2014年10月31日 [03:51]   ガンバ大阪 | スポーツ | Jリーグ/2014 

J1/2014 第30節 G大阪 vs F東京

残り5試合となるJ1第30節。
前節柏戦に敗れて、連勝は7で止まったものの、首位浦和との勝点差は5、優勝の可能性は十分なG大阪。
広島に勝利して3連敗は免れたものの、優勝はほぼ絶望的、ただ、ACL出場権を狙う6位F東京。
共に絶対に勝たないといけない試合。

Jリーグ2014 Division1 第30節
万博記念競技場/15,695人
G大阪 2-1 F東京
(G大阪) 大森晃太郎(53分)、遠藤保仁(59分)
(F東京) 松田陸(66分)
ホームG大阪のスタメンは、1 東口順昭、14 米倉恒貴、6 金正也、5 丹羽大輝、22 オ・ジェソク、7 遠藤保仁、15 今野泰幸、19 大森晃太郎、11 倉田秋、29 パトリック、39 宇佐美貴史の4-2-2-2。
アウェーF東京のスタメンは、 20 権田修一、2 徳永悠平、30 カニーニ、3 森重真人、6 太田宏介、8 三田啓貴、4 高橋秀人、7 米本拓司、17 河野広貴、9 渡邉千真、14 武藤嘉紀の4-3-1-2。

G大阪が逃げ切る
立ち上がりから激しいボールの奪い合いになる中で、奪うと前線へと繋いで行って、両チームの若いエースである宇佐美貴と武藤嘉がボールを引き出していく。
お互いにチャンスはあるもののゴールを奪う事が出来ず、それでも、ゴールの可能性は時間と共に感じるようになっていく中で、53分、高い位置でパトリックがボールを奪うとこぼれ球を拾った遠藤保が流したパスを受けた大森晃が狙いすましたような左下隅ギリギリにミドルシュートを決めて、G大阪が先制。
先制した後でG大阪が優勢に試合を進めだして、押し込み、59分には左サイド角度の無い所でFKを得ると、ニアサイドギリギリ、誰かが触ったようにも思えるが、直接入ったようにも見えるゴールで、G大阪が早々に追加点を奪う。
G大阪ペースの展開になっているが、66分、左サイドで太田宏が仕掛けてDFをかわしてから右足で上げたボールを、ファーサイドで松田陸が合わせてゴール、F東京が1点を返す。
1点を返したF東京もリズムに乗って、左サイドの太田宏を中心に、サイド攻撃を主体に攻めれば、G大阪もパトリックの突破など個人技でパス回しでチャンスを作るなど、お互いに得点の可能性を感じさせ、どちらが勝つか分からないような展開、ただ、最後までお互いに惜しいシーンのまま終わって、G大阪が1点差で逃げ切る。

面白い試合
この試合は、とにかく面白い試合だった。
どちらも、勝点3の重要性を理解した上で、積極的に攻撃に出て行く、高い位置からプレスを掛けて、攻守の切り替えも早く、ボールを奪えば、前線の選手に当てて、全体を押し上げる。
G大阪が、CBと両SBの間の隙間を個人技やパスワークで突破してチャンスを作れば、F東京はサイド攻撃からゴールを狙って行くなど、持ち味も出しながら、その上で、相手の攻撃は高い位置でプレッシングをかけて潰し、それがかなわなければ、しっかりと最終ラインが対応していく事でゴールを許さないという攻守両面で非常にハイレベルな試合になった。
その中で、G大阪が、大森晃のミドルシュートと、何よりも遠藤保の狙いすましたFKでのゴールでゲームを決めた。
その後、F東京も途中交代の松田陸がゴールを決めて、すぐに1点を返したものの、その後の展開は、ある意味G大阪の掌の上と言うべきか、F東京にもチャンスがあったが、G大阪がチャンスを作りながらも時間をかけ、きっちりCKやGKで攻撃を終えるような形を作るなど、強かな部分を見せた。
最後の最後までどちらが勝つか分からないという展開でありながら、G大阪の強さも見え隠れしたような、そういう試合になった。

サイド攻撃
F東京の両SBの能力の高さは、ここにきて際立ってきていると思える。中盤の底を3枚にする事で、最終ラインの前にフィルターをかける事が出来るようになった事も、両SBの攻撃参加を促す要因にもなっていると思えるが、徳永悠にしろ、何より太田宏が左サイドを躍動しており、この試合でいっても、G大阪の両SBよりも、F東京の方が上回っていたように思える。
だからこそ、サイド攻撃からチャンスを作る事が出来ていた。
惜しくもゴールがならず、試合に敗れる事になったが、先日のA代表の招集で、ブラジル戦などでも見せた太田宏のパフォーマンスの高さをこの試合でも遺憾なく発揮。また、ロンドン五輪でOAとして出場して、チームを安定させた徳永悠のバランス感覚も素晴らしく、現状、代表でも競争の激しいSBのポジションではあるが、左SBでは、長友佑が君臨するものの、左利きの左SBとして、太田宏の存在が出てきているし、右サイドも内田篤の復帰を依頼するなど、アギーレ監督的には不満があるようで、徳永悠の存在は可能性を感じる。
現在の日本代表において、それこそ、CHとしての米本拓や高橋秀の存在も含めて、代表へと呼ばれたら面白い選手が多いという印象のチームになってきている。後は、それがチームとしての結果に繋がるかだろう。

強いG大阪
本当にG大阪は強いと感じさせられる。
前節に負けた事で、優勝の為にはこれ以上負けられない状況であるが、立ち上がりからいつも通りと言うべきか、自分たちのサッカーに徹して勝ち切る強さがある。
先に書いたように、2点リードした後、1点を返されて、F東京にチャンスがあったので、どちらが勝つか分からない展開ではあったものの、ただ、試合を観ていて、それと同時に、全く同じレベルの感覚として、G大阪が勝つなと感じさせる。
何と言うのか、F東京に力を出させながらも、それを一歩上回る力でもって倒すような、そういう落ち着きや強さ、大きさを感じさせるような、横綱相撲のようなG大阪のサッカーを感じさせられた。
残り4試合、首位浦和とは直接対決もありながらの勝点差は3。つまり、直接対決に勝てばG大阪が得失点差で上回っている現状は、G大阪が逆転優勝に向けて、一直線に進んでいるように思える。
そんな雰囲気を感じさせるサッカーをしているように思える。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。