2014年06月23日 [23:55]   FIFAワールドカップ | スポーツ | WC/ブラジル2014 

2014WC アメリカ vs ポルトガル

WC11日目、第3試合。
第2節の最後の試合は、初戦でドイツ相手にまさかの大敗を喫してポルトガル。
相手は確かに優勝候補の一角ですが、こちらも優勝候補に挙げられながらも大敗を果たしたことで、同じく優勝候補ながら既にGL敗退が決まったスペインを彷彿とさせる。
負ければポルトガルは即敗退の所で、対戦相手はガーナ相手に競り勝ったアメリカが相手。
アメリカとしても、勝てばGL突破を決められるだけに、ここで決めてしまいたい所。

2014 FIFA World Cup Brazil
グループステージ/グループG 第2節 M30
マナウス アレーナ・アマゾニア/40,123人
アメリカ 2-2 ポルトガル
(USA) JONES(64分)、DEMPSEY(81分)
(POR) NANI(5分)、VARELA(95+分)
Match Report[PDF]
両チームのスタメンは、こんな感じ。
2014WCアメリカvsポルトガル

前半
アメリカのキックオフで試合開始。
立ち上がり早々、ポルトガルが、左サイドで19番ALMEIDAが粘って、一旦戻したボールをゴール前に入れると、アメリカのDFがクリアミスして、拾った17番NANIがワンフェイントでGKのバランスを崩しておいてゴールに蹴り込み、5分ポルトガルが先制。
1点を追うアメリカが攻勢を仕掛けるが、その中でポルトガルは、接触プレーで23番H.POSTIGAが負傷、16分、早くも11番EDERと交代する事になる。
ゲームの流れはアメリカに移って、奪ってからスペースを狙って攻めていくアメリカにポルトガルの守備は少し後手に回っていて、なかなかプレスもかからない。
ゲームは圧倒的なまでにアメリカペースになるが、しかし、アメリカはシュートが悉く枠を外し、最後の精度を欠く。
前半終了間際には、劣勢だったポルトガルが決定機を迎えるが、シュートはポスト直撃で、その後のこぼれ球も狙うが、GKの好セーブに阻まれる。
そのまま、前半終了で、ポルトガルが1点リードで折り返す。

ポルトガル先制もアメリカ優勢の前半
立ち上がり早々のアメリカのミスを逃さずポルトガルが先制したものの、やはり、今大会のポルトガルはリズムが悪いのか、守備の連動性が無く、アメリカに主導権を譲る事になった。
内容的には、ポルトガルが悪いというよりも、アメリカが良いというべきなのかもしれないが、本当に、全体が動きを止めず、スペースを狙って動いて、そこにダイレクトでボールを回すという、パス回しで、ポルトガルは振り回されてしまっている。
但し、惜しむらくはアメリカのシュート精度の低さ。
決定機が何度となくありながらも、悉くシュートが枠を外してしまっている。
こうなってくると、正直、アメリカがペースを握っているとはいえ、ポルトガルはこういう試合展開の経験もあるだろうし、そういう所での戦い方を身に着けているのであれば、ここから先、アメリカが攻めながらも、点が取れず、逆にカウンターで追加点もあり得る。
それこそ、前半終了間際に、惜しいシーンがポルトガルにあったように、一発の可能性はポルトガルにありそうで、その辺の戦い方が出てくれば、それこそポルトガルがドイツ戦の負けを払拭して優勝に迎えるようになるという事だろう。

後半
アメリカは交代は無く、ポルトガルは19番A.ALMEIDAに代えて6番WILLIAMを投入して、そのポルトガルのキックオフで後半開始。
後半もアメリカがペースを握っているが、しかし、前半よりもポルトガルが落ち着いて戦っており、ポルトガルが狙いを見せだしたが、55分、右サイドをアメリカは23番JOHNSONがオーバーラップからGKが飛び出してきた所を一瞬早く中に入れ、これを4番BRADLEYがシュートと決定的なシーンになるが、ここは13番R.COSTAがギリギリでクリア。
ゴールを奪えない中で、64分、右CKからのこぼれ球を拾った13番JONESが思い切ったミドルシュートが、巻くように右隅に決まり、GKは若干ブラインドになって一歩も動けず、アメリカが同点に追いつく。
ポルトガルもすぐさま突き放す為に、攻撃を仕掛けるが、GKの好セーブに阻まれて得点は奪えず。
69分、16番R.MEIRELESに代えて、ポルトガルは早くも最後の交代で、18番VARELAを投入する。
アメリカは、72分、最初の交代で、11番BEDOYAに代えて2番YEDLINを投入する。
ポルトガルは勝点を狙って、アメリカは、ここまでの勢いが若干無くなってきていて、ポルトガルが良い形を作れるようになってくる。
ただ、81分、右サイドへと展開して、そこからのクロスは一旦ポルトガルがブロックするが、4番BRADLEYがシュート、これもブロックしたがこぼれ球を19番ZUSIが中に折り返して、8番DEMPSEYが体でボールを押し込み、アメリカが逆転。
アメリカは、負傷したままゲームを続けていた、8番DEMPSEYを87分、18番WONDOLOWSKIに交代。
何度かあったポルトガルがゴールを奪えず、このまま試合は終了して、ポルトガルが敗退かと思われた最後の最後、アディショナルタイムに、右サイドでボールを受けた7番RONALDOが高速クロスを入れると、これを走り込んだ勢いのまま18番VARELAが頭から飛び込んでゴール、土壇場でポルトガルが追いつく。
そして、この後、試合終了で、両チーム勝点1を分け合う。

首の皮一枚残したポルトガル
最後の最後で追いついたポルトガル。
先制しながらも長い間アメリカペースの試合になり、後半にはついに逆転まで許して苦しい展開にはいり、しかも、その後のシュートは悉く止められてしまって、ほぼ万事休すかと思われた。
何よりも、ポルトガルはWCのジンクスと言うか呪いに掛かっている為に、本当にこのまま敗退してもおかしくないと感じてしまうほどだった。
しかし、最後の最後、どうしても得点が奪えなかったRONALDOの高速クロスに飛び込んでゴールを奪った。
流石に、この試合何度となくビックセーブでチームを救ったアメリカのHOWARDもあれは止められなかった。
結局、最後の最後でゴールを決めて首の皮一枚を残したポルトガル。
とはいえ得失点差の関係もあり、未だ最下位。
最終節でガーナに勝ったとしても、ドイツとアメリカが引き分ければ終り、もしどちらかが負けたとしても、アメリカとの得失点差は、何と5、ドイツとに至っては8、つまりは、アメリカがもし1点差で負けた場合は、4点差以上をつけて勝たないといけない訳で、非常に厳しい展開だろう。
とはいえ、ここまで優勝候補が早い段階での幕切れをしている今大会において、ポルトガルには何とか頑張ってほしい気持ちがある。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。