2014年11月02日 [03:31]   アビスパ福岡 | スポーツ | Jリーグ/2014 

J2/2014 第39節 福岡 vs 松本

残り4試合となるJ2第39節。
ここ2試合は連続ドロー、5試合の結果は1勝2分2敗と4試合勝ちが無く昇格はPOも含めてほぼ絶望的な12位福岡。
対するは、勝てば自動昇格2位が確定する松本。
松本としては負けても磐田や北九州の結果次第で昇格が決まるものの、ここで勝って昇格を決めてしまいたい所。

Jリーグ2014 Division2 第39節
レベルファイブスタジアム/4,526人
福岡 1-2 松本
(福岡) 堤俊輔(79分PK)
(松本) 船山貴之(57分)、山本大貴(71分)
ホーム福岡のスタメンは、1 神山竜一、4 イ・グァンソン、5 古賀正紘、19 堤俊輔、10 城後寿、13 パク・ゴン、8 中原秀人、3 阿部巧、14 金森健志、7 平井将生、20 酒井宣福の3-4-2-1。
アウェー松本のスタメンは、21 村山智彦、4 飯田真輝、2 大久保裕樹、13 犬飼智也、15 岩間雄大、11 喜山康平、3 田中隼磨、8 岩上祐三、10 船山貴之、6 岩沼俊介、20 山本大貴の3-2-4-1。

松本快勝
キックオフシュートを狙うなど、開始早々ガツンと仕掛けた松本が積極的に試合の流れを奪うと、5分には、セットプレーの流れからシュートをGKが弾いた所に詰めた飯田真のシュートは僅かに枠の外に外れる。
序盤は完全に勢いに勝る松本ペースの展開だったが、ここを耐えた福岡が少しずつ押し返しだして、どちらもチャンスを作る展開になるものの、ゴールを奪うにはいたらず。
57分、優勢に試合を進めていた松本が、自陣からのフィードを中盤で山本大が競り合ってこぼれたボールを堤が足を滑らせてクリアできず、そのボールを拾った船山貴がそのままスピードでDFを振り切ってシュートを決め、松本が先制。
福岡も1点を返しに行くが、しかし、71分、カウンターで一気に自陣からボールを中盤に送り、更に裏に抜け出そうとした船山貴へのパスは、DFがカットしたものの、こぼれ球を後ろから駆け上がってきた山本大が拾って、そのままゴール、松本が追加点を奪う。
78分、福岡は平井将がPA内でパスを受けて裏に抜け出そうとしたところで、大久保裕が足を引っ掛けて倒しPK、これを堤が右下隅に決めて、福岡が79分1点を返す。
福岡も更に同点ゴールを狙うが、虎視眈々とカウンターを狙う松本のプレーの前に、なかなか思い切れないような雰囲気があり、結果、そのまま試合終了、松本が昇格を決める勝利をおさめる。

狙い通りの松本のサッカー
立ち上がり、キックオフから一気にシュートを狙って行くという形で、松本が試合の主導権を一気に握った。
あの意表を突くというか、いきなりのシュートで福岡にとっては、自分たちがサッカーをする前に、松本が前線からプレッシングを仕掛けて、立ち直りのチャンスを与えずゲームを支配した。
とはいえ、そこでゴールを奪えなかった事で、福岡も前半途中からチャンスを作る事も出来るようになったものの、90分を通じて、松本が手にしたペースを奪い返すことが出来なかったように思える。
福岡にしてみれば、最初の隙をつかれた所から何とかペースを取り返したかったが、それをさせてもらえなかった。
サッカーの中で、戦術と言うか、戦い方に関して、非常に面白い試みとも言えるが、しかし、本当に面白い形でペースを握ったなぁという感じで、強いというよりも、面白いと感じたが、相手にとってみれば、何か自分たちにとって嫌な方、嫌な方に追いやられてしまう、相手にとって都合の良い方、良い方に誘導させられている感じがしたかもしれないなぁ。

力の差ではない差
先に書いたように、福岡はペースを握る事が出来ないままやられた感がある。
力の差があったようには思えない、ただ、福岡は力を出し切れず、松本の前に自分たちのサッカーをやり切れない試合だったように思える。
失点自体も、少し強引に山本大に競られた後のボールを狙ったが、雨の影響かピッチに足を取られて滑ってしまった事で、失点を許した。更に、2点目も自分たちが攻めている所で、逆にカウンターを喰らってゴールを許してしまった。
その後、見事な突破から、結果としてPKになってゴールを奪うという形になったが、漸く福岡の攻撃がはまったシーンもあったが、その後は、結局、自分たちのサッカーをさせてもらえず。
力の差があったのではなく、自分たちの力を出させてもらえなかった、そんな悔しい敗戦だったように思える。

昇格を決める勝利
見事な勝利でJ1昇格を決めた松本。
この試合のようなサッカーが出来るのであれば、J1でも結果が出せるだろう、それだけ秀逸な出来だったように思える。
とにかく、開始の瞬間から自分たちで試合の主導権を握って、狙い通りのサッカーで勝利をおさめ、そこには数字と言う結果以上に、内容として福岡を上回り、J1昇格に相応しいというか、正直、これまでのJリーグのサッカーで、こういう試合運びをするようなクラブを見たことが無い、そんな異色なサッカーでもって昇格を決めた。
今季は、湘南がぶっちぎってしまって、他のクラブが影になってしまっているが、しかし、38節終了時点での松本の勝点74は決して低いわけではなく、過去J2で優勝したクラブが38節の時点では77前後、つまり、1勝の差でしかないので、本来であれば松本が優勝してもおかしくない成績だったと言える。
それを感じさせるようなサッカーで結果を出して、湘南に続く2位ではあるが、3試合を残して昇格を決めた。
来季のJ1での戦いが楽しみになる松本のサッカーだった。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。