2014年06月29日 [05:22]   FIFAワールドカップ | スポーツ | WC/ブラジル2014 

2014WC ブラジル vs チリ

WC17日目、第1試合。
ついに、ある意味WCの本番に当る2ndステージのノックアウトステージ。
その第1試合は、グループA1位の優勝候補筆頭のブラジルとスペインに引導を渡したグループB2位のチリ。
初戦から南米対決となった試合を制するのはどちらか。

2014 FIFA World Cup Brazil
2ndステージ/Round of 16 M49
ベロオリゾンテ ミネイロン/57,714人
ブラジル 1 (3PK2) 1 チリ
(BRA) DAVID LUIZ(18分)
(CHI) ALEXIS(32分)
Match Report[PDF]
両チームのスタメンは、こんな感じ。
2014WCブラジルvsチリ

前半
チリのキックオフで試合開始。
立ち上がりから激しい試合で、チリが高い位置から積極的にプレスを仕掛けて中盤で潰しに行く。
両チームとも切り替えが早く、ボールを高い位置から奪いに行きあって、非常に展開の早い試合になる。
セットプレーのチャンスを立て続けに得たブラジルは、左CKからニアサイドの下がった位置で3番SILVAがヘディングで流すと、ファーサイドでDFと競り合いながら4番DAVID LUIZが押し込み18分ブラジルが先制。
チリも仕掛けて、ブラジルと互角の展開で、ブラジルが自陣での左サイドからのスローインをチリは後ろから11番が上手く奪い取って、中にパスを入れると、そのパスを受けた7番が上手くゴールを決めて、32分チリが同点に追いつく。
ブラジルが良い形を掴むもののシュートが枠に行かないなど勝ち越しゴールを奪えず、逆にチリもアディショナルタイムには、高い位置でボールを奪うと一気のカウンターから、20番CH.ARANGUIZが抜け出す、ここはゴールを奪えず。
結局、両チームとも1点ずつを取って前半を折り返す。

2ndステージ初戦に相応しい試合
ここから、WC本番が始まるとも言える、その最初の試合。
GLの初戦と同じくブラジルが慎重な入りだった分、余計にチリの積極性が目に移ったが、そのチリの勢いに乗せられるようにブラジルも対応して、序盤から非常に激しい、そして、だからこそWCに相応しい見応えのある試合になった。
ブラジル相手にチリが一歩も引かず真っ向から対抗しており、必要ならば人数をかけて潰しに行くなど、チリのやり方は日本が見習うべき方法の一つでもある。
それでも、ブラジルは、高さで勝っている事を活かして、GKの出れない位置にCKで一旦入れて、そこで競り勝ってから落とす、もしくは流したボールをシュートに行くという事が出来るようになっている。
それに対して、チリは高い位置からのプレッシングでボールを奪うとショートカウンターを仕掛けるなど、決定機を作り出した。
結局、同点のまま前半は終えたのだが、チリがブラジル相手に互角に戦っているのは間違いなく、だからこそ、次の1点がこの両チームの戦いの決着になるような気がする。

後半
両チームとも前半から代わらず、ブラジルのキックオフで後半開始。
後半も両チームお互いに良い持ち味を出していると、55分には、ゴール前に入れたボールを7番HULKがトラップからシュートまで行くと、シュート自体は膝に当りミートしてなかったが、ゴールに入ってブラジルが勝ち越しかと思われたものの、これは、その前のトラップがハンドの判定。
チリは57分、11番VARGASに代えて16番GUTIERREZを投入する。
64分、ブラジルも、9番FREDに代えて21番JOを投入する。
更に、なかなかチリを突破できない、ブラジルは、72分、5番FERNANDINHOに代えて16番RAMIRESを投入する。
攻め切れないブラジルだったが、75分には、左サイドでHULKが縦に抜くと見せかけてのクロスを入れると、ファーサイドにJOが飛び込むが僅かに合わない。
チリも攻められないが、ブラジルのボール回しもチリの守備に引っかかって攻め切れない中で、81分には、ゴール前に放り込んだボールに10番NEYMARがヘディングシュートに行くが、これはGK正面。
流石にチリも足が止まってきて、立て続けにブラジルがチャンスを作るようになると、HULKのドリブルでの仕掛けから、自らシュートに行くが、ここもGKが好セーブ。
ブラジルが押し込み出している中で、87分、チリは、8番VIDALに代えて9番PINILLAを投入する。
両チームとも決める事が出来ず、勝負は延長戦へ。

延長
チリのキックオフで延長戦スタート。
延長に入って、チリが仕掛けるようになるが、ブラジルゴールを脅かす事が出来ず、徐々にブラジルが押し返しだすが、ブラジルも決定機とまではいかない。
延長前半は、どちらもゴールを奪えないと、ブラジルは、11番OSCARに代えて19番WILLIANを投入し、そのブラジルのキックオフで延長後半スタート。
チリは、ギリギリでプレーを続けていた17番MEDELが負傷退場で、13番ROJASを投入する。
両チームとも流石に足が止まってきていて、なかなか決定的なシーンを作れずにいたが、終了間際の120分、9番PINILLAがワンツーで抜けて、強烈なミドルシュートはバー直撃、逆にブラジルも、右CKからの流れで最後は16番RAMIRESのシュートは、枠を外す。
両チームとも決められないまま、勝負はPK戦に委ねられる。

PK戦
4番DAVID LUIZ(BRA) ○ 左に決める。
9番PINILLA(CHI) × 正面を狙ったシュートはGKが止める。
19番WILLIAN(BRA) × 左を狙ったシュートは枠を外す。
7番ALEXIS(CHI)× 左下隅を狙ったシュートはGKが完璧に読んで止める。
6番MARCELO(BRA)○ 右を狙ったボールはGKが触るもゴール。
20番CH.ARANGUIZ(CHI)○ 右上隅に決める。
7番HULK(BRA) × 正面を狙ったシュートは、残したGKの足で止める。
21番DIAZ(CHI) ○ 正面に決める。
10番NEYMAR JR(BRA) ○ フェイントを加えて左に決める。
18番JARA(CHI) × GKが少し触ってポスト直撃。
ブラジルが、3-2でPK戦を制して、ブラジルが勝ち抜け決定。

最後までは白熱した試合
最後まで勝敗の行方が分からない面白い試合だった。
これぞ、WCという所だろう。
チリが完全にブラジルのサッカーを封じていたのだが、その為に運動量を要求されており、後半は、守備では前半と変わりなくいけていたが、しかし、流石に攻撃に転じる事が出来ず、後半はブラジルが優勢に試合を進める事になった。
それを耐え抜いたチリも見事ならば、最後までこちらもチリのペースについていったブラジルも見事でした。
延長に入ると、最後は両チームの選手で足を攣る選手が出てくる中で、最後のPK戦は、両チームのGKが見事なセーブを見せて、そこでも一歩も引かなかった。
どちらが勝っていても本当におかしくなく、そして、どちらが勝ったとしても、十分に勝ちに相応しいサッカーだったと言える。
最後に差が生まれたのは、何だったのか、ただの運だったのか、サポータの後押しだったのか、それは分からないが、最終的にPK戦の末、チリは競り負ける事になった。
とはいえ、WCのベスト16、その最初に試合に相応しい、非常に白熱した好ゲームを見る事が出来て、非常に満足だ。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。