2014年09月16日 [08:00]   アジア大会 | スポーツ | 女子アジア大会/仁川2014 

アジア大会2014 日本 vs 中国

来年のWCへ向けて、こちらも前回大会に続いて連覇をしたいアジア大会。
また、今年のACに続いて、アジア大会を勝つことで、アジア最強として、堂々とWCに出場する為にも負けられない戦い。
相手は、世界的にみても強豪となる中国。
初戦でライバルとなる中国を叩くことで、一気に優勝まで駆け上がりたい所。

仁川・アジア競技大会2014 女子サッカー
【M4】B組 第1節 Namdong Asiad Rugby Field
日本 0-0 中国
なでしこジャパンのスタメンは、こんな感じ。
アジア大会2014日本vs中国
ガーナとの強化試合から中1日の試合だが、スタメンとしてピッチに立ったのは、その時と同じメンバーで、同じ布陣を選択してきた。

前半
中国のキックオフで試合開始。
序盤は、中国が積極的に仕掛けてきていて、なでしこは少し受ける形になる。特に、なでしこは中央で前線にボールを当てた所を狙われており、なかなか前線でボールがおさまらず、逆に中国の攻撃はサイドから仕掛けてくる形で、中央では人数が足りずに跳ね返せている。
やや劣勢だったなでしこだが、19分、中島が思い切ったミドルシュートを左下隅に絶妙なコントロールをしていたが、ここは、GKが好セーブを見せる。
日本がボールを回せるようになって、お互いに相手のバイタルへボールが入るようになって、得点の可能性は感じるが、お互いの守備陣が粘り強く体を張って、きっちりと潰していく事でゴールを奪えない。
中国は、負傷した13番王麗思に代わって、37分、7番許燕露を投入する。
どちらも惜しいシーンがあったが、決定的と言えるところまでは行けないまま、前半終了。

中央に偏っている
中国の攻勢に対して、良く守る事が出来ていた。
結構、個人技で仕掛けてくる中国に対して、1対1で遅れない事で、守れていたので、守備の方は、怖い場面もあったものの、こちらは今のままで行く事も可能だと思える。集中を切る様な事は無いようにしないといけないが。
ただ、攻撃に関しては、どうにも中央に偏っていて、サイドを利用する事がほとんどなかった。
その結果、中盤から前線の高瀬に一旦ボールを当てた所を狙われて奪われる事が多く、しかも、高瀬と他の選手の距離が少々開いている事もあって、完全に孤立していた。
もう少し、増矢などが近い距離を取る時と離れる時のタイミングなど、お互いのポジション取りをもう少し考えることが出来れば、攻撃は大分機能するようになると思えるが、その上で、何より中島と川澄が中に入ってきてしまっている為に、完全に中央に固まってしまって、中国にとっては守り易い形になっている。
もっと、目線を広げるように、横のゆさぶりをかけるなどしないと、中国の守備が中央に固まってブロックを作ってしまっていて、そこに素直に正面からぶつかるだけの為に、シュートまで行くことが出来ていない。
どちらかのサイドが広がって、逆サイドが絞るなども含めて、もっとピッチを広く使って、相手を動かさないといけない。

後半
両チームとも、前半終了からメンバーの変化はなく、なでしこジャパンのキックオフで後半開始。
後半に入っても、お互いのサッカーの雰囲気も試合の展開も変化なく、どちらも得点の可能性は感じるが、決定機は無い。
54分、中国は10番李影に代えて9番馬君を投入する。
なでしこジャパンが、チャンスを作って決定機を作れば、次は中国がチャンスを作り出す。
中国が、中央に構える所にボールが入るようになってきて、危ないシーンを何度となく作られてしまうようになり、なでしこジャパンよりも決定機を作るようになってくる。
なでしこジャパンの流れが悪くなってきた所で、70分、高瀬に代えて菅澤が投入される。
どうにも、ボールを回すところでミスがあって、なかなかなでしこジャパンは決定機を作る事が出来ず、77分、日本は、増矢に代えて吉良を投入する。
お互いに攻撃に入ると全体が押し上げて攻めていけば、守る方は全体が自陣深く引く事で、両チームとも似たような展開を作り出していて、得点の可能性はあるが、ゴールが遠い、後一歩の精度を欠く。
87分、中国は、11番楊麗に代えて、18番韓鵬を投入する。
お互いに疲労が出てきているが、中国が、終盤押し込んでくる中で、日本は、アディショナルタイム、中島に代えて木龍を投入する。
どちらも決定機を作るもののゴールを奪えないまま試合終了、なでしこジャパンの初戦はスコアレスドロー。

良くはないが悪く無い結果
なでしこジャパンにとってみれば、グループでの最大のライバルである中国との戦いにおいて、引き分けに終わったのは、ベストな結果とは言えないが、負けるのに比べるとマシな結果である。
この後の試合で、常に中国を上回る結果を出さないといけないのだろうが、しかし、負けなかった事で、何とか次につなげる事が出来た。
とはいえ、そもそもグループBの中で、2位以内の通過は決して難しくはなく、もし中国に負けていても2位以内には入れたと思える。
ま、放送では、2位通過では北朝鮮が相手になるとかを連呼されていたが、それは別にどうでも良い話で、別にベスト8で北朝鮮に敗れても、決勝で北朝鮮に敗れても同じであるから、必要なのか北朝鮮に勝てば良いだけの話。
それを踏まえて、中国に勝ちたかった、1位通過したかったのは、やはり、来年のWCに向けて、アジアで足踏みをしていられないからだろう。
正直、今日の試合は、先日のガーナ戦と比較しても、ボールの動きも、選手の動きも悪かった。この辺は、中1日というスケジュールが疲労として残っていたのかもしれないが、ミスが目立ったのと、動きが乏しかったので、個々で孤立するシーンがあり、後半途中で足が止まってしまった。
それでも何とか耐え抜いた守備陣は、良かったと言えるが、前線のアイデアが乏しかったのは、もう少し、色々な手は無かったのか、疲れている中で、どう戦うのか、WCも連戦であるだけに、こういう展開の中でどうやって一発を決めるのかを見出さないといけない、その意味では、良い経験になったのではないだろうか。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。