2014年06月21日 [16:30]   FIFAワールドカップ | スポーツ | WC/ブラジル2014 

2014WC スイス vs フランス

WC9日目、第2試合。
初戦で、エクアドル相手に最後の最後で逆転ゴールを決めて勝利したスイス。
対して、ホンジュラス相手に、BENZEMAが2ゴール、OGも彼のシュートであると考えれば、実質のハットトリックのような活躍を見せて快勝したフランス。
現在の欧州での結果ではスイスが上回っているが、しかし、元王者としてフランスもスイス相手に意地を見せるか。

2014 FIFA World Cup Brazil
グループステージ/グループE 第2節 M25
サルヴァドール アレーナ・フォンチ・ノヴァ/51,003人
スイス 2-5 フランス
(SUI) DZEMAILI(81分)、XHAKA(87分)
(FRA) GIROUD(17分)、MATUIDI(18分)、VALBUENA(40分)、BENZEMA(67分)、SISSOKO(73分)
Match Report[PDF]
両チームのスタメンは、こんな感じ。
2014WCスイスvsフランス


前半
スイスのキックオフで試合開始。
立ち上がりは互角だったが、その立ち上がり早々、スイスは5番VON BERGENの左目のあたりを、ゴール前でのプレーでフランスの9番GIROUDのスパイクが入ってしまい出血、これ以上のプレー続行は不能という事で、9分、4番SENDEROSと交代。
18分、フランスが右CKからファーサイドの少し下がった位置から、9番GIROUDが打点の高い強烈なヘディングシュートを決めてフランスが先制すると、その1分後、今度は、キックオフ直後の下げたボールを拾った10番BENZEMAがDFを惹きつけておいて左サイドに流すと、14番MATUIDIがシュートを決めて、早々にフランスが追加点を奪う。
2点リードを追うスイスが逆襲したいだが、しかし、フランスが優勢に試合を進め続け、30分には、10番BENZEMAの仕掛けから後ろから倒されてPK、しかし、この10番BENZEMAが蹴ったPKは、GKが完璧に読んで止めると、こぼれ球をフランスが押し込みに飛び込むも、ボールはポスト直撃、更に、こぼれた所でゴール前に放り込むも、GKがパンチングでクリア、スイスが決定的なシーンを守り抜く。
ただ、これでスイスがリズムに乗る事はなく、40分に、4番が縦に入れたボールに走った9番のクロスをファーサイドに合わせた8番VALBUENAが押し込んで、フランスが決定的な3点目。
前半、フランスが3点リードで折り返す。

フランス圧倒
序盤は互角だったが、スイスは不測の事態で守備の要である5番VON BERGENが負傷退場という事になった事で、スイスの守備が整う前に、セットプレーのチャンスにGIRCUDは強烈なヘディングシュートを決めた。
その後は、完全にフランスペースで、特に先制を許した事でスイスは意気消沈ではないだろうが、キックオフ直後のボールを奪われるという失態で、追加点を奪われた。
その後も、フランスが圧倒して、それこそ優勝した時のフランスのようにとは言わないが、強いなと感じさせるプレーで、スイスに対して優勢に試合を進め、結局、前半終盤にも1点を追加して、ほとんど勝ちを前半で決めてしまった。
この辺の強さは、それこそ優勝した頃の強さを彷彿させるものがありますね。
スイスは、エクアドル戦ではもっと強さが感じられたのが、この試合では、フランスに圧倒されてしまって、どうにも勝てる可能性を感じない、欧州予選でのスイスの方が成績が良かった筈だが、そのスイスよりもフランスの方が強く、その通りの結果になっている前半でしたね。

後半
スイスは、11番BEHRAMIに代えて、15番DZEMAILIを投入、フランスは前半と同じメンバーで、そのフランスのキックオフで後半開始。
後半はスイスの方が優勢に試合を進めて、既に3点を取っているフランスは受けに回っていた所で、63分、フランスは9番GIROUDに代えて19番POGBAを投入する。
更に、劣勢になっているフランスが、66分、5番SAKHOが足を痛めての退場、21番KOSCIELNYと交代する。
押し込まれていたフランスだったが、67分、右サイドで粘って作った後、下げた位置から19番がゴール前にクロス、これを10番BENZEMAが絶妙なタイミングでオフサイドギリギリ抜け出し、冷静にゴールに流し込んでフランスが4点目。
4点差を追うスイスは、1点でも返そうと、9番SEFEROVICに代えて19番DRMICを投入する。
しかし、73分、左サイドで基点となって、中央でボールを受けた10番BENZAMAが、シュートにいくかと思わせて、18番SISSOKOにパスを出して、18番がこれを決めて、フランス5点目。
更に手を緩めずフランスが猛攻を仕掛けるが、スイスも体を張る。
81分、スイスは少し距離がある位置でFKを得ると、15番DZEMAILIの蹴ったボールは、壁の間を抜けてゴール左下隅に決まって、スイスが1点を返す。
ここで、フランスは、8番VALBUENAに代えて11番GRIEZMANNを投入する。
スイスが勢いに乗って攻め、フランスが守りに入ると、87分、10番XHAKAがオフサイドギリギリで抜けた所にフワッとしたボールが入って、これを後ろからのボールをダイレクトボレーでゴールを決めて、スイスは2点目。
最後、右サイドからのクロスを中央で10番BENZEMAがゴールを決めたが、その前でファールという事でノーゴール、そして、ここで試合終了、フランスが圧勝。

BENZEMAの脅威
先にも書いたように、初戦ではBENZEMAが2得点に、1点のOGに繋がるシュートと3点とも彼のゴールのようなものと言っても過言でも無かったが、この試合も、BENZEMAショーは変わらず。
この試合でも5点の内1G2Aという結果、まさに、今のフランスのエースとしての存在感を遺憾なく発揮している。
何よりも、プレーエリアが広くて、相手はマークし切れないというよりも追い切れない。
運動量が豊富で、ピッチ上にあちらこちらに表れており、気が付いたらボールに絡んで、その結果得点が生まれるという事で、今のフランスの強さの基盤になっている。
今のフランスが優勝する為、勝ち上がっていくためには、何よりもBENZEMAの活躍が必要だが、彼の出来次第で、今のフランスは、本当に優勝した頃を彷彿とさせる、強いフランスになっていると言えるだろう。
スイスにとっては、今のフランスと力の差を感じさせられる結果になったが、終盤に2点を返して、何とか一矢報いた感じだろう。
最終節は、この後の試合次第でもあるが、とにかく勝てば良い、その勝てば良いという所で、この試合の負けは負けとして開き直る事も出来るだろう。
何より、このフランス相手に後半は良い形を何度か作って、優勢にゲームを進めていたのですから、決して、ポット1がまぐれでも何でもない事を見せてくれるだろう。
関連記事

Re Comments.

Comment Form.

  管理者にだけ表示を許可する 
名無し及び発言のたびにHNを変える(固定名を使わない)、元の記事に関係の無いコメントなど一般的なマナー違反が発覚した場合、もしくは、公衆良俗に反するような記述など、管理人の判断で、記入者の了解を得ず、一方的に削除いたします。

    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。