2014年08月11日 [21:03]   ヴィッセル神戸 | スポーツ | Jリーグ/2014 

J1/2014 第19節 神戸 vs 新潟

西日本に台風が近づく中で行われたJ1第19節。
中断明けは2分2敗、なかなか結果を出すことが出来ず、順位を9位に落とした神戸。
3連敗で中断明けをスタートする事になったが、前節はC大阪相手に勝利した10位の新潟。
お互いの勝点差は1と、なかなか乗り切れない両チームの直接対決。

Jリーグ2014 Division1 第19節
ノエビアスタジアム神戸/11,303人
神戸 1-0 新潟
(神戸) 河本裕之(92+分)
ホーム神戸のスタメンは、22 山本海人、25 奥井諒、19 岩波拓也、5 河本裕之、27 橋本英郎、6 シンプリシオ、16 チョン・ウヨン、7 ペドロ・ジュニオール、10 森岡亮太、20 杉浦恭平、18 マルキーニョスの4-2-3-1。
アウェー新潟のスタメンは、21 守田達弥、27 松原健、4 舞行龍ジェームズ、3 大井健太郎、29 李明載、8 レオ・シルバ、6 小林裕紀、23 山本康裕、10 田中亜土夢、9 田中達也、16 岡本英也の4-2-2-2。

劇的な勝利
開始早々、1分にも満たないタイミングで、いきなりペドロ・ジュニオールがドリブル突破を仕掛けると、李明載が後ろから倒してPK、しかし、このPKをマルキーニョスはフェイントでGKの逆を取ったが枠を外しゴールならず。
PKを外したものの神戸の流れは変わらず、CKから惜しいシュートがあれば、GK守田達の位置を見極めてのマルキーニョスの思い切ったロングシュート、更には、裏に抜け出した杉浦恭のシュートなど決定機を度々作り出すが、GK守田達を中心に新潟守備陣も粘り、また、中盤での神戸のプレスをかわせるようになって、ボールを繋いで岡本英の惜しいシュートなど、新潟にもチャンスがある。
前半は神戸優勢だったが、そこを耐えた新潟が後半は主導権を握り、優勢に試合を進めるのだが、しかし、ゴールを奪えないと、62分には、スルーパスに抜け出したペドロ・ジュニオールが、飛び出してきたGKをかわしたのだが、角度が悪くシュートは枠に行かず、終盤にも同様に抜け出すシーンがあったが、シュートが枠に行かない等、神戸も決定機を決め切れず。
このまま終わるかとも思われた試合は、アディショナルタイム、左CKのボールを中央で河本裕が頭一つ競り勝ったヘディングシュートを決めて、神戸が先制。
そして、そのまま試合終了、神戸が競り勝つ。

白熱の好ゲーム
台風が近づいている中で行われた神戸での試合は、観客に、その雨の中観に行った甲斐があったと思わせる非常に良い試合だった。
立ち上がりから高い位置からのプレッシングを仕掛ける神戸が試合の主導権を握ったが、開始早々のPKを外して、流れを失うかとも思われた中で、全く気にする事も無く攻め続けて、何度となくチャンスを作り出した。
対する新潟も劣勢だった所で、中盤の底のレオ・シルバを中心にボールを回して神戸の高い位置からのプレッシングをかわして攻める。
そういう中盤での攻防から相手ゴール前での攻防と、非常に緊迫した試合展開の中で、得点こそ入らないが、気を抜いた瞬間に大量失点してもおかしくない試合内容だった。
前半は神戸ペースの中で新潟もチャンスを作れば、後半は逆に、耐えた新潟がリズムを掴んで、新潟ペースの中で、神戸が決定的なシーンを作り出す。
そういうどちらが勝ってもおかしくなく、それでいて引き分けで終るかと思われた試合は、最後の最後、この試合、どちらにも何度となくあった、セットプレーのチャンスを神戸が決めた。
どちらが勝ってもおかしくなかったのだが、それだけに、最後の最後で勝利を引き寄せたのは、セットプレーをここまでリーグで最も活かせていた神戸のセットプレーに対する自信だったのかもしれない。

セットプレー
先に書いたように、第18節までの結果として、神戸はセットプレーからの得点がリーグ最多の11点を奪っていた。
それに対して、新潟は3点とリーグ17位と活かしきれていない。
但し、一転して守備から見た場合、神戸は12失点とリーグ17位に対して、新潟は4失点とリーグ1位セットプレーからゴールを許していない。
その両チームの対決でセットプレーが重要な位置を占めるというのは、予想と言うよりも予感の部類に入るが、その通りの展開だったとも言える。
神戸は11本、新潟も5本のCKがあったり、ゴール前でのFKのチャンスなど、両チームとも多くのセットプレーのチャンスを得ており、言い方はどうかと思うが、最強の矛と紙の盾をもった神戸と鈍ら刀と最強の盾をもった新潟の対決は、最終的に矛が盾を貫いた。
その視点でみても、本当に面白い両チームの対決にだった。

守備からの組み立て
神戸はここ数試合失点が多く、何より中断明けは、全試合失点している。
しかし、この試合では、神戸がしっかりとした守りから入れていた。
まだまだ、連動し切れず、どちらかというと新潟の拙攻にも助けられたものの、新潟の攻撃に対して、ギリギリで体を張った守りは相手を0点に抑える事に貢献した。
何がどうという事は無いが、それでも、ギリギリでも守りの意識を高めた事、ただ、それだけで相手を止める事だって出来る、そういう事を証明した試合だったようにも思える。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。