2014年09月19日 [08:51]   アジア大会 | スポーツ | 女子アジア大会/仁川2014 

アジア大会2014 日本 vs ヨルダン

アジア大会女子サッカーグループステージ第2節。
初戦で、強豪中国相手に何とか引き分ける事で勝点1を獲得したなでしこジャパン。
ただ、世界で戦っていくためにも、あの中国相手に勝てるようになる必要がある。その為には次の対戦までに勝てる力を身につける必要があり、その為にも、このヨルダン相手にどこまでチーム力を高めることが出来るか。

仁川・アジア競技大会2014 女子サッカー
【M9】B組 第2節 Namdong Asiad Rugby
日本 12-0 ヨルダン
(JPN) 川澄奈穂美(4分、79分)、菅澤優衣香(12分、39分、41分)、阪口夢穂(20分、32分、71分)、OG(36分)、吉良千夏(44分、49分)、宮間あや(59分)
なでしこジャパンのスタメンは、こんな感じ。
アジア大会2014日本vsヨルダン
中国戦から、GKが山根に代え、また前線の2トップに、中盤で木龍を起用して、川澄を右サイドに回すなど、大きくスタメンを変化させてきた。

前半
なでしこのキックオフで試合開始。
なでしこが押し込み、中盤の選手も前に出ていて、最終ラインから一発で裏を狙って行く中で、4分、臼井が中盤から一気に前線へと放り込んだ所で川澄がDFの間でフリーで受けて、しっかりとゴールを決めて、なでしこが立ち上がり早々先制。
更に攻勢を仕掛けるなでしこは12分、右サイドへと展開して、川澄からのクロスを中央で菅澤が体半分以上の高さからのヘディングを決めて、なでしこが早々に追加点を奪う。
更に20分には、左CKから密集の中で阪口が競り勝ってヘディングシュートを決め、なでしこが3点目。
若干、なでしこが攻撃の手を緩めたというか、ペースダウンした所で、ヨルダンも16番JEBREENを中心に攻めるが、しかし、なでしこの守備は安定して跳ね返すと、再びなでしこペース。
少しペースダウンしていたなでしこだが、32分、左サイドから宮間が上げたボールを阪口が菅澤に一旦ボールを流すが、それを菅澤が阪口に戻した所で阪口のシュート、一旦はDFがブロックするがそのこぼれ球を再度阪口が蹴り込み、なでしこ4点目。
止まらないなでしこは、36分、右サイドへと展開すると、有吉が良いクロスを入れるとニアサイドに入った吉良がシュートを空振りしてしまうが、その裏でクリアに来た13番ABU KASHEHに当ってゴール、OGでなでしこ5点目。
39分には、左サイドで外を回って入れ替わった宮間に木龍から絶妙のパスが入って、そこからのクロスをニアサイドで吉良がヘディングで合わせる、これはバー直撃も、跳ね返りを菅澤が押し込み、6点目。
41分には、再び左サイドからの攻めで、阪口のシュートを一旦はGKが止めるが、しかし、こぼれ球を菅澤が詰めてゴールで7点目。
44分、更に左サイドからの攻めで、木龍がドリブル突破、そこからマイナス方向に入れたボールを阪口がシュート、これはDFに当ってこぼれたボールを吉良がゴールに蹴り込み、8点目。
前半、日本は大量8点リードで折り返す。

油断をしない
ここまで来ると、正直サッカーがどうこうというどころではない。
あまりに大きな力の差ですから、ほとんど練習の様相になってきた、こうなると、攻撃は、どれだけアイデアを見せるのか、そして、連動性を高めると同時に、冷静にゴールを奪えるかどうか。
ただ、ここまでリードをしたからと言って、後半手を緩めるのではなく、このままのペースを貫くと同時に、ヨルダンが攻撃をしてくる所で、なでしこがしっかりと対応すること、どんだけリードを広げたとしても、1点でも返されたら、ダメだという位の気持ちと、サッカーで戦う事が大切だろう。
後は、中国よりも上で突破する為には、どこまで得点差を開くことが出来るのかと言うのも大切でしょうから、取れるだけ点を取る必要もあり、最悪は、後半1点も取れず、1点とはいえ失点をしてしまってはいけないという戦いをして欲しい。

後半
両チームとも交代は無く、ヨルダンのキックオフで後半開始。
後半も開始早々、ヨルダンが跳ね返したボールを菅澤がボレー、これはポスト直撃も跳ね返ったボールを、吉良が拾ってゴールに決め、49分になでしこ9点目。
そして、59分、少しヨルダンがチャンスを作っていたが、川澄が右サイドの突破からアーリークロス、これを大外に入っていった宮間が走り込んだ勢いのままヘディングで合わせてゴール、なでしこが2桁得点となる10点目。
62分、なでしこは山根と長船が交錯して、お互いがピッチ上に倒れ込み試合が中断、山根は何とか復帰したが、長船はプレー続行不可能という事で、65分、岩清水と交代する。
71分、更に左CKからファーサイドに流れた阪口が強烈なヘディングシュートで、GKの手を弾き飛ばしてゴール、なでしこが11点目で、菅澤に続いて、阪口もハットトリック達成。
77分、なでしこは、木龍に代えて増矢を投入する。
79分、左サイドを増矢がドリブルで仕掛けてDFを引き付けておいてから中にアウトサイドでパスを流すと、これを吉良がシュートに行くが、DFに競られてこぼれると、それを川澄がシュート、これがカットに入ろうとしたDFに当ってGKの意表をつくような形になりゴール、OGっぽいが、記録では川澄のゴールでなでしこ12点目。
82分、なでしこは菅澤に代えて中島を投入する。
ヨルダンも88分、最初の交代で、17番KHRAISAT Sama'a Samir Hamadに代えて6番ALZAGHA Razan Mohd Samir Mohd Yasを投入。
アディショナルタイムも、なでしこペースで、後半はシュートも打たせず、12-0でなでしこが大勝

次に繋げるか
ここまでの圧勝ですと、どうにも評価と言うか、次につながるかが不明になってしまう。
少なくとも、圧倒的な攻めで、セットプレーやサイドからの突破なども含めて、チャンスを作り上げて、しっかりと決めることで、12点、中国が、チャイニーズ・タイペイと4-0だった為に、この試合が終わって得失点差でなでしこが上に行った。
最終節で、なでしこがチャイニーズ・タイペイに勝った上で、得失点差勝負になってくるのだとしたら、この大勝は吉と出るのか、もしくは、中国が逆に、これ以上の得失点差として、なでしこが、決められる場面が他にもあった所を決められなかった事でのマイナスとなるのか。
ただ、少なくとも中国戦での苦戦によるマイナスイメージを払拭する事が出来たのは大きい。
この後は、この試合で出来た攻撃の自信を糧に、アジアから、世界ベースのチームへとシフトしていく事が出来るかだろう。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。