2014年11月25日 [03:17]   モンテディオ山形 | スポーツ | Jリーグ/2014 

J2/2014 最終節 山形 vs 東京V

長かったJ2も最終節。
ここにきて3連勝、PO出場のギリギリの6位につける山形。
降格はしないが、20位と低迷、ここにきても4連続ドロー、6試合勝ち星無しの東京V。
山形は、7位大分と勝点差は1であるので、引き分け以下だとどうなると分からないため、何が何でも勝ってPO出場を決めたい。

Jリーグ2014 Division2 最終節
NDソフトスタジアム山形/13,344人
山形 1-2 東京V
(山形) 川西翔太(11分)
(東京V) 南秀仁(9分)、北脇健慈(87分)
ホーム山形のスタメンは、31 山岸範宏、17 當間建文、3 石井秀典、13 石川竜也、6 山田拓巳、7 松岡亮輔、15 宮阪政樹、22 キム・ボムヨン、30 山崎雅人、29 川西翔太、11 ディエゴの3-4-2-1。
アウェー東京Vのスタメンは、26 柴崎貴広、34 安西幸輝、23 田村直也、15 井林章、6 福井諒司、22 澤井直人、8 中後雅喜、11 前田直輝、16 南秀仁、25 平本一樹、21 菅嶋弘希の4-2-2-2。

東京Vが最終節を制す
立ち上がりから、東京Vの方が動きが良いと、9分には、中盤で素早くプレスを仕掛けてボールを平本一がドリブルで仕掛けておいて、前を走る南へと絶妙なパスを出すと、フリーで南が冷静にゴールを決めて、東京Vが先制。
ただ、すぐさま山形も反撃、11分、高い位置で強引にボールを奪うと、川西翔がプレスが来る前に思い切ったミドルシュートをゴール隅に決めて同点に追いつく。
試合の流れは東京Vペースで、ボールを支配していくが、しかし、山形も劣勢ながらも耐えてからのカウンターで、どちらかと言うと決定的なシーンは山形に生まれている展開。
後半に入ると、徐々に山形が試合の主導権を握り、何度となく決定機を作り出すが、ゴールを奪えず、終盤、87分、高木大が右サイドから入れたボールに、タイミングが合っていなかったが、強引に滑り込むような北脇健のシュートがゴールに吸い込まれて、東京Vが勝ち越す。
何とか得点を奪おうと攻勢を仕掛けた山形だったが、結局、ゴールは奪えず、最終節は敗戦で終る。

東京Vが快勝
試合は結果として東京Vの快勝と言うべき試合だった。
前半は東京Vがボールを支配しているような展開だったが、それでも決定機は山形に多く、東京Vは山形のプレスによって、中途半端な位置でボールを奪われてからのカウンターでピンチを招くというシーンが度々あった。
後半に入ると、東京Vはボールの支配も出来なくなってきていて、完全に内容では山形が上回っていた。
ただ、得てしてこういう試合だからこそ、劣勢になった方が勝つことも多い、まさに、何度となく決定的なシーンを作りながらもゴールを奪えなかった山形に対して、東京Vの決勝ゴールは、崩したとも言えない、偶々ゴール前で滑るように足を伸ばして当てた結果がシュートの形になってゴールに吸い込まれた。
山形の方が試合の内容を制しながらも、結果として東京Vが見事に勝利した。
先に快勝と書いたが、内容としては快勝とも言えないかもしれない。それでも、嫌な流れもありながらも勝利を引き寄せたという事で、終わってみた結果を快勝と言いたい所かもしれない。

PO進出
敗れたものの、大分が敗れた為にPO進出を決めた。
とはいえ、6位と最も下の立場での進出であり、最も不利な立場であると言える。
その状況下から逆転する為には、残り2試合を勝つしかない訳で、その勝つしかないという試合を勝てるかどうか、この試合の反省を活かさないといけないだろう。
直前の3試合を3連勝で6位をキープしてきた山形だったが、最後の最後、確かに大分の対戦相手は湘南ですから、ある程度、大分が負ける可能性を計算していたかもしれないが、それでも、本来ならば勝たないといけない試合であり、しかも、内容的にも後半は完全に優勢に試合を進めていた。
決して弱いわけではなく、終わってみての総得点57点も失点44点も良い成績であり、得失点差に関して言えば、湘南、松本に続いて3位。
つまり、数字の上ではもっと上であっても良かったと言えるが、それが6位と言う結果という事は、偏に肝心な所で結果が出せていないという事だろう。
決定機を何度となく作って勝ち越すチャンスは何度もあった、にもかかわらず、終わってみれば負けていたという事、勝ちを引き寄せる力、それが、今の山形に最も足りず、そして、POを勝ち抜くためには絶対に必要な力だろう。
それを、この短期間でどうやって植え付けるのかが重要になりそうだ。

来季に繋がる勝利
序盤こそ優勢に試合を進めたが、その後は、どこか山形のサッカーに巻き込まれて、ボールを持っていても持たされている感じの展開だったように思える。
ただ、後半劣勢でありながらも、交代選手がきっちりと仕事をして勝ち越すことが出来た。
J2に降格して6年、長くJ2で暮らす事になったが、昨季に引き続き、名門としては不本意な成績だろう。
かつてJリーグ創生期には、王者に輝いただけでなく、Jリーグを象徴するかのようなクラブであったのも今や昔、今季はついに20位とJ3降格の危険性すらあった。
この試合、勝利をしたことで、来季に繋がる結果を、最後の最後で良いイメージでシーズンを終えることが出来た。
それでも、今の東京Vが来季優勝争いに絡めるかと言うと、この試合の印象で言えば難しいだろう。
何よりも、J2を勝ち上がっていく上ではベテランと若手の融合、若手が成長していく事が重要であるが、長いシーズン、そして、移動の多いJ2では、ベテランの経験をどうやって、若手に還元していくのかが大切になる。
若い選手が多い中で、平本一や中後雅、そして、途中出場の永井秀のようなベテランと言える選手が、どうやってチームを支えていくのか、それが出来なければ、結局、来季もJ2で下位に低迷するような事になるだろう。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。