2014年06月14日 [22:35]   FIFAワールドカップ | スポーツ | WC/ブラジル2014 

2014WC メキシコ vs カメルーン

WC2日目、第1試合。
前日の開幕戦では、開催国のブラジルが快勝スタートになったが、同じグループAとして、ブラジルが1位抜けだとすると2位通過のためには、ブラジル戦以外では負けられない。
ロンドン五輪でブラジルをやぶって金メダルを獲得したメキシコ、そして、シドニー五輪で今や世界王者のスペインに勝って優勝したカメルーン。
南米、欧州以外で最もWCに近い両雄の対決。

2014 FIFA World Cup Brazil
グループステージ/グループA 第1節 M2
ナタール アレーナ・ダス・ドゥーナス/39,216人
メキシコ 1-0 カメルーン
(MEX) O.PERALTA(61分)

Match Report[PDF]
両チームのスタメンは、こんな感じ。
2014WCメキシコvsカメルーン

前半
メキシコのキックオフで試合開始。
立ち上がりからメキシコが広くピッチを使いながら攻めて優勢に押し込むと、12分には、6番H.HERRERAのクロスに飛び込んだ10番DOS SANTOSがシュートを決めてメキシコが先制かと思われたが、ギリギリオフサイドの判定。
カメルーンも16分には、右CKの競り合いの中から、ボールを繋いで9番ETO'Oがシュートを決めるものの、こちらもギリギリでオフサイドの判定。
カメルーンが優勢に試合を進めるようになってきているが、ゴールを奪えないでいると、29分、メキシコが左CKからゴール前に入れたボールを、10番DOS SANTOSがヘディングで押し込む、しかし、これはオフサイドの判定でノーゴール。
再びメキシコが巻き返す展開になるが、ゴールを奪うには至らないまま、前半はスコアレスで折り返す。

裏の意識が高い試合
両チームともしっかりとバイタルでは潰しに行っており、守備が良く、なかなか厳しい展開になったと言えるだろう。
また、お互いにラインを引いて守る訳ではなく、前からプレッシングをかけている為に、裏を狙う意識が両チームともあり、そこに仕掛けていくが、しかし、その分オフサイドが多い展開でもある。
ただ、豪雨の影響で審判の視界が悪くなっている所為か、誤審もあったものの、両チームとも荒れる事無く戦っていて、メキシコは早いパス回し、カメルーンは個人技という攻撃面での持ち味を出してチャンスを作っており、スコアレスで前半は終わったものの、膠着した感じはなく、非常に緊迫した内容になっている。
両チームとも持ち味を出している為に、ここまで0点だったものの、どこかで、どちらかがミスや一瞬の隙を見せると、ゴールを奪われる可能性も高く、裏を返すと、相手がミスをしたところで見逃さずに仕掛ける事が出来るかどうか、もしくは、ミスを誘う事が出来るのか、どちらも経験もあり、力のある両チームであるからこそ、ギリギリの駆け引きは、ベンチを含めての総力戦の様相になりそうだ。

後半
メキシコは交代なし、カメルーンは、4番DJEUGOUEに代えてNOUNKEUを投入し、そのカメルーンのキックオフで後半開始。
後半も豪雨の中での試合で、48分には、メキシコが縦に入れたボールを10番DOS SANTOSがダイレクトで裏に流して、19番PERALTAが抜け出してGKと1愛1になるが、ここはGKが素早く間合いを詰めて止める。
カメルーンの守備が固く、メキシコは攻め切れず、ボールを持っているのはメキシコであり、チャンスの可能性もメキシコの方がありそうではあるが、カメルーンの狙い通りの展開にも感じられる。
攻め切れなかったメキシコだったが、61分、右サイドからボールを繋いで、縦に入れたボールを10番DOS SANTOSがDF二人の間のスペースで受けて、シュートに行く、これはGKが好セーブを見せるものの、こぼれ球に一番早く反応した19番PERALTAが拾って、無人のゴールに蹴り込みメキシコが先制。
メキシコは、69分、18番A.GUARDADOに代えて8番M.FABIANを投入。
メキシコは、更に73分、19番O.PERALTAに代えて14番J.HERNANDEZを投入する。
どちらも、徐々に足が止まってくる中で、ボールを支配するメキシコがリードしている事もあって、余裕をもった戦い方が出来るようになり、カメルーンはなかなかボールを取りに行く事も出来なくなってくる。
1点を追うカメルーンは、79分、6番SONGに代えて15番WEBOを投入する。
何とか1点を返したいカメルーンだが、なかなか前にボールを運べずにいたが、86分には、9番ETO'Oからのスルーパスに8番MOUKANDJOが抜け出して中にクロス、これはDFがクリアしたものの、このプレーでカメルーンが一気にメキシコ陣内で試合を進めだす。
アディショナルタイムには、左サイドからの絶妙なクロスにフリーで8番MOUKANDJOがヘディングシュート、これは、GKが横っ飛びでがっちりキャッチ、OCHOAがビックセーブを見せる。
メキシコは、ここで最後の交代として6番H.HERRERAに代えて3番C.SALCIDOを投入する。
メキシコも、左サイドの深い位置で相手のDFからボールを奪うと、素早くクロス、そこに斜めに走り込んできた14番HERNANDEZがシュートにいくが枠を外す。
結局、そのままメキシコが逃げ切り、1-0でメキシコ初戦を飾る。

参考となる試合
4年前、日本はこのカメルーンを初戦でやぶって勢いに乗り、そのままGL突破を果たした。
ただ、その際にはカメルーンは内部分裂をしていて、チームとして機能していなかったとの事で、今大会でもピッチ外で噂があるものの、非常に高い守備力で、良い試合を展開していた。
それに対して、メキシコがポゼッションで上回った。
なかなかカメルーンの守備を崩しきれなくて、シュート自体は少ない上に、CKの数も劣っているが、しかし、ボールを支配する事でカメルーンの隙を狙い続けて、ついに1点を奪い取った。
その後は、足が止まってきた所でも、ボールを繋ぐシーンと、一気にサイドチェンジや裏をつくボールを蹴るなど、長短、縦横織り交ぜたパス回しでカメルーンに容易にボールを奪わせず、走らせ続けた。
日本の初戦のコートジボワールとカメルーンは必ずしも同じようなチームとは言えない。どちらかと言うと守備から作っていたカメルーンに対して、コートジボワールは攻撃、それこそTOURE YAYAを中心としたボール回しを持っている。
ただ、それに対して、日本もボールを素早く動かしながら、相手を走らせて、その上で、先に点を取ることが出来れば良いだろう。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。