2014年08月09日 [21:24]   名古屋グランパス | スポーツ | Jリーグ/2014 

J1/2014 第19節 名古屋 vs 鹿島

西日本に台風が近づく中で行われたJ1第19節。
中断明けは3連続引き分けの後、前節は鳥栖相手に敗れて、降格圏と勝点差1の15位名古屋。
同じく中断明けは3連続引き分けだったが、前節は広島相手に圧勝した4位の鹿島。
何とかリズムに乗りたい名古屋としては、怪我人が戻りつつある今節で結果を出したい所。

Jリーグ2014 Division1 第19節
豊田スタジアム/16,369人
名古屋 2-3 鹿島
(名古屋) 永井謙佑(25分)、ケネディ(47分PK)
(鹿島) 山本脩斗(42分)、ダヴィ(82分)、遠藤康(90分)
ホーム名古屋のスタメンは、1 楢崎正剛、19 矢野貴章、3 牟田雄祐、4 田中マルクス闘莉王、15 本多勇喜、28 田口泰士、8 ダニルソン、20 矢田旭、33 レアンドロ・ドミンゲス、18 永井謙佑、16 ケネディの4-2-2-2。
アウェー鹿島のスタメンは、21 曽ヶ端準、22 西大伍、23 植田直通、15 昌子源、16 山本脩斗、40 小笠原満男、20 柴崎岳、33 カイオ、28 土居聖真、13 中村充孝、11 ダヴィの4-2-3-1。

鹿島逆転
立ち上がりから、お互いに少し消極的な入り方で、抑えた試合展開から、少しずつ鹿島が名古屋陣内に押し込みだすが、25分、右サイドの高い位置まで上がっていた矢野貴がボールをダイレクトですぐさまクロス、これを、スピードに乗ってDFの間を抜けて、頭から飛び込んでゴール、名古屋が先制。
名古屋に先制を許した後、再び鹿島が押し込み出して、優勢に試合を進めると、42分、右サイドで基点を作ってからの縦への突破、そして、クロスにファーサイドで山本脩がヘディングシュートでゴール、完璧な崩しで鹿島が同点に追いつく。
後半開始早々、PA内に入るレアンドロ・ドミンゲスに田口泰から絶妙なパスが入ると、止めに行った小笠原満が完全に体当たりの形になりファール、PKが名古屋に与えられると、ケネディがこれを落ち着いてGKの頭の上に決めて、47分、名古屋が1点リード。
その後、再び、前半と同じく鹿島が優勢に試合を進めだすが、なかなかゴールを奪う事が出来ず、名古屋の守備を崩しきれないと、このまま名古屋が耐えるかとも思われたが、82分、ダヴィが名古屋の牟田雄がクリアしようとしたボールに足を出してカット、飛び出してくる楢崎正よりも一瞬早くシュートを決めて、鹿島が同点に追いつく。
そして、90分、右サイドで縦にパスを繋いで、そこに選手が走り込むことで、最後は遠藤康がフリーで抜け出してゴール、鹿島が逆転。
終盤に名古屋も鹿島ゴールを狙うが、しかし、決定機を作れず、鹿島が逆転勝利。

調子の差
ここ最近の状態の差、調子の差という所か。
試合内容は、鹿島が名古屋を圧倒していて、優勢に試合を進めていた。ただ、そんな中で名古屋の方が常に少ないチャンスで先手を取っていて、このまま勝利を手に出来るかとも思われたのだが、最後は、やはりその勢いの差で鹿島が逆転勝利をもぎ取った。
常に名古屋が先手を取っていたのだが、しかし、この最近の調子の差と言うのがものを言うのか、鹿島は慌てる事無く、とにかく名古屋を攻め続けて、名古屋も耐えていたが、そこから攻撃に転じれなかった事で、最後には決壊してしまった。
ただ、試合内容からいえば、鹿島が優勢に試合を進めており、結果は必然と言うべき内容だったと言えるだろう。

必勝で臨むも勝てず
これまで負傷者が多くて結果が出せなかった名古屋だが、ケネディに闘莉王が復帰してきて、更に矢野貴だったりも戻ってきた事で、ベストとは言えないかもしれないが、戦力が戻ってきた。
だからこそ、この試合はホームでもあり、絶対に勝ちたい試合であったのだが、結果として敗れることになった。
序盤から、負けない為に、どこか消極的だったが、しかし、前線でケネディが基点になるのと、永井謙が裏を狙うという2点で、特に鹿島の守備ラインが高い位置設定をしていた事もあって、効果的な攻めが出来るかと思われたが、少し消極的な戦いが、全体を間延びさせてしまっていた。
その結果、鹿島に自由に中盤でボールを持たせたのが敗因とも言えるだろう。
選手が戻ってきた所で、ここからという試合であり、常に先手を取る事が出来ていた、にもかかわらず勝つことが出来なかった事で、名古屋にとっては、非常に厳しい状況に陥ったと言えるだろう。

見事な崩し
中断明け、なかなか勝ち切れなかったのだが、前節で広島相手に圧勝した事で、リズムが出てきたと言えるだろうか。
名古屋から奪った3点のうち、相手のDFから上手くボールを奪った2点目のダヴィのゴールは、別として、残り2点は素晴らしい理想的な崩しだった。
この試合の鹿島は、前線の動きが良くて、特に単純に裏を狙うだけでなく、中盤の選手が前に出る時には常に斜めに走る。そうする事で、相手の守備にギャップを作り出して、スペースを広げて、別の選手が入っていく、ある意味、現代サッカーの崩しのお手本のような形となったのは3点目だろう、右サイドから縦に入れるボールに中から外に抜けるように走りDFの間でボールを受けて流す、そこに、今度は外から中に走り込んでシュートにまで行く、ボールの動きは右からゴールに向かって一直線と言うべきだが、そこに斜めに走り込む選手がいる事で、相手DFは翻弄されてしまった。
また、1点目のゴールも、個人技での仕掛けとギリギリまで抜けてからのマイナス方向へのクロスと言う、相手にとっては止められない攻撃になった。
こういう崩しが出来る事が、鹿島の強さに繋がっていく、若手を主体としたチーム構成になりってきた中で、こういうサッカーが出来れば、再び王者復活となる、そんな予感をさせる見事な試合だった。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。