2014年08月16日 [21:23]   柏レイソル | スポーツ | Jリーグ/2014 

J1/2014 第20節 柏 vs 神戸

J1第20節。
再開後は1勝2分2敗、少し失点が多く、なかなか結果が出せておらず、9位につける柏。
こちらも再開後は1勝2分2敗、前節は、新潟相手に勝利をおさめて、再開後の初勝利をあげ8位とした神戸。
勝点差は1、拮抗した成績の両チームの対決で、どちらも上位を狙う為に勝ちたい試合。

Jリーグ2014 Division1 第20節
日立柏サッカー場/9,219人
柏 2-0 神戸
(柏) レアンドロ(30分)、エドゥアルド(47+分)
ホーム柏のスタメンは、21 菅野孝憲、4 鈴木大輔、5 増嶋竜也、24 エドゥアルド、2 藤田優人、28 栗澤僚一、7 大谷秀和、22 橋本和、9 工藤壮人、13 高山薫、11 レアンドロの3-4-2-1。
アウェー神戸のスタメンは、22 山本海人、25 奥井諒、5 河本裕之、14 増川隆洋、27 橋本英郎、15 大屋翼、16 チョン・ウヨン、7 ペドロ・ジュニオール、10 森岡亮太、20 杉浦恭平、18 マルキーニョスの4-2-3-1。

柏勝利
立ち上がり6分、神戸が得意とするセットプレーから決定的なシーンを作る、左CKのボールをファーサイドで増川隆が折り返し、フリーになったペドロ・ジュニオールがボレーで狙う、しかし、これは枠を外す。
柏も9分には、パスを繋いで工藤壮がシュートはGK菅野孝の好セーブに阻まれ、更にその後のスローインから粘って最後はレアンドロから高山薫に渡ってゴールに押し込んだが、これはオフサイド。
序盤は柏ペースであり、何度となく神戸ゴールに迫る、それに対して神戸も少しずつ持ち直し、セットプレーでチャンスを作るものの、やや柏優勢で試合は進む。
30分、柏は右サイドから藤田優が入れたボールをレアンドロがトラップして、体で相手DFをブロックしながら左足シュート、威力はそれ程ではなかったが、止め辛い腋の下を抜かれてゴール、柏が先制する。
先制した後も、柏ペースは変わらず、神戸は、ボールを奪いに行く事が出来ず、前半アディショナルタイム、左CKからファーサイドでエドゥアルドが上手くはいって頭一つ以上高い位置からのヘディングシュートを決め、柏が2点リードで前半を折り返す。
後半に入ると、神戸が猛攻を仕掛ける、ただ、シュートまで行くもののゴールを奪えず、柏が粘り強く守る。
柏もカウンターを見せるものの、試合の流れは神戸が攻めて柏が跳ね返す形となり、時間が経過していき、シュートは神戸が多いが、カウンターで決定機を作る柏の方が多いまま、結局、神戸はゴールを奪えず試合終了。

流れを制した柏
神戸のサッカーに対して、一旦ボールを動かしてプレスを避けた上で、サイドからの攻めでチャンスを作る柏が優勢に試合を進めて、そのまま優勢な所で点を重ねて試合を決めたと言える。
得点のタイミングも絶妙で、神戸も押し返しだしてきた所で先制点を奪って頭を叩いたうえで、その後も優勢に進めていたが、もし、そのまま前半が終了すると後半の流れが変わる可能性があったなかで、アディショナルタイムに、神戸のお株を奪うようなセットプレーからのゴール(とはいえ、セットプレーからの失点が多いのも神戸の特徴だが)で、2点リード。
そうなると、神戸も猛攻を仕掛けていくのだが、柏がきっちりとブロックラインを作って、神戸の攻撃に対処して、相手の攻撃を完全にシャットダウン、見事な勝利を掴んだ。
後半には確かに攻められる展開ではあったが、危ないシーンは少なく、その上で、カウンターで決定機を作っており、柏が完全に神戸に対して見事にゲームを制したという試合だった。

点が取れない
これで、神戸は中断明け1勝2分3敗となってしまったが、特に得点力の欠如と言う所が顕著になってきた。
確かに、毎試合1点は取ってきており、それだけで言えば、決して得点力が無いわけではなく、それよりも、失点が多い方が問題だと思えるのだが、しかし、ボールを支配して、攻勢を仕掛けて、何度も攻めているにも関わらず1点しか取れてないという風に感じられる。
この試合も、後半には柏を圧倒して攻めており、シュート数でも柏を上回っていた。
にもかかわらず、柏の守備を崩すことは最後まで出来なかった。
神戸のサッカーの最大の武器は、高い位置で奪ってのショートカウンターであるが、しかし、その高い位置で奪う事が出来ず、もしくは、相手がきっちりと守ってきた場合、崩す手が無い。
マルキーニョスにしても、ペドロ・ジュニオールにしても単独でゴールを奪える力を持った選手でもあり、森岡亮や杉浦恭といった所も良いセンスのある選手であり、決して前線に力が無いわけでも無いし、アイデアもあると思うのだが、そのアイデアをチームとして具現化できていない。
一度、自分たちのサッカーを組み直して、カウンターだけでなく、崩しの形を作っていく必要があるだろう。

はまった守備
前半の流れの良い時間帯で2点を取った事で試合を決めた感がある試合ではあるが、この試合の柏のサッカーを語るのであれば、やはり、その守備だろう。
前半は、自分たちが主導権を握っていた事もあって、あまり目立ってはいなかったが、後半は、神戸が猛攻を仕掛けてきていて、守りに回る形になったが、決して、圧されてやられている、後手の守りではなく、しっかりとブロックを作っていて、特に最終ラインの3枚の前で、4人がラインを作り、神戸の攻撃に合わせて、上手くスライドしながら、相手に対して常に2枚以上の壁を作り上げており、結局、神戸は攻め切れなかったのは、完全に柏の守備がはまったからだろう。
新しいサッカーを構築しようとして、なかなか思い通りにいかず、守備面では脆さが目立っていたのだが、この試合の守備は、そういう試合の感想を払拭するように、見事な守備を見せた。
この試合の守備が、今の柏のサッカーの基盤であるとするならば、なかなか各チーム攻めるのに苦労しそうではある。
それだけ、連動していた良い守備だった。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。