2014年08月04日 [20:32]   浦和レッズ | スポーツ | Jリーグ/2014 

J1/2014 第18節 浦和 vs 神戸

J1も折り返して第18節。
連続無失点記録は、前節の鹿島戦で終ったものの、現在首位をキープしている浦和。
一時は首位にも立ったものの、中断明けは1分2敗とどうにも結果が出せない6位神戸。
前回ホームでは浦和相手に勝利した神戸が、ここで浦和を止める事が出来るのか。

Jリーグ2014 Division1 第18節
埼玉スタジアム2002/26,494人
浦和 2-2 神戸
(浦和) 興梠慎三(17分)、那須大亮(93+分)
(神戸) 河本裕之(62分)、高橋峻希(69分)
ホーム浦和のスタメンは、21 西川周作、46 森脇良太、4 那須大亮、5 槙野智章、14 平川忠亮、13 鈴木啓太、22 阿部勇樹、3 宇賀神友弥、8 柏木陽介、7 梅崎司、30 興梠慎三の3-4-2-1。
アウェー神戸のスタメンは、22 山本海人、25 奥井諒、5 河本裕之、14 増川隆洋、2 高橋峻希、27 橋本英郎、15 大屋翼、20 杉浦恭平、10 森岡亮太、13 小川慶治朗、18 マルキーニョスの4-2-3-1。

シーソーゲーム
立ち上がりから浦和がボールを支配して攻めるが、神戸の守備は崩せず、ただ、神戸も奪える位置が低いために、なかなかカウンターを仕掛けられない。
優勢に試合を進めていた浦和が17分、左サイドから中に入れたボールを梅崎司がスルー、これを受けた興梠慎が上手く反転して、威力よりも抑えてコントロールしたミドルシュートを決めて、浦和が先制。
先制を許した後は、神戸が攻撃に出て、チャンスを作るようになり、36分には、スルーパスに抜け出した森岡亮がGKと1対1の決定機を迎えるが、GK西川周が好セーブを見せる。
なかなかチャンスを活かせなかった神戸だったが、62分、右CKからのボールを中央で河本裕が頭一つ以上競り勝ってヘディングシュートを決め、神戸が同点に追いつく。
更にお互いに交代選手を入れての仕切り直した所で、神戸は、69分、代わって入ったシンプリシオが前線まで駆け上がって楔となると、左サイドから斜めに走り込んできた高橋峻に合わせて落とし、これをゴールに蹴り込み、神戸が逆転。
終盤、神戸は逃げ切りをはかり、このまま神戸が勝利するかと思われたが、しかし、浦和も決定機を作り、このまま終わらせない雰囲気もある中、試合終了間際、ゴール前に放り込んだボールに那須大がヘディングで合わせて、浦和が同点に追いついて、試合終了。

浦和が土壇場で追いつく
予想通りと言うべきか、浦和がポゼッションして、神戸がカウンターを狙う展開だったが、立ち上がりから主導権を握ったのは浦和で、神戸はなかなかカウンターを仕掛ける事が出来なかった。
ただ、観ていて感じたのは、神戸は序盤はそれで良いと判断して、体力を温存して、後半勝負を狙っているようにも思えた。
しかし、浦和がその優勢な時間帯で先制をしたことで、試合の流れは変わって、浦和に対して神戸が攻めるようになった。
GK西川周に決定機を阻まれたりもしたが、浦和のポゼッションの展開の中で、神戸がチャンスを作ってゴールを立て続けい奪う事で逆転することが出来た。
リードを許したことで、浦和の攻めの圧力は増すかと思われたが、しかし、神戸の守備も粘り強く守って、ゴールを許さなかった。
最後は、マルキーニョスに代えて岩波拓を投入して守りに入って逃げ切りをはかるも、浦和が最後の最後で同点に追いついた。浦和の粘りが観れた試合ではあるが、しかし、同時に首位に立つ浦和の脆さのようなものも見えた試合だった。
ところで、神戸は終盤、ホワイトボードにフォーメーションを大書きして指示していたが、分かり易い反面、あれってどうなんでしょうねぇ。

脆かった浦和
連続無失点記録だったり、元々、浦和の守備は良いイメージがあったが、この試合を観ていると脆さが垣間見えた。
3バックでありながらも、どちらかと言うと選手につく所があるので、例えば、2点目のシーンなど完全にシンプリシオにつられて、高橋峻につく選手もいなかった。
また、全体的なラインを下げる事でゴール前で跳ね返すのだが、それだけの強さも確かにあるものの、ワンタッチで前を向かれたり、狭いスペースでスピードに乗られると後手に回ってしまう。
西川周は守備範囲が広い方だと思うが、しかし、守備ラインが下がってしまうと、結局持ち味を活かせない。
この辺、元々、ペトロヴィッチ監督が広島を率いていた時もそうだったが、守備への考え方の部分で、個人の力頼りになってしまっている部分があるが、それを活かしきれずに潰す部分もある。
失点が少なくて、好調ではあるが、だからこそ、守備陣の修正は、本当に浦和が強くなるうえで必須だろう。

耐え切れなかった神戸
この試合の神戸は、まさにこの一言に尽きるだろう。
前半は明らかに浦和に攻めさせておいて、自分たちは、力を温存しようとしているように見えた。
ただ、その狙いは20分もたずに失点をしてしまう事で瓦解した。その後、神戸は攻めにも転じたが、ボールを浦和に支配されていて、なかなかチャンスを作れなかったものの、数少ないチャンスから、後半に2点を奪う事が出来て逆転に成功した。
すると、今度は、守備固めに選手を投入して、フォーメーションも3-4-2-1に変更して、前線の小川慶からプレッシングを仕掛けながら守りに入った。
しかし、そもそも相手にボールを支配されている中で、攻めに転じる力を失った事で、相手は最終ラインの選手も今まで以上に積極的に前に上がって仕掛けてきて、その那須大のゴールで同点を許すことになった。
守りに入る事が悪い事だとは言えないが、それでも攻撃の可能性を消した状態では、一方的に殴られるだけの展開になってしまう。そうなれば、いつかはゴールを奪われる可能性もある訳で、逃げ切りたいからこそ、前線に絶対的な選手を置いておくことが大切だろう。
その意味で、マルキーニョスを代えた采配は失敗だっただろうし、何よりも、耐えるというやり方が神戸には出来なかったのかもしれない。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。