2014年06月19日 [22:44]   FIFAワールドカップ | スポーツ | WC/ブラジル2014 

2014WC オーストラリア vs オランダ

WC7日目、第1試合。
初戦でチリ相手に敗れたが、ここで勝てば突破の可能性は残すオーストラリア。
対して、前回大会決勝のリベンジを最高の結果で成し遂げたオランダ。
オランダが2連勝で突破に王手をかけるか、オーストラリアが逆転の勝利を手に出来るか。

2014 FIFA World Cup Brazil
グループステージ/グループB 第2節 M20
ポルト・アレグレ エスタジオ・ベイラ=リオ/42,877人
オーストラリア 2-3 オランダ
(AUS) CAHILL(21分)、JEDINAK(54分PK)
(NED) ROBBEN(20分)、V.PERSIE(58分)、MEMPHIS(68分)
Match Report[PDF]
両チームのスタメンは、こんな感じ。
2014WCオーストラリアvsオランダ

前半
オランダのキックオフで試合開始。
序盤から、この試合はオーストラリアが積極的に前から仕掛けていき、高い位置からのプレッシングと運動量でオランダを抑えるが、しかし、シュートまではなかなか行けず、逆にオランダは一発の攻撃でシュートまで行く。
オーストラリアに対して、オランダが20分、中盤で11番ROBBENが22番WILKINSONのマークを強引に振り切って前に出ると、一気にスピードを活かして独走、そのままゴールを決めてオランダが先制。
しかし、その1分後、右サイドからのアーリークロスに対して、4番CAHILLが左に流れながらダイレクトで左足で合わせてゴールに叩き込み、オーストラリアがスーパーゴールで同点に追いつく。
すぐに同点に追いついたことでオーストラリアも勢いが落ちず、どちらにも決定機が生まれるなど、内容的に五分の展開。
互角の展開の中で、前半終了間際、オランダの4番MARTINS INDIが頭から落ちるような形になり、負傷退場、21番MEMPHISが投入される。
結局、前半は1-1で折り返す。

スーパーゴール
オーストラリアが、90分を考えているのか分からない位、立ち上がりから飛ばしている。
こういうオーストラリアはアジアでは見ないですし、非常に珍しいが、だからこそ、オランダ相手に互角以上の内容になっている。
何よりも、ROBBENが持ち味を活かすようなスピードを活かしたドリブルからのゴールと言うスーパーゴールでオランダが先制した所で、飛ばした分、意気消沈しかねなかったが、そこで、CAHILLがスーパーゴールを返すというのか、凄いゴールで同点にして、チームの勢いを止めなかった。
オーストラリアとしては、この後、残り45分持つのかどうかは分からない。ただ、行ける所までいって、次のゴールを先に奪う事が出来れば、そこからの勢いのままオランダを倒すこともありえる。
オランダが、どこか面喰っていたのか、少し受け身に入ったが、この辺は流石で受け流しながら、自分たちのサッカーに持ち込んでいる部分もあり、オランダとしてはオーストラリアを疲れさせてしまえばいいとはいえ、今のオーストラリアの勢いに対して、中途半端な受け流しはそのまま切り裂かれる事もありえる。
オーストラリアは2連敗は、GL敗退に繋がる可能性が高いだけに、とにかく、残り45分走り切る事が大切だろう。

後半
両チームとも前半終了から交代は無く、オーストラリアのキックオフで後半開始。
52分、オーストラリアは23番BRESCIANOに代えて13番BOZANICを投入する。
オーストラリアがゴール前で代わったばかりの13番の仕掛けでハンドを得ると、このPKを15番JEDINAKが冷静に左隅に決めて、オーストラリアが54分逆転。
これで再び勢いが出たオーストラリアが高い位置からボールを奪って決定機を迎えるなど、試合の流れはオーストラリアが奪い、決定的な3点目を奪えるかと思われたが、今度はオランダが、58分、左サイドからオフサイドギリギリで抜けだした、9番V.PERSIEがゴールに叩き込んで、オランダが同点に追いつく。
67分には、左サイドからのクロスに7番KECKIEが押し込みに行くが、これはGKが止めると、逆に、オランダが、距離がある所からだが、21番MEMPHISがミドルシュート、これはバウンドしてGKから逃げるように決まって、68分、オランダが逆転。
ここで、オーストラリアは4番CAHILLに代えて10番HALLORANを投入する。
1点を追うオーストラリアは、更に77分、11番OARに代えて9番TAGGARTを投入する。
78分、オランダは、8番DE GUZMANに代えて20番WIJNALDUMを投入する。
オーストラリアが同点ゴールを狙って、仕掛けていく中で、オランダも体を張ってオーストラリアを跳ね返す。
オランダは、87分、9番V.PERSIEに代えて17番LENSを投入する。
オーストラリアは、後少しの所まで行くが、最後のゴールはオランダがしっかりと守って、結局、オランダが勝利。

羨ましい試合内容
オーストラリアが結局敗れてしまって、最後まで可能性は見せたものの、結局、最後は地力の差が出たようにも思える。
ただ、第1戦で不完全燃焼だった日本と比較すると、オーストラリアは、この2試合、非常に羨ましいサッカーだったようにも思える。
確かに敗れてしまった事、GL突破が出来なくなった事は、本人たちにとっては、内容よりも結果なのかもしれないが、しかし、次につながる内容ではあったと思える。
この試合で、オーストラリアはペース配分を無視した部分もあったが、真っ向からぶつかっても、前回大会準優勝国であり、今大会初戦で現在FIFAランク1位のスペインの気持ちを完全に折り砕く大勝を決めたオランダ相手に互角にサッカーが出来た訳だ。
ま、少し言えば、オランダはスペイン戦での疲労回復と、次の1位通過を争うチリとの試合を照準に若干抑えていたように思えるが、しかし、少なくとも後半のオランダは紛れもなく本気でしたし、そのオランダ相手に真っ向勝負で互角にやれた。
確かに足りない部分もあるが、そこを改善する事が出来れば、オーストラリアは今以上の強敵に、日本にとってはアジアで最大の強敵が更なる成長をしてきそうである。
それは、日本にとって嬉しいような、非常に悔しいような、そんな結果でしたね。
後は、今のオーストラリアで今のスペインにどう挑むのかも楽しみですね。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。