2014年06月13日 [07:02]   FIFAワールドカップ | スポーツ | WC/ブラジル2014 

2014WC ブラジル vs クロアチア

ついに開幕したWCブラジル。
開幕戦は、開催国であり、今大会で6度目の優勝を目指すブラジル。
対するは2大会ぶり4度目の出場であるクロアチア。
ブラジルが初戦を勝って今大会のオープニングを飾るのか、クロアチアが勝利をもぎ取るのか。
そして、日本人にとっては、WCの開幕戦と言う最高の舞台で日本の西村主審が裁くという名誉もある。

2014 FIFA World Cup Brazil
グループステージ/グループA 第1節 M1
サンパウロ アレーナ・デ・サンパウロ/62,103人
ブラジル 3-1 クロアチア
(BRA) NEYMAR JR(29分、71分PK)、OSCAR(91+分)
(CRO) OG(11分)

Match Report[PDF]
両チームのスタメンは、こんな感じ。
2014WCブラジルvsクロアチア
ブラジルは、先年のCCを制したメンバーで挑む。
クロアチアの方は、1トップの17番MANDZUKICが出場停止のため9番JEAVICを起用してきた。



前半
クロアチアのキックオフで試合開始。
立ち上がり、前線から一気に行くブラジルに対して、クロアチアも冷静にかわして前線へと繋いで、シュートまでもっていくと、クロアチアが右サイドからの仕掛けでクロスにファーサイドに入った18番OLICがフリーでヘディングシュートまでいったが、これは枠を外す。
すると、11分、カウンターを仕掛けたクロアチアが左サイドの突破から18番OLICのクロスにニアサイドで9番JELAVICがシュートできなかったが中に流れたボールをブロックに行っていた6番MARCELOに当ってゴール、OGでクロアチアが先制。
クロアチアペースの序盤から、少しずつブラジルが仕掛けて行けるようになっていくが、クロアチアはしっかりとゴール前でブロックを作っていてなかなかブラジルはチャンスを作れない。
徐々にペースを掴み出したブラジルは22分には、右サイドを10番NEYMAR JRが突破して、ライン際ギリギリを抜いて中にボールを入れると、これは中央で合わせきれなかったが、クロアチアが跳ね返したボールを拾った11番OSCARが左足でミドルシュートが左隅に飛ぶも、GKが好セーブ。
29分、クロアチアの決定機をGKが好セーブで止めると、そこからブラジルが中央でボールを粘り強く繋いで、突破をしていくと、最後は10番NEYMAR JRが右隅ギリギリを狙いすましたミドルシュートがポストに当り決まって、ブラジルが同点に追いつく。
ブラジルが徐々にゲームの主導権を奪い返しつつあり、42分には10番NEYMAR JRが良い位置でFKを得ると、自らがゴールを狙うが、ここは壁にブロックされる。
その後も、高い位置でボールを奪って10番NEYMAR JRが仕掛けて、こぼれ球を7番HULKがシュートまで行くが枠を外す。
前半は、1-1で折り返す。

研究してきたクロアチア
終盤に持ち直して、同点にした後には、ブラジルが主導権を握った感があるものの、前半はクロアチアがブラジルを研究してきて、ゲームの序盤を制した。
その中で、OGとはいえ、良い攻めから先制点を奪うなど、クロアチアは狙い通りの試合運びになったと思うが、ブラジルの方は、少し母国開幕戦という事で空回ったのか、なかなか攻め切れず、ゴール前で相手のマークにあっている所にボールを入れたり、密集地帯に突っ込んでしまったりとしたが、逆に先制点を奪われたことで、頭が冷えたのかもしれない。
その後もクロアチアペースの時間はあったが、徐々に後ろで回すなど、冷静にボールを繋ぎだしたことでブラジルは前線が動き直しや流動性が出てきて、クロアチアのマークを外してきて、同点ゴールに加えて、何度となくチャンスを作った。
ブラジルペースになった中で、前半は終わったものの、正直な感想は、クロアチアが良い流れを作っているなという所だろう。
特に、GKのPLETIKOSAのポジション取りが良くて、ブラジルが安易にゴール前に入れても、強引なシュートに行っても、どこか余裕をもって止める事が出来ている。
クロアチアの状態が良い事もあって、後半、先に2点目を奪った方が、この試合を制するように思える。
その1点をどうとるのかと言う所で、後一つ両チームそれぞれに決め手があるのか、それが勝敗を分けると思いますね。

後半
両チームとも交代は無く、ブラジルのキックオフで後半開始。
後半はブラジルが主導権を握り、特に前半から調子の良い11番OSCARの動きが良く攻守両面で機能すると、ブラジルの攻撃が活性化。
ただ、お互いにチャンスを作る事が出来ない中で61分、先にクロアチアが、20番KOVACICに代えて、14番BROZOVICを投入。
ブラジルも63分8番PAULINHOに代えて18番HERNANESを投入する。
更にブラジルは、7番HULKに代えて68分、20番BERNARDを投入する。
ブラジルがPA内でボールを受けた9番FREDに対して6番LOVRENが後ろから引き倒してブラジルにPK、これを10番NEYMAR JRが思い切りシュート、コースは甘く、GKは読んでいたものの強烈なシュートは手を弾いてゴール、ブラジルが71分、逆転。
78分、1点を追うクロアチアは9番JELAVICに代えて16番REBICを投入。
終盤にきて、クロアチアが押し込み出してくる中で、ブラジルは、10番NEYMAR JRに代えて16番RAMIRESを88分投入する。
ブラジルはピンチをギリギリでGKの好セーブもあって耐える中で、アディショナルタイムに入った所、中盤の競り合いでこぼれたボールを拾った11番OSCARがそのまま仕掛けて、DFがブロックに来るよりも一瞬早く小さい振り足でシュート、これが、決まり、ブラジルが決定的な3点目を奪う。
結局、アディショナルタイム4分を経過して、ブラジルが3-1で開幕戦を制す。

見事な逆転勝利
クロアチアは正直、序盤を飛ばした事で、ペースダウンした感があって、後半はブラジルペースで、正直、少し厳しいかとも思ったがブラジルがPKで逆転をした。
PKの判定自体は、もしかしたら厳しいかもしれないが、しかし、NEYMAR JRのシュートはコースこそ甘かったものの思い切って蹴った事で見事なゴールとなった。
その後もブラジルペースで落ち着いたゲーム運びになったが、クロアチアは、終盤に思い切って、何度となく決定的なシーンを作った。
但し、そのクロアチアを粉砕したのが、この試合、最も良かった11番OSCARが、その良さを発揮するかのような、ボールへの反応と、技有というべきトゥーキックでのタイミングを外した見事なシュートだった。
ブラジルが見事な逆転勝利をあげて、6度目の優勝に好発進となったのだが、それに対したクロアチアも十二分に強さを発揮したと言える。
終盤には足が止まって消えた感がある18番OLICだったが、序盤は完全に左サイドを制して、どちらかというとHULKを走らせて、良いプレーをさせなかった事も大きかった。
全体的にクロアチアはブラジルに見劣りすることなく、非常に強さを見せており、グループAは混戦になりそうな、そんな予感に繋がる試合だったように思える。
今大会の開幕戦として、両チームの出来、そして、日本人としては西村主審のジャッジを含めて、非常に良い試合だった。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。