2014年11月17日 [03:26]   全国高校サッカー選手権大会 | スポーツ | 第93回高校選手権 

第93回選手権 大阪大会決勝 履正社 vs 阪南大高

冬の選手権の大阪府代表を決める決勝。
昨年の大阪府代表として、前回大会ではベスト8までいった履正社に対して、初出場を目指す阪南大高。

第92回全国高校サッカー選手権大会
大阪大会決勝 キンチョウスタジアム
履正社 2-1 阪南大高
(履正社) 牧野寛太(20分)、角野光志朗(87分)
(阪南大) 高橋佳(52分)
履正社のスタメンは、1 安川魁、18 大迫暁、3 長尾悠平、5 安田拡斗、2 小川明、8 多田将希、15 田中駿汰、6 小川達也、11 田上翔太、16 林大地、10 牧野寛太の4-1-2-3。
阪南大高のスタメンは、1 日高康平、4 前田一樹、3 谷拓海、18 湯田京志、11 西川竣也、15 朴賢太、7 川崎雄一郎、20 後藤大地、9 田中凌、19 森井崚太、14 奥平翼の4-2-2-2。

履正社が勝利
両チームとも守備が良いだけに、なかなか決定機を作れずにいたが、20分、16番林から入れたボールを一旦、10番牧野寛が楔となって落として、それを15番田中駿が縦にスルーパス、そこに走り込んでいた林が中に折り返して、牧野寛がゴールに蹴り込み、履正社が先制。
履正社がペースを握った試合展開だが、追加点を奪えないと、52分、ロングフィードを14番奥平翼が競ってボールを奪うとすぐさまシュート、これがDFに当ってこぼれた所を拾った途中交代で入った10番高橋佳がDFをかわしてシュートを決め、阪南大高が同点に追いつく。
同点に追いついた事で阪南大高がリズムに乗るかとも思われたが、しかし、試合の流れは履正社のままで、それでも、チャンスを作る事が出来ず、勝負は延長へ。
延長、87分、履正社は、スローインで入れたボールを、上手く体を入れて抑えると、そこから左サイドへと展開、そして、クロスに対して、上手く飛び込んだ7番がゴールに蹴り込み、履正社が勝ち越す。
その後も、試合の流れは履正社であるが追加点を奪えず、ただ、阪南大高もチャンスを作り切れず、そのまま試合終了、履正社が優勝を決める。

守備の良い両チームの試合
ここまで、履正社は大阪大会で無失点。決して守りを固めるようなサッカーをしている訳ではないが、安定した守備を持ち、非常にバランスのいいサッカーをしている。
そして、阪南大高は、しっかりとした守りからカウンターで、ギリギリを制して勝ち上がってきた。
履正社にしても昨年が初優勝ではあったが、阪南大高も初優勝を狙った試合で、どちらも、どこかリスクを嫌う雰囲気のある試合になったが、それは、同時に両チームの守備が良い事によって、チャンスらしいチャンスを作る事が出来ない試合になった。
その中で、履正社が見せた先制点は、共に上手く相手の守備のギャップをつくような形で、非常にレベルの高いものであり、あんなプレーをされたら守る方も守り切れない。
その後の、履正社の2点目も阪南大高の同点ゴールも、どちらも相手の守備に対して体を張った強さと言う部分があって成り立ったものだが、どちらも守備が良いからこそゴールを奪うという点でも見応えのある試合にはなった。

履正社が2連覇
昨年の大会では初出場ながらもベスト8。
四中工相手に終了間際に追いつかれて、結局PK戦の末敗退、結果、国立のピッチに立つことが出来なかった。
その国立は既に無い(ま、まだ潰されている訳ではないが)
昨年以上の結果を出す為に、昨年の大会を経験したメンバーがいる。
これは高校サッカーも低年齢でもスタメンを取れる選手が増えてきたというのもそうだが、何と言うのか、Jユースへと進む人が増えて、高校のクラブ人口が減った事で、それこそ、有名校なら3軍とか4軍とか言われた時代から、そこまでの人数が減った事で、早い段階からスタメンで試合に出ることが出来るようになったのも大きいだろう。
それは、ある意味、高校サッカーが寂しくなったという事も出来るが、同時に、試合を経験する事で選手の才能を開花させる事が出来るようになったとも言える。
この試合でも、10番の牧野寛や16番の林などの出来の良さが見えたが、履正社が勝ち上がっていく事で、経験を積むことが出来る選手が増えていけば、今年から来年、そして、再来年と、強制的な世代交代が発生する学生サッカーにおいて、チーム強化に繋がるとも言えるだろう。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。