2014年07月21日 [20:03]   柏レイソル | スポーツ | Jリーグ/2014 

J1/2014 第15節 柏 vs 仙台

WCによる中断が明けての最初のJ1の試合第15節。
中断前の5試合は3勝2敗、最後の試合では甲府相手に敗れて順位を下げたものの、現在6位につける柏。
開幕直後は勝てず下位に低迷していたが、5月に入ってから4連勝で12位まで順位を上げて中断を迎えていた仙台。
雷雨の為に開始が遅れたものの、両チームの改めての開幕戦に水を差すことは出来ない。

Jリーグ2014 Division1 第15節
日立柏サッカー場/8,982人
柏 0-0 仙台
ホーム柏のスタメンは、21 菅野孝憲、4 鈴木大輔、5 増嶋竜也、23 渡部博文、27 キム・チャンス、8 ハン・グギョン、7 大谷秀和、22 橋本和、20 茨田陽生、9 工藤壮人、11 レアンドロの3-4-1-2。
アウェー仙台のスタメンは、21 関憲太郎、25 菅井直樹、6 角田誠、2 鎌田次郎、5 石川直樹、17 富田晋伍、27 武井択也、11 太田吉彰、20 八反田康平、24 赤嶺真吾、13 柳沢敦の4-2-2-2。

今回もスコアレスドロー
立ち上がり試合の主導権を握ったのは仙台で、縦に早い攻めで、チャンスを作ると、11分には、右サイドの太田吉からのクロスをファーサイドで八反田康がヘディングシュートに行くと決定的なシーンになるが、しかし、ここはGK菅野孝が好セーブ。
前半は仙台の狙いが当たって、仙台が優勢に試合を進めるものの、序盤のシーン以外にはなかなか決定的なシーンは作れず、すると後半には、柏が攻勢を仕掛けて、48分には、仙台のクリアミスをついてレアンドロがボールをカットすると素早い切り返しからのシュートを狙うが、これはGKの正面。
柏は攻めながらも仙台の守備を崩しきれず、ただ、柏に可能性を感じさせるようになっていくが、終盤には、今度は仙台が押し込み決定機を作る。
しかし、ゴールを奪う事は出来ず、スコアレスドロー。

決め手に欠ける
試合前に雷雨の為に開始が1時間遅れたが、その結果、前半はピッチ上に水が溜まり、それが流れを決めたかのように、柏の選手はボールが水で止まったり、もしくは足を滑らせたりとなかなか思うとおりにプレーできなかった。
それに対して、仙台は、大きく蹴る事で相手の裏をとって、そこからゴール前に入れる、特に、柏が3バックを選択した事で、両サイドの裏にスペースが出来て、特に太田吉が何度となく攻め込んでいった。
序盤には、その太田吉からのクロスに八反田康がシュートという決定的なシーンがあったりと、サイドを中心に柏の弱点をつく仙台が良い形で攻め込んでいった。
ただ、ゴールを奪えないと、ピッチ上が乾くのに合わせて柏がリズムをつかみ出す。
しかし、仙台の守備陣が粘り強く守って、柏の攻撃はなかなか決定機を作り上げる事が出来なかった。
耐えた仙台の守備が良かったというのもあるが、柏の攻め手、同時に仙台の攻撃に関しても、少しアイデア不足で、単調な攻めが続いた。
両チームともに得点力を意識するのであれば、やはり、ゴールを奪うためのアイデアをどう準備するのか、それが重要だろう。

思い通りに出来なかった柏
中断期間に、チーム得点王である田中順がオランダへと移籍をした事で、この試合の柏は、今までと異なるシステムで戦う事を選択した。
ただ、雨の影響もあったと思うが、それだけでなく、その新しいシステムが全く機能しなかった。
特に守備面では、3バックの両サイドの部分で出来たスペースに入ってくる、太田吉と八反田康に対して、対応する事が出来ず、結果として、後半から多少再びシステムをいじらざるを得なかった。
田中順の不在と言うのは、チームとしての影響力が大きいのは分かる。
だからこそ、新しい事を試すのは間違った選択ではなかったが、この試合の柏に関して言えば、それは失敗だったと言える。
しかし、ここでこれを諦めて新しい事を試すのか、それとも、我慢してものになるようにチャレンジをするのか、この辺が判断のしどころだろう。
どちらが正しいかは、今は分からず、終わってみての結果でしか判断は出来ない。
但し、その決断はせねばならず、この試合で機能しなかった事を踏まえて、どう考えていくのか、柏の今季の分岐点になるかもしれない。

耐え抜いた仙台
明らかに狙いがはっきりとしていて、機能させたのは仙台の方だった。
ピッチ上に水が溜まっている事を踏まえて、一気に裏を狙う形でチャンスを作った前半もそうだが、後半も、柏の攻めに対して、採取ラインと中盤が2ラインを作って、守備の形を作り、そこに入ってくる柏の選手を絡め取るように止めていく。
サイドから攻めてきてクロスを上げられても、ゴール前ではしっかりと跳ね返していく。
ほとんど柏に決定機を作らせず、劣勢とも言えるが、しかし、自分たちの狙い通りのサッカーだったとも言える。
但し、惜しむべきは、攻め込まれた所で下がってブロックを作るのは良いが、そこからのカウンターを狙う事が出来なかった事だろうか。
守りは粘り強く出来ている、ここ最近のリズムの良さはあったものの、やはり、ゴールを奪うためには、人数をかけるか、圧倒的な個性が欲しい。
その辺の力があれば、上位で再び戦う事も可能だろう。
関連記事

Re Comments.

Comment Form.

  管理者にだけ表示を許可する 
名無し及び発言のたびにHNを変える(固定名を使わない)、元の記事に関係の無いコメントなど一般的なマナー違反が発覚した場合、もしくは、公衆良俗に反するような記述など、管理人の判断で、記入者の了解を得ず、一方的に削除いたします。

    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。