2014年11月03日 [03:54]   セレッソ大阪 | スポーツ | Jリーグ/2014 

J1/2014 第31節 C大阪 vs 甲府

残り4試合となるJ1第31節。
ここ5試合を2勝1分2敗、現在降格圏17位のC大阪。
ここ5試合を1勝3分1敗、現在は残留圏の13位の甲府。
勝点と言う意味では5試合ではC大阪の方が上回っているが、順位は甲府。ただ、お互いの勝点差が3であり、この試合の結果で、順位が入れ替わるだけに、お互いに何が何でも勝たないといけない対決。

Jリーグ2014 Division1 第31節
ヤンマースタジアム長居/23,378人
C大阪 1-3 甲府
(C大阪) カカウ(25分)
(甲府) 盛田剛平(62分)、山本英臣(72分PK)、保坂一成(73分)
ホームC大阪のスタメンは、21 キム・ジンヒョン、17 酒本憲幸、4 藤本康太、23 山下達也、14 丸橋祐介、25 キム・ソンジュン、2 扇原貴宏、13 南野拓実、5 長谷川アーリアジャスール、33 カカウ、20 杉本健勇の4-2-2-2。
アウェー甲府のスタメンは、1 荻晃太、35 畑尾大翔、4 山本英臣、6 佐々木翔、16 松橋優、8 新井涼平、5 マルキーニョス・パラナ、27 阿部翔平、7 石原克哉、9 阿部拓馬、19 盛田剛平の3-4-2-1。

甲府逆転勝利
お互いの守備が良くて、なかなかチャンスを作れない中で、25分、中盤で杉本健が素早い出足でカットすると、こぼれ球をいち早く反応して拾ったカカウが、そのままシュートを決め、C大阪が先制。
先制した後は、試合の主導権をC大阪が支配、リズムが良くなって優勢に試合を進めるが、追加点を奪うに至らず、62分、中盤でFKのチャンスを得た甲府が、一気にゴール前に放り込むと、走り込んだ盛田剛が藤本康に競り勝って、前に出ていたGKの頭の上を越えるループのようなヘディングシュートが決まって、甲府が同点に追いつく。
これで、逆に甲府がペースを掴むと、70分、クリスティアーノのスルーパスに抜け出した阿部拓がPA内に切れ込んだ瞬間に藤本康のスライディングが足に入ってファールでPK、これを山本英がきっちりと決めて、甲府が逆転。
更に1分後、今度は阿部拓のスルーパスを受けたクリスティアーノがキープして時間を作ってから、フワッとしたクロスを入れると、長谷川がクリアし切れず、ボールを見失った隙をついて保坂一が拾ってゴールに蹴り込み、甲府が3点目。
何とか取り返そうとC大阪も攻めたい所だが、なかなかボールが繋がらず、結局、そのまま試合は甲府が勝利。

決めるべき時に決める
何度もこれまでも書いてきたし、これからもサッカーに限らず勝負事を見ていく上では、何度となく書いていくだろう台詞だが、決めるべき所で決めることが出来なければ、逆に決められてしまう。
まさに、この試合は、決めるべき所で決められなかったC大阪と決めるべき所で決めた甲府の差が結果に繋がった。
立ち上がりは互角、どちらもチャンスもあったが、守備が良くてシュートまでいけなかった。
その中で、C大阪が最初のシュートでゴールを決めてから流れを掴んだが、その後、何度かあったチャンスに決め切れなかった事で、後半、一転して、今度は甲府にやられる事になった。
とはいえ、甲府もそこまで良かった訳ではないが、セットプレーでゴール前に放り込んだボールでゴールを奪うと、少し、C大阪の左サイドの守備がルーズというか、藤本康の動きが頭の怪我の影響でか少し悪くて山下達がフォローの為に中に入って、どうしても丸橋祐と山下達の間に隙が出来て、そこを立て続けに狙われる事になってしまった。
そこをついて、見事にゴールを重ねた甲府の攻めが見事であった。
結局のところ、サッカーにおいて、決めるべき所で決めないと勝ち切る事が出来ないという事だろう。

ピンチ
C大阪には、非常に危機的状況に陥ったというべきだろう。
この試合で敗れた事で、甲府との差が勝点差で6に広がった。
まだ、清水や大宮などがあるとはいえ、ここでの1敗は、降格に向かっての痛すぎる敗戦だろう。
但し、まだまだ可能性は残っている、残り3試合を全勝する為には、何よりも、前線の連動性が必要だろう。
どうにも、個々が孤立していて、どちらかと言うと、甲府が、阿部拓の動きや盛田剛の動きを全体が見ていて、そこを利用する意図が見えているのに対して、C大阪は、前線でカカウと杉本健が孤立していて、南野拓や長谷部が仕掛けるも、他との動きがあっていない。
得点シーンのカカウと杉本健の動きは良かったが、お互いで、どう動いた時にはどう動くのかの意識の摺合せをきっちりしていかないと、この危機的状況を乗り越えることは出来ない。

一歩抜け出る
甲府は、この勝利で何とか一歩抜け出したと言えるだろう。
この辺は、幸か不幸か、こういう時の戦い方を知っている差もあるだろうが、戦い方をとにかく単純にして、それによって、結果を引き寄せようとしている。
こういう状況下では、こういう戦い方になるのでも仕方が無いというか、こういう風にシンプルに戦う方が正しいという事だろう。
盛田剛を1トップにおいておいて、全体的に守ってから、一気に前線に当てて、押し上げていく。
とにかく徹底して、3トップのみで得点を狙っておいて、遅れて後ろから押し上げる事で、点を奪って、後は逃げ切るという事で、相手にシュートをさせない守りも含めて、自分たちの持ち味と絡めて、結果を出すことに特化していく。
そのままでは、正直言えば、次につながるサッカーになりえないのだが、しかし、事ここに至っては、こういうサッカーでやるのも仕方が無いし、それで結果を出す必要があるのですが、来季からは、出来れば自分たちのサッカーを作り上げる事もやっていきたいでしょうね。
関連記事

Re Comments.

Comment Form.

  管理者にだけ表示を許可する 
名無し及び発言のたびにHNを変える(固定名を使わない)、元の記事に関係の無いコメントなど一般的なマナー違反が発覚した場合、もしくは、公衆良俗に反するような記述など、管理人の判断で、記入者の了解を得ず、一方的に削除いたします。

    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。