起用で試せた。
内容的に、あまり攻められる展開ではなかったので、守備面でのプレーは、内田篤が結構あたりを強く行けていて復調した事をアピールできていたが、それ以外では攻撃面での見せてくれた。
その意味でも、この試合で彼らを試すことが出来た事は大きい。
後は、放送や観客が最も期待していた大久保嘉ではあるが、確かに、チーム全体で彼を使おうという意図は見えていたものの、やはりまだチームとしてあっているとは言い難かったかもしれない。
ジョーカーとして起用するのであれば、やはり、一発のインパクトが欲しいが、プレー的には機能させるためには時間をかけていかないといけないように感じた部分は、ある種予想通りでもあった。
とはいえ、後半、キプロスの足が止まってきていた事もあったが、圧倒的に攻勢に出れば、このコンディションでここまで出来るのであれば、少なくとも相手のレベルと言う部分はあったにしろ、ザッケローニ監督が狙っている自分たちで主導権を握るサッカーをやり切るという意図はしっかりと見えた。
その上で、偶々の起用ではあるが、フルタイムで起用された山口蛍と森重真の出来が良かった事、特に森重真は、この出来ならば、CBの3番手どころか、今野泰や吉田麻を押しのけてスタメンも十二分に考えられる出来だったように思える。
その辺の収穫も踏まえて、アメリカでの合宿でチームの連動性など戦術的な練り込みをしていく、その前段階で、日本での最後の試合を勝利で終えて旅立てるというのは、良い旅立ちになりましたね。



個人的な個人評
1 川島永嗣 5.0 ほぼ出番なし
2 内田篤人 6.0 得点は粘り強かったが、それ以上にブランクを感じさせない1対1の強さなどを見せた。
21 酒井宏樹 5.5 積極的な攻撃参加は見せた。
6 森重真人 6.0 前からのプレッシングでも機能して、良い守備を見せていた。
15 今野泰幸 5.5 あまり危ないシーンは無かったがラインを高く保って、コンパクトに戦えた。
22 吉田麻也 6.0 守備と同時に攻撃参加も見せる。
5 長友佑都 5.5 交代間際には裏を取られるシーンもあったが、それ以外では特に攻撃面で仕掛けていった。
19 伊野波雅彦 5.5 無難ではあるが、上手く後ろで支えていた。
16 山口蛍 7.0 本日のMOM。中盤で守備として機能していたが、その上での攻撃へのスイッチにもなっていた。
7 遠藤保仁 6.0 受け皿となるプレーに終始して、どちらかと言うと流していたが要所は締めていた。
17 長谷部誠 6.0 攻守両面で良いプレーを見せ、負傷があった事は感じさせなかった。
9 岡崎慎司 5.5 裏を狙うプレーなども見せたり、ゴールを狙う姿勢もあったが、いつもよりは大人しい気がした。
8 清武弘嗣 5.5 アシストを狙えていたり右サイドで基点となった。
4 本田圭佑 6.5 シュート精度を欠いたのはいただけないが、前線で基点となっていた。
10 香川真司 6.5 最後の精度を欠いたのはいただけないが、積極的な仕掛けも見せた。
11 柿谷曜一朗 5.5 得点には繋がらなかったが、悪く無い動きをしていた。
13 大久保嘉人 5.5 裏を狙ったり出来ていたが、まだ、チーム全体で合ってはいなかった。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。