2014年06月26日 [03:57]   FIFAワールドカップ | スポーツ | WC/ブラジル2014 

2014WC ナイジェリア vs アルゼンチン

WC14日目、グループF最終節。
優勝候補が倒れていく中で、順当に2連勝でGL突破を決めたアルゼンチン。
対して、イランと引き分けたものの、勝点4で2位、引き分け以上でGL突破を決めるナイジェリア。
ナイジェリアは勝てばGL1位通過となり、アルゼンチンは引き分け以上で1位が決まる、1位通過を争う一戦。

2014 FIFA World Cup Brazil
グループステージ/グループF 最終節 M43
ポルト・アレグレ エスタジオ・ベイラ=リオ/43,285人
ナイジェリア 2-3 アルゼンチン
(NGA) MUSA(4分、47分)
(ARG) MESSI(3分、46+分)、ROJO(50分)
Match Report[PDF]
両チームのスタメンは、こんな感じ
2014WCナイジェリアvsアルゼンチン

前半
アルゼンチンのキックオフで試合開始。
立ち上がり早々、アルゼンチンが、前線で7番DI MARIAが抜け出してボールを受けると、強烈なシュート、これをGKが触ってポストに当り、跳ね返ったボールを詰めていた10番MESSIが蹴り込み、3分アルゼンチンが先制。
しかし、すぐさまナイジェリアも、カウンターで、7番MUSAが左サイドでボールを受けて、強烈なシュートを叩き込み4分に同点に追いつく。
アルゼンチンは、7番DI MARIAが前線を追い抜くプレーなど、積極的に仕掛けて、アルゼンチンが優勢に試合を進めるが、ナイジェリアも堅守を活かして勝ち越しゴールは許さず。
アルゼンチンが優勢な展開ではあるが、38分、20番AGUEROが負傷退場、22番LAVEZZIと交代で、アルゼンチンは交代枠を一つ使う。
アディショナルタイムに、アルゼンチンは、10番MESSIが良い位置でFKを得ると、これを自ら壁の上を越えて右上隅に決めるシュートで、アルゼンチンが勝ち越し。
アルゼンチンが1点リードで前半を折り返す。

余裕をもったアルゼンチン
既にGL突破を決めているアルゼンチンだが、その余裕がサッカーにも表れているようで、油断とか慢心とかではなく、ノビノビと試合をしているように思える。
2試合終わって無失点だったナイジェリアだったが、その堅守相手に2得点を奪った、アルゼンチンの攻撃陣の中でも、得点を奪った10番MESSIの出来が良かったのもあるが、それ以上に試合のテンポを作っていたのは、7番DI MARIAで、最前線にまで追い越して顔を出すなど、中盤から前で非常に積極的に仕掛けていく。
アルゼンチンが楽しみながらサッカーをしているという雰囲気になっていて、だからこそ強いと感じさせる試合になっている。
ナイジェリアとしては、ポゼッションで負けるのは想定通りだとすれば、前半の同点ゴールのように、攻める時に前線で人数をかければ、それだけで相手の守備陣は分散する。
そこで個人技で仕掛ければ、決して個人の力でひけをとっていないのですから、十二分にゴールを狙えるだろう。

後半
前半終了とメンバーの交代は無く、ナイジェリアのキックオフで後半開始。
開始早々、一瞬のスピードで抜け出した7番にボールが入ると、そのままシュートを決めて、47分、ナイジェリアが同点に追いつく。
ただ、すぐにアルゼンチンも、左CKから中央で競ってこぼれたボールをファーサイドで飛び込んだ16番ROJOの膝に当るような形でゴールに入り、50分勝ち越し。
アルゼンチンが優勢に試合を進めるが、しかし、ナイジェリアにもチャンスがある所で、63分、アルゼンチンは、10番MESSIに代えて19番ALVAREZを投入する。
ナイジェリアは18番BABATUNDEが負傷退場で、66分、20番UCHEBOと交代する。
アルゼンチンの方がチャンスを作れているが、ナイジェリアはなかなか攻め切れない。ただ、アルゼンチンも決定的な所でシュートは枠を外す。
ナイジェリアは8番ODEMWINGIEに代えて80分、19番NWOFORを投入する。
アルゼンチンは、アディショナルタイム、9番HIGUAINに代えて6番BIGLIAを投入する。
結局、アルゼンチンが逃げ切って試合終了。

アルゼンチン3連勝
アルゼンチンが3連勝でグループFの首位通過、また、裏のイランが負けた為に、ナイジェリアが2位通過となった。
ただ、この試合に関してだけでなく、アルゼンチンは3連勝ながらも全て1点差、何か結果だけ見ると苦戦しているようにも感じる。
いや、確かに苦戦した試合もあったが、しかし、何となくアルゼンチンは今大会の戦い方で一線を隔している部分があるとしたら、この試合のようなサッカーがあるのかもしれない。
WCという舞台であり、各チーム国の代表と言う重圧がある、アルゼンチンにもそれはあるだろうし、過去のWCで結果が出なかった、特にMESSIが結果を出せなかったのは、そういう重圧があったように思えるが、今大会では、そういうものをあんまり感じさせない。
ほぼ地元であり、それでありながら、最大のライバルの地でもあるブラジルWCと言う舞台でありながら、今のアルゼンチンは、WCというサッカーのお祭りを楽しんでいる雰囲気を随所に感じる。
それは、例えば負けてもいいとか、勝ちにこだわっていないという事ではなく、端々、プレーのあちらこちらに織り込まれるようにサッカーは楽しいものだ、楽しんでいこうと言うような、遊びのあるようなプレーも見せている。
あからさまではないのだが、プレーの選択が、パスを出す先の選択に、何となくそういう雰囲気を感じる。
今大会、日本は初戦のコートジボワール戦に重圧から動けなくなっていた、それはブラジルだって、負けたスペインやイングランドなどなど、優勝候補と言うチームだって味わった部分だろうが、それをアルゼンチンからはほとんど感じない。
そして、それが、これまでWCでは不発だったMESSIの3試合連続ゴールに繋がっているんじゃないか?
もしかしたら、そういう雰囲気も大切なんじゃないかな。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。