2014年06月22日 [06:35]   FIFAワールドカップ | スポーツ | WC/ブラジル2014 

2014WC アルゼンチン vs イラン

WC10日目、第1試合。
初戦ではボスニア相手に勝利をおさめた優勝候補のアルゼンチンに、初戦はナイジェリア相手に引き分けたアジアのイランが挑む。
世界最高選手の一人であるMESSI擁する攻撃陣をイランの守備陣がどう抑えて、どうやって点を取りに行くのか。

2014 FIFA World Cup Brazil
グループステージ/グループF 第2節 M27
ベロオリゾンテ ミネイロン/57,698人
アルゼンチン 1-0 イラン
(ARG) MESSI(91+分)
Match Report[PDF]
両チームのスタメンは、こんな感じ。
2014WCアルゼンチンvsイラン

前半
イランのキックオフで試合開始。
序盤からアルゼンチンが仕掛けて、それに対してイランが守る展開で、15分には、スルーパスに抜け出した9番HIGUAINがGKと1対1になるが、飛び出したGKがシュートの瞬間に体を張って止める。
完全にボールはアルゼンチンが支配して、何度もイランゴールに迫っていくが、GKを中心にイランの守備陣が集中していてゴールを奪えず、ただ、イランもカウンターを狙うのだが、なかなかアルゼンチン陣内に入っていく事すら出来ず。
アルゼンチンペースという所は変わらないが、終盤にきて、イランもカウンターを仕掛けて、シュートまで行く事が出来るようになると、42分には、右CKからニアサイドに4番J.HOSSEINIが飛び込んでヘディングシュートに行くが、これは枠を外す。
結局、前半はどちらもゴールを奪えず終了。

予想通りの展開
ある意味予想通りの展開であり、だからこそ、ゲームとしてはアルゼンチンが圧しているものの、その内容はイランの狙い通りだと言えるだろう。
特に、前半の終盤には、カウンターで仕掛けて、セットプレーから惜しいシーンを作り出したことを考えると、イランの狙いがはまりつつあるとも言えるだろう。
但し、圧倒的にボールを支配して攻めているのはアルゼンチンである事はかわりがなく、つまり、イランは前半は何とか0点に抑えたのだが、しかし、一瞬でも隙を見せればゴールを奪われてしまう。
その1点を奪われた瞬間に狙いは破綻してしまう事を考えると、非常に危うい綱渡りをしているとも言えるが、イランと言うチームのサッカーがアルゼンチンと戦う上では、この戦い方で間違ってはいないだろう。
アルゼンチンにしては、何度となく9番HIGUAINが良い飛び出しなどを見せていて、そこにAGUEROやMESSIが上手く絡んでいくと、流石にイランも止め切れなくなっていて、イランのGKが好セーブを見せる事で耐えていたが、後少しという所であり、とにかくアルゼンチンとしては、もう半歩プレーを早める事で一気にゴールを奪える可能性は高い。

後半
両チームとも交代は無く、アルゼンチンのキックオフで後半開始。
アルゼンチンが優勢なのは後半も変わりがないが、53分、イランがカウンターで、右サイドを突破、そこからのクロスに16番REZAが飛び込んでダイビングヘッド、ただ、これはGKに止められる。
イランの方が決定機があったが、アルゼンチンも、60分、MESSIがドリブルで仕掛けてシュートまで行くが、ここは枠を外す。
アルゼンチンの勢いが弱まってきた所で、イランが攻勢を仕掛けて、アルゼンチンゴールに迫る。
76分、両チームともここで決める為に選手交代のカードを切る、イランは、7番MASOUD.SHに代えて2番KH.HEYDARIを投入、アルゼンチンは同時に2枚、20番AGUEROに代えて22番LAVEZZI、9番HIGUAINに代えて18番PALACIOを投入する。
再びアルゼンチンが優勢に試合を進めだして、押し込んでチャンスを作っていくが、ゴールを奪えず、どちらが勝ってもおかしくなく、また、このままスコアレスで終ってもおかしくないという状況に入る。
イランは、85分、21番DEJAGAHに代えて9番ALIREZAを投入する。
86分、狙っていたイランは、一気にカウンターを仕掛けて、16番REZAがスピードでアルゼンチンの選手を振り払ってシュートまで行くが、GKが好セーブを見せる。
アルゼンチンは88分、3番HAJI SAFIに代えて8番R.HAGHIGHIを投入する。
アディショナルタイム、そこまで耐え抜いていたイランだったが、一瞬の隙、右サイドでボールを受けたMESSIがワンツーを返すと見せて、中に瞬間的に切れ込んで左足で巻くようにファーサイドネットに突き刺したゴールで、アルゼンチンが先制。
先制した事で、アルゼンチンは、時間稼ぎの意図も込めて7番DIMARIAに代えて6番BIGLIAを投入。
そのまま試合終了で、アルゼンチンが勝利。

最後の最後で決める
終盤に猛攻を仕掛けて、どうにも結果が出ていないというか、消えている時間も多かった10番MESSIが最後に決めてアルゼンチンとしてはある意味最高の形で勝利を収めることが出来た。
とはいえ、この試合は、勝ったアルゼンチンよりも、負けたイランの方が評価を高めた試合だと言えるかもしれない。
確かに、守りを固めたサッカーではあるが、それでもアルゼンチンの攻撃を抑え込んでおり、最後の最後にMESSIの個人技にやられたとはいえ、アルゼンチンの攻撃をほぼ完璧に止めたイランの守備、そして、それと同等に、カウンターで仕掛けた何度かのチャンス。
総じて、決定機で言えば、もしかしたらイランの方が多かったかもしれない。
それだけイランのサッカーが見事な結果だったと言える。
これで、イランは1分1敗となったものの、このグループで言えば、まだ可能性を残している。
アルゼンチンが既に突破を決めている為に、最終節スタメンを落とす可能性もあるが、それでもナイジェリア相手にアルゼンチンが勝利をしてくれれば、イランにとってみると十二分にGL突破を出来、そして、今のイランには、先に進んで欲しい気がする。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。