2014年08月03日 [15:33]   徳島ヴォルティス | スポーツ | Jリーグ/2014 

J1/2014 第18節 徳島 vs 甲府

J1も折り返して第18節。
言い方は悪いが最下位を独走、ただ、前節は大宮相手に勝利して今季2勝目、ホーム初勝利を狙う徳島。
中断明けは勝ちが無く、2分1敗で、降格圏の16位に下がった甲府。
台風が近付く中で、徳島が初の連勝を果たすのか、混戦の中で降格圏脱出の1勝を甲府が上げるのか。

Jリーグ2014 Division1 第18節
鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム/3,594人
徳島 2-2 甲府
(徳島) 高崎寛之(31分)、衛藤裕(42+分)
(甲府) 青山直晃(44分)、クリスティアーノ(62分)
ホーム徳島のスタメンは、31 長谷川徹、35 村松大輔、2 福元洋平、4 藤原広太朗、20 大崎淳矢、16 斉藤大介、14 濱田武、3 アレックス、25 佐々木一輝、17 衛藤裕、13 高崎寛之の3-4-2-1。
アウェー甲府のスタメンは、1 荻晃太、26 青山直晃、4 山本英臣、6 佐々木翔、23 稲垣祥、8 新井涼平、5 マルキーニョス・パラナ、27 阿部翔平、11 ジウシーニョ、9 阿部拓馬、10 クリスティアーノの3-4-2-1。

雨中の激闘
ピッチ上に水溜りが出来ていて、なかなかボールが転がらずドリブルが難しい中で、大きく縦に蹴り合う展開になる。
お互いに水に足を取られるなどミスが目立つ試合ではあるが、甲府がクリアし切れずにもたついた隙をついて濱田武がボールをかっさらうと、DFが寄ってきた所でフワッとDFの裏に入れるスルーパスに走り込んだ高崎寛が上手くシュートして、31分徳島が先制。
徳島が先制したが、試合の流れは大きく変わらず、どちらも蹴り合いの中で、前半終了間際、左CKからニアサイドで落として混戦からこぼれたボールをファーサイドで滑り込んだ青山直が押し込んで甲府が44分同点に追いつく。
ただ、アディショナルタイムに、徳島は、佐々木一が右サイドから突破してクロス、これは中央の高崎寛の前でDFにクリアされるも、クリアは小さく衛藤裕が詰めてシュート、これがDFに当ってループシュートのようになりゴール、徳島が突き放す。
後半に入って1点リードを許す甲府が優勢に試合を進めだして、徳島ゴールに迫りだすと、62分、左サイドをオフサイドギリギリで抜け出した阿部拓がDFに倒されながらも中にパスを入れると、これをフリーになったクリスティアーノが蹴り込み、甲府が同点に追いつく。
甲府の方が優勢に試合を進めて、何度となくシュートまで行くが、最後の部分では精度を欠き、徳島はなかなか攻められなかったが、終盤に入ると、チャンスを作る事も出来た。
しかし、結局、どちらも勝ち越しゴールは奪えず、試合終了。

勝ちを逃した試合
どちらにとっても勝ちを逃した試合だろう。
大雨の中での試合で、ピッチ上に水が溜まり、足を滑らせたり、ボールが止まったりと、なかなか個人での仕掛けがし辛い中で、両チームとも長いボールを駆使した早い展開を狙う。
その結果、試合は中盤を飛ばした蹴り合いの様相を呈して、なかなか落ち着かない試合になったが、その中で徳島が常に先手を取りリードをしていった。
徳島にしてみれば、そのまま逃げ切って、連勝と行きたかったのだろうが、しかし、先制した後の試合内容は、徐々に甲府ペースになり、前線での動き出し、特に両サイドの裏を取る動きに徳島の守備が対応できておらず、その結果、甲府が何度となくシュートまで行く展開になった。
ただ、崩しきる事が出来たシーンは少なく、シュートは少し強引な部分もあった。
結果として、同点には追いついたものの、シュート数では、圧倒、またCKも多かったのだが、勝ち越しゴール、逆転ゴールを奪う事は出来なかった。
その分という訳でもないだろうが、チャンスを決め切れなかった事で、終盤には再び徳島がチャンスを作れるようになってきて、惜しいシーンもあった。しかし、結局、どちらもチャンスを活かしきる事は出来ずに勝点2を失った試合だと言える。

上がってきた徳島
中断明けの徳島は調子が上がってきているのは間違いないだろう。
調子が上がっているというか、開き直った部分もあるだろうが、確かに首位浦和には敗れたものの、大宮戦、そして、この甲府戦と悪く無いサッカーをしている。
というよりも、良いサッカーを展開しているとも言える。
この試合でも劣勢の中でもゴール前ではきっちりと跳ね返しているし、何よりも、前線で仕掛ける意識が高くなったのが大きい。
やはり負けている時には得点を奪えなかったのだが、前節の3点に続き、この試合も2点を奪っている。
そして、得点が入るようになった事の最大の要因は、やはり全体をコンパクトに保ったままゴールを狙えるようになった事だろう。
先日のWCと言うよりも、ここ数年、Jリーグでは広島の活躍以降、3バックと言うか、3-4-2-1と言う感じのフォーメーションを試すクラブは増えている。
ただ、下手すると5バックになって全体が間延びするこのシステムだが、コンパクトに保てれば、ゴール前で人数をかける事も可能になり、それは、この試合の2点目のように素早くフォローが出来る。
まだまだ、上位陣相手には苦しいかもしれないし、勝点差から降格圏脱出は厳しいが、この後の夏場にどこまで徳島が見せてくれるか期待は高まる試合だった。

クリスティアーノを活かせるか
前節でもそうだったが、一人クリスティアーノのレベルが違っている。
降格圏の位置にいる甲府にとって、何よりも勝つために必要な戦力アップとして獲得したクリスティアーノは、まさに正解だった。
個人でゴールを奪える力もあるが、何よりも前線でボールが収まる事も大きい。
また、この試合スタメンで起用された阿部拓が加わった事で、ジウシーニョと二人で彼をフォローする事が出来る。
というよりも、彼らがフォロー出来るかどうか。
個人で勝負できるとはいえ、今のJリーグのレベルであれば、簡単に一人でゴールと言うのも出来ない。
つまり、彼をどうやってチームとしてフォローしていくのか、それが甲府の攻撃に関しては、最大の方法だろう。
ある意味、クリスティアーノを活かせれば点を取る事が出来る、チームとの連動を割かれると勝てない、シンプルなサッカーとチームになったとも言えるだろう。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。