2014年08月12日 [21:08]   清水エスパルス | スポーツ | Jリーグ/2014 

J1/2014 第19節 清水 vs 徳島

西日本に台風が近づく中で行われたJ1第19節。
現在12位、中断明けの4試合を1勝3敗、勝った試合は別として、負けた3試合は無得点複数失点で、ここまで3得点10失点の清水。
対するは現在、最下位ではあるが、中断明けは浦和相手に敗れたものの1勝2分1敗と漸く結果が出てきた徳島。
順位としては清水が上だが、現在の状況は徳島も悪く無いだけに、どうなるか分からない一戦。

Jリーグ2014 Division1 第19節
IAIスタジアム日本平/11,887人
清水 1-0 徳島
(清水) 村田和哉(69分)
ホーム清水のスタメンは、1 櫛引政敏、28 吉田豊、3 平岡康裕、6 杉山浩太、2 イ・キジェ、7 本田拓也、16 六平光成、10 大前元紀、17 河井陽介、11 高木俊幸、18 ノヴァコヴィッチの4-2-3-1。
アウェー徳島のスタメンは、31 長谷川徹、4 藤原広太朗、2 福元洋平、24 那須川将大、20 大崎淳矢、16 斉藤大介、14 濱田武、3 アレックス、25 佐々木一輝、17 衛藤裕、13 高崎寛之の3-4-2-1。

清水が逃げ切る
両チームとも立ち上がりから狙いのはっきりとしていて、清水は、バランスを考えた守備から、相手が縦に入れてくるボールを狙って奪うと、一旦中盤を経由してから前線へ、そこでノヴァコヴィッチや大前元、河井陽におさまると、一気に後ろの選手も攻撃に参加して行けば、徳島は、一旦下がって守備ブロックを作って、清水の動きのある攻撃にスペースを与えず守っておいて、一発で高崎寛を狙い、その落としから、衛藤裕や佐々木一が狙って行く。
ただ、徳島の攻めに関しては、完全に清水に封じられてしまって形を作る事が出来ず、それに対して清水は、若干持たされた感はあるが、徳島ゴールに迫る事が出来る。
とはいえ、どちらも決め手を欠く中で、清水は村田和を投入して、サイドから裏を狙う動きを追加すれば、徳島もアドリアーノを入れて、単独でのゴールへと迫る力を加える事で、徐々に試合が動き出し、69分、左サイドで裏を取った河井陽が基点となって、そこから中に入れると、村田和が中へとステップしてDFをかわすと、右隅に狙いすましたミドルシュートを決めて清水が先制。
先制した後、徳島が前に出る所で清水が裏を狙うが、しかし、追加点を奪えず、80分を過ぎたあたりからは、清水は逃げ切りを狙って、時間をかけるプレーを選択し、逃げ切って勝利。

采配が当たる
両チームとも先に書いたように狙いがはっきりとしたサッカーを展開しており、その分、相手も対応しやすいサッカーになっていたが、後少し決め手を欠いた前半だった。
そこで、後半はどちらの監督も動いたのだが、その采配はどちらも間違いなく狙いが当たったように思える。
村田和によって、サイドが活性化した清水と、アドリアーノによって、前線でボールを預ける先が出来た。
どちらの采配も当って試合が動くようになったが、結果を出したのは、2試合目、ホーム初試合になった大榎監督の采配によって投入された村田和だった。
ただ、先に書いたようにお互いの狙いははっきりと分かり、その上で、采配自体もお互いに狙いが当たっていた。
後一歩、ゴールをこじ開ける力と言うのが、清水の方にあったとは言えるが、監督の手腕を問われた試合は、ドローだったのかもしれない。

前線の組み合わせ
徳島にとっては、最低でも勝点1は取れたかもしれない試合だった。
ただ、その中で、前線は高崎寛に当てる形で、そこを狙われてしまい、佐々木一や衛藤裕のフォローは、この試合では足りなかった。
そこで、アドリアーノ、更にエステバンを投入すると、前線への選択肢が増えたことによって、攻撃が活性化するようになった。
まだまだ、チームとしての連動性と言うのが無かったので、そこをどう合わせていくのかが重要ではあるが、彼ら二人の外国籍選手の高い個人技を活かしていく事が得点に繋がっていくかもしれない。
この辺は難しい所で、この試合では、前線が機能しなかったので、個人技に頼るのも良いが、元々の3人の方がお互いのプレーの補完が出来るとすれば、現代サッカーにおいて、そちらの方が結果として効果が高いかもしれない。
折角獲得した二人をどうやって活かすのか、ここからの小林監督の手腕が問われる。

変化と継続
正直、監督交代と言う劇薬のうち、監督が交代したという事実以外において、清水では、大榎監督へと変更したものの、サッカーの内容に正直変化を感じない。
サッカー自体は、ゴトビ監督がやってきた事を継続してきているが、2試合目にして、多少の変化を加えたのが、最終ライン。
中断明けで、先に書いたように柏相手に3点取っているが、後は無得点。正直、点が取れない方が問題だと思ったのだが、それ以上に大榎監督が変化を必要としたのは守備であった。
点を取る方は継続でやる事で点が入るとして、失点、確かに10失点をどうにかするのが先として、GKを櫛引政にして、イ・キジェを起用して、吉田豊を右に回し、後はバランスを重視した守りの為に、最終ラインの攻撃参加を自重させているように見えた。
結果として、攻撃に決め手を欠いていたが、無失点で抑え、危ないシーンはほとんどなく守り切った。
攻撃の継続はそのままかどうかは分からないが、守備面での変化は、良い改善策として結果がついてくるかどうかは、次の試合以降ではっきりするだろう。
関連記事

Re Comments.

Comment Form.

  管理者にだけ表示を許可する 
名無し及び発言のたびにHNを変える(固定名を使わない)、元の記事に関係の無いコメントなど一般的なマナー違反が発覚した場合、もしくは、公衆良俗に反するような記述など、管理人の判断で、記入者の了解を得ず、一方的に削除いたします。

    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。