2014年11月30日 [08:53]   サガン鳥栖 | スポーツ | Jリーグ/2014 

J1/2014 第33節 鳥栖 vs 浦和

残り2試合となるJ1第33節。
現在4位、ただ、前節の勝利もあって、勝点差は5につける鳥栖。
前節G大阪との首位攻防で敗れたものの、まだ、首位に立ち優勝に最も近い浦和。
他の試合次第ではあるが、ここで浦和が優勝を決めるか、勝利して鳥栖がまだ優勝の可能性を残すか。

Jリーグ2014 Division1 第33節
ベストアメニティスタジアム/19,235人
鳥栖 1-1 浦和
(鳥栖) 小林久晃(94+分)
(浦和) 阿部勇樹(68分PK)
ホーム鳥栖のスタメンは、33 林彰洋、15 丹羽竜平、36 菊地直哉、2 キム・ミンヒョク、13 安田理大、6 岡本知剛、14 藤田直之、8 水沼宏太、22 池田圭、10 金民友、11 豊田陽平の4-2-3-1。
アウェー浦和のスタメンは、21 西川周作、46 森脇良太、4 那須大亮、5 槙野智章、14 平川忠亮、16 青木拓矢、22 阿部勇樹、3 宇賀神友弥、8 柏木陽介、7 梅崎司、20 李忠成の3-4-2-1。

最後まで分からなかった試合
立ち上がり押し込むのは浦和で、鳥栖ゴールに迫っていく、鳥栖は前線に一気にボールを送るが、なかなか前線でボールがおさまらない。
鳥栖が守備から立て直すと、ロングボールが前線に収まるようになっていき、徐々に鳥栖を押し込みだす。
後半に入ると、どちらかと言うと鳥栖ペースで試合を進めていくが、浦和はGKの西川周の反応が良く、更に、最終ラインも集中して、ゴール前に入れてくるボールを跳ね返すことでゴールを許さず、すると、67分、中盤から一気に前線へとボールを送り、李が一気に裏に抜け出した所で、菊地直が後ろから倒してしまいPK、菊地直はRCで一発退場。
このPKを阿部勇が冷静に左隅を狙い、GK林も読んでいたが、その指先を掠めるように決まり、浦和が先制。
一人少ない鳥栖に対して、浦和が優勢に試合を進めて行くが、85分には決定的なシーンを作るもGK林の好セーブでゴールならず、鳥栖は、ボールを奪えばゴール前に放り込むパワープレイを選択すれば、浦和はマルシオ・リシャルデスが時間をかけるプレーを見せる。
アディショナルタイム、GKの林が一気にゴール前に放り込んだボールでCKを得ると、左CKからシンプルにゴール前に入れたボールを小林久がヘディングで押し込み、アディショナルタイム終了間際に同点。
そして、このまま、試合終了、最後の最後で鳥栖が追いつきドロー。

最後の最後で
立ち上がりからお互いに非常に良い試合を展開した。
特に両チームとも守備が良く、GKの好セーブもあって得点の可能性を感じさせず、時間が経過していった。
ただ、鳥栖は勝たなければ優勝がなく、浦和も勝たないと今節の優勝は無い。
つまり、両チームとも勝たないといけない試合であり、それが分かっているからこそ、持ち味を出そうという意図は見えていた。
その上で、負ける事を避けるように試合を進めることで、膠着したような展開になったが、それでも一瞬の隙で均衡は崩れそうなそんな展開でもあって、だからこそ、両チームの得点は、その均衡が崩れた一瞬で生まれた。
最初から最後まで、得点の可能性はあまり感じない展開ではあったものの、最後の瞬間までどうなるか分からない試合であり、だからこそ、最終的にドローと言う結果になったと言えるだろう。

優勝の可能性を手放す
この引き分けで鳥栖の優勝は無くなった。3位鹿島との勝点差は3なので、ACL出場権は可能性があり、最後は、その鹿島との直接対決ではあるが、得失点差が大きいので、10点差をつけて勝つ必要がある為に、まず間違いなく、3位以内は可能性が無くなっただろう。
但し、リーグ戦を面白くするという意味では、この引き分けは大きい。
何度か優勢に試合を進めるシーンもあり、集中していて、最後の最後は、自分たちの持ち味を分かり切ったかのように、本当のパワープレイと言うべきか、とにかく放り込む、それによって、同点に追いつくことが出来た。
とはいえ、今季序盤の好調から一転、後半戦は勝点は稼げていたが、やはり監督交代の影響は大きいのか、得点が減り失点が増えたのは間違いない。
クラブで何があったのかは分からないし、今更言っても仕方が無く、結果論でしかない、ただ、一時の問題が、この微妙な勝点差に繋がったのだとすると、後1試合残っているが、本当に惜しいシーズンではあったと言えるだろう。

首位陥落
同時間開催のG大阪が勝利した事で、勝点で並ばれ得失点差で2位と、首位陥落をした浦和。
内容的には互角の展開ではあったが、PKで先制をする事が出来た、しかも、相手は一人少なくなっていたにもかかわらず、勝ち切る事が出来なかった。
正直言えば、浦和の問題はこの勝ち切る事が出来ないという事だろう。
優勝経験もあるものの、例えば、鹿島だったり、今のG大阪だったりと言った所と比較すると、ギリギリのところでの勝ちを引き寄せる力が足りない気がする。
終盤にきて勝点を稼ぎ切れず、G大阪に追いつかれたというのもあるが、単体の試合を観ても、終盤に失点する事が多い。
得点する事もあるが、やはり、終了間際に失点して勝ちを逃してしまうというのは、勝負強さと言うのか、勝つための勝ち切る為の力、戦い方の問題かもしれない。
最終節、G大阪の結果次第ではあるが、それを無視する為には、まずは勝利を何としても取らなければならない。
その為の戦い方、それを今一度考える必要があるだろう。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。