2014年09月03日 [20:34]   鹿島アントラーズ | スポーツ | Jリーグ/2014 

J1/2014 第22節 鹿島 vs F東京

夏休み最後のJ1第22節。
中断明け負け無しで、現在4連勝中、順位は3位と首位浦和との勝点差が2で、この1戦で逆転も可能な位置につける鹿島。
対して、こちらも中断明けは負け無し、中断前から9試合負け無しで、ここ5試合も3勝2分、順位を5位まで上げてきたF東京。
共に好調の両チームの激突は、どちらが勝つのか。

Jリーグ2014 Division1 第22節
県立カシマサッカースタジアム/19,839人
鹿島 2-2 F東京
(鹿島) 土居聖真(10分)、ダヴィ(26分)
(F東京) エドゥー(49分PK)、武藤嘉紀(87分)
ホーム鹿島のスタメンは、21 曽ヶ端準、22 西大伍、4 山村和也、15 昌子源、16 山本脩斗、27 梅鉢貴秀、20 柴崎岳、33 カイオ、28 土居聖真、7 ジョルジ・ワグネル、11 ダヴィの4-2-3-1。
アウェーF東京のスタメンは、20 権田修一、2 徳永悠平、3 森重真人、29 吉本一謙、6 太田宏介、7 米本拓司、4 高橋秀人、22 羽生直剛、17 河野広貴、14 武藤嘉紀、9 渡邉千真の4-3-1-2。

ドロー決着
立ち上がり主導権を握ったのは鹿島で、中盤からのプレッシングからボールを大きく動かして行けば、10分、右サイドの西大から大きく高いクロスを入れるとファーサイドで土居聖が見事なトラップから、飛び出してきたGKの動きを冷静に見極めたシュートを決めて、鹿島が先制。
試合の主導権をに行った鹿島が何度となくチャンスを作ると、26分には、武藤嘉のシュートを止めた曽ヶ端準から一気に前線へとロングフィード、これを高橋秀が処理にもたつく隙に入れ替わったダヴィがボールを奪って一気に加速して振り切ると、GK権田修の頭を超えるボールでかわして、追いすがる高橋秀よりも一瞬早くシュートを無人のゴールに決め、鹿島が2点目を奪う。
鹿島ペースの前半であったが、後半開始から2枚交代で3トップにしたF東京は、開始早々、PA内で武藤嘉に対してアフターでいった山村和のファールでPKをF東京は得ると、これを交代で入ったばかりのエドゥーが豪快に決めて49分、F東京が1点を返す。
試合の主導権を握ったF東京に対して、しかし、鹿島も対応していたのだが、しかし、70分、エドゥーに対する青木剛のタックルが危険なプレーとしてRC、一発退場で、鹿島は一人少なくなる。
一人少ない鹿島は、何とか耐えていたのだが、87分、右サイドからのボールをゴール前で渡邉千と山村和が競り合った事で、GK曽ヶ端準が、ボールを抑えきれず、最後は武藤嘉が無人のゴールに蹴り込んでF東京が同点に追いつく。
その後も、F東京が攻めるが、しかし、結局、勝ち越しゴールは奪えず、ドローで決着。

前半と後半で変わる試合
両チームとも明確に前半と後半で出来が違った。
前半は、完全に鹿島ペースで、中盤でボールを支配して、両SBの攻撃参加もあり、何よりも、梅鉢貴の出来が良くて、F東京の攻撃を封じる事が出来たのが大きく、完全に試合の主導権を握って、早い段階で先制、そして、追加点を奪うなど、完璧な試合運びだった。
ただ、F東京も好調だけあって、このまま終わらず、後半に、前半機能していなかった中盤を改善、どちらかと言うと、中盤を飛ばす事を狙っての3トップに変化させて、ボールを奪ってから早い攻めで、エドゥーにボールが収まる事で、試合の流れが変わり、しかも、後半開始早々、PKとはいえ、1点を返すことが出来たので、試合の主導権はF東京が握るようになった。
それでも、鹿島は良く耐えていたが、流石に青木剛が退場して、一人少なくなると、攻撃への転じる事もほとんどできず、F東京の攻勢の前に最後の最後で突破を許してしまった。
前半と後半で完全に試合の主導権を握るチームが変化したわけですが、だからこそ、どちらも勝ちたかっただろうし、同時に負けなくて良かったという所だろう。

カードトラブル
鹿島は、この試合、植田直が前節、2枚のYCで退場した事で、そして、遠藤航と小笠原満が累積警告で出場停止。
何と言うか、鹿島のサッカーの内容的に仕方が無いというべきか、審判受けが悪いというべきなのか、本当に、鹿島の試合は、多くのカードが出るように思える。
それが溜まった結果、この試合は、まさかの3人が出場停止。
そして、後半、途中出場で試合を落ち着かせるために投入した青木剛が、まさかの一発退場で、この試合でも退場者を出すことになった。
もう少し、考えてプレーすべきであるとも言えるが、しかし、鹿島のサッカーが、ファールを恐れるようになったら、それはそれで興醒めである。実際に青木剛のタックルは、完全にエドゥーの足にスパイクが入っているので危険なプレーではあるが、勢い余っている部分があって、RCという判断は微妙だと思えるが、それも鹿島だとも言える。
この辺の匙加減が難しいのだが、しかし、それでももう少しカードが出ない所でのプレーが出来るようになった欲しいとは思う。

おさまらなかったボール
平山相が負傷でこの試合は出場できないと、前半は、代わりに入った渡邉千だったが、全くボールが入らず、入っても、フォローが来る前に潰されるので、ボールがおさまらず、前線で基点を作る事が出来なかった。
この辺、最近のF東京のサッカーにおいて、平山相の存在がどれだけ大きいのか分かる気がする。
その為に、話題の武藤嘉は、ボールが出てこず、正直、彼の良さは前を向いてのプレーであり、前線でボールが収まるからこそプレーが出来るとも言える。
前半は全くボールがおさまらず、結果、F東京の攻撃が機能していなかったので、後半からエドゥーを投入、エドゥーのところでキープできる上に、渡邉千に対するフォローが出来るようになって、漸く、F東京の前線が機能するようになった。
さて、この試合で感じたのは、先日代表の招集されて話題の武藤嘉であるが、彼は1トップでは機能しないように思える。
そうなると、誰かがキープできる選手が必要になってくるのだが、さて、どう使うのか?
Jリーグの試合で結果を出せるだけでは、必ずしも代表で通用するかは分からない。同じようなサッカーをするのでない限り、例え得点王であったとしても、MVPだったとしても、代表で機能するとは限らない。
武藤嘉が、代表で通用するのか、ただ、そこで機能するようになれば、プレーの幅を広げることが出来れば、F東京にとっても非常に大きな報酬となるだろう。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。