2014年09月29日 [03:56]   アジア大会 | スポーツ | 仁川2014 

アジア大会2014 韓国 vs 日本

ノックアウトステージの初戦はパレスチナ相手に4-0で快勝した日本。
準々決勝は、開催国韓国との対決。
連覇の為には倒さないといけない相手ではあるが、韓国が相手の場合は、負けても良いから怪我が無いようにと思ってしまう。

仁川・アジア競技大会2014 男子サッカー
【M50】Quarterfinal Munhak Stadium
韓国 1-0 日本
(KOR) 張賢秀(88分PK)
日本のスタメンは、こんな感じ。
アジア大会2014韓国vs日本
原川力に代えて、矢島慎をスタメンに起用して、4-2-3-1を選択、中盤での攻防を意識しているという所だろう。

前半
日本のキックオフで試合開始。
お互いに激しい当りを見せる両チームで、予想通りと言うべきか日本がボールを回して、韓国がカウンターを狙う。5分には、パスを回して、最後は矢島慎が上手くトラップから前に抜けたが、シュートまでは行けず、更に、8分には左サイドからのクロスでチャンスを作るが、しかし、韓国DFがギリギリで足を出す。
立ち上がりの日本ペースを跳ね返されると、韓国が押し返しだして、CKなどセットプレーが増えてくるが、日本のセンターは高さで負けておらず跳ね返す。
19分には、右サイドからの突破にファーサイドで14番金泳旭に合されて決定的なシーンを作られてしまったが、シュートは枠を外れる。
28分、日本は、植田直がクリアをミスって裏を取られてしまったが、シュートは、ギリギリのところで岩波拓がクリア。
日本が耐える展開が続くが、日本もボールを繋いで惜しいシーンを作る事も出来る。
45分、中盤での競り合いで痛めた韓国の14番金泳旭に代えて16番李宗浩を投入。
最後も、韓国はロングスローで仕掛けてくるが、GK牲川歩が素早い飛び出しでキャッチして防いで、前半終了。

切り替えの部分を集中する
韓国の方が優勢に試合を進めていたものの、日本は中央が固くて、ほとんど危ないシーンは無かった。
回数にして、2度程で、決定機と言う意味では、日本にも同じくらいありましたので、ゴールの可能性と言う意味では互角だったと言えるだろう。
ただ、日本の2度の危機は、ともに日本のミスが要因になっており、だからこそ、集中をする事、この辺は、イラク戦でも同様だが、日本の守備陣は、歴代でもトップクラスの素質を持っていると思えるのだが、それを活かしていく上でも、気を抜かず、集中していく事が出来るかどうかという所が重要になる。
チャレンジしていくのも大切ではあるが、その場合のフォローとの関係、そして、何よりも、攻守の切り替えの部分で韓国の方が早いのだから、その部分で対応する事だろう。
とにかく、中盤での攻防で、ボールを回すことが出来るが、切り替えの部分で相手の方が早く、出足が鋭いので、そこをどうかわすことが出来るか、そして、同時に奪われた時に、相手以上に素早く切り替えられるかだろう。
前線は個々では間違いなく日本は韓国を上回れるように思えるので、後は、どうやって、その形を作るのか、その為には、相手の最初のプレスをかわす事、と同時に、守備面では奪われた時に、どれだけ早く日本も対応できるかだろう。

後半
両チーム、前半終了のままで、韓国のキックオフで後半開始。
後半に入って、更に韓国が攻勢を仕掛けてきて、立て続けに波状攻撃で日本はピンチになるが、ギリギリで耐える展開。
劣勢の中で、日本は、64分、野津田岳に代えて荒野拓を投入し、荒野拓と鈴木武が2トップとなる。
なかなか試合の流れを日本は変える事が出来ず、韓国の切り替えの早さの前に劣勢で、波状攻撃を受ける展開のまま、ただ、最終ラインが耐えるのと、同時に相手の最後の部分での精度の低さにも助けられて、何とか失点を許さず。
79分、日本は負傷した矢島慎に代えて、原川力を投入する。
何とか耐え抜いていた日本だったが、86分、右サイドからのFKから、クリアし切れず大きくボールの競り合いで、大島僚が16番李宗浩を後ろから押す形になってPKを与えてしまう。
このPKを20番張賢秀が右隅に決め、88分、日本は先制を許す。
日本は、植田直を前線に上げて、パワープレイを狙う。
アディショナルタイム、韓国は9番李勇載に代えて5番李周泳を投入する。
日本も、鈴木武に代えて金森健を投入する。
韓国は、前線を下げて守備の枚数を増やし、そして、時間をかけてくる。結果、日本はここで敗れる。

流れを変えられず
結局、最後まで流れを変える事が出来なかった。
とにかく、内容的に、韓国の方が、攻守の切り替えが早くて、日本は、ボールを持ってもすぐにプレッシングをかけてくる韓国の前に、ボールを運ぶことがほとんどできなかった。
その中で、鈴木武が裏を狙って何度もチャレンジをしていたのだが、そこを活かすことが出来ず、フォローが足りなかった事も攻撃の形をほとんど作れなかった要因だろう。
守備陣は、良く耐えていて、PKの1点だけにしたのは良くやったとも言えるが、どうにも集中を失うシーンもあったのは気がかりであり、韓国の精度が悪かったから1点で済んだ部分もある。
これから、彼らは五輪から先、WCも含めて、世界と戦っていく上で、こういう集中を失うような事があっては、もっと失点する可能性もある。
また、こういう展開だからこそ、どれだけ人数をかけずにでも点を取れるか、もしくは、攻守の切り替えをもっと早くする事、攻撃に転じた所で、一旦相手のプレスをどうかわすのか、そういう点を学ぶことが出来たのは大きい。
ここで、すぐに彼らは戻って、来週からJリーグでこの経験をどうやって活かすかが、重要になる。



個人的な個人評
1 牲川歩見 5.0 PKは仕方が無い。ただ、こういう試合こそもっとコーチングをしていかないといけない。
2 室屋成 4.5 守備に追われる事になって、持ち味を活かせなかった。
4 岩波拓也 5.5 良く守っていた。
20 植田直通 4.5 少し集中を失って、ミスをする場面が怖い。
19 秋野央樹 4.0 前節の良さを失って、数的不利になった部分もあったが、左サイドを抑えられた。
7 大島僚太 4.0 彼の所でもう少しボールをおさめる事が出来れば、もっとやり易くなっただろう。
3 遠藤航 4.5 守備に吸収されて、セカンドボールを抑えられず。
13 野津田岳人 4.0 ミスが目立って、ボールがおさまらなかった。
14 荒野拓馬 5.0 途中交代でチャンスがあったが、決められず。
10 中島翔哉 4.5 ミスが目立って、ボールを失うシーンが多かった。
12 矢島慎也 4.5 決められる所で決めないといけない。
8 原川力 4.5 途中交代も流れを変えるどころか、ボールがおさまらず。
9 鈴木武蔵 5.5 裏を狙っており、スピードでも上回っていたが、フォローが無く孤立してしまっていた。
11 金森健志 -- 評価できず。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。