2014年12月01日 [08:54]   ガンバ大阪 | スポーツ | Jリーグ/2014 

J1/2014 第33節 G大阪 vs 神戸

残り2試合となるJ1第33節。
前節、浦和との天王山を制して、首位との勝点差を2と縮め、更に中日には天皇杯決勝進出を決め、3冠に突き進むG大阪。
現在10位、何とか一桁順位で終えたいが、ここにきて2連敗中で、ここで勝利を決めたい神戸。
優勝の為には絶対に勝たないといけないG大阪だが、阪神ダービーを落としたくない神戸の一戦。

Jリーグ2014 Division1 第33節
万博記念競技場/18,587人
G大阪 3-1 神戸
(G大阪) 宇佐美貴史(37分、49分)、パトリック(43分)
(神戸) 小川慶治朗(70分)
ホームG大阪のスタメンは、1 東口順昭、22 オ・ジェソク、5 丹羽大輝、8 岩下敬輔、4 藤春廣輝、7 遠藤保仁、15 今野泰幸、13 阿部浩之、19 大森晃太郎、29 パトリック、39 宇佐美貴史の4-2-2-2。
アウェー神戸のスタメンは、30 徳重健太、2 高橋峻希、4 北本久仁衛、14 増川隆洋、3 相馬崇人、15 大屋翼、16 チョン・ウヨン、13 小川慶治朗、10 森岡亮太、11 田代有三、18 マルキーニョスの4-2-2-2。

G大阪が勝利
立ち上がり決定機を作り出しているのは神戸で、ボールが大きく動いたうえで、動きも良く、G大阪に対して優勢に試合を進める。
徐々にG大阪が圧力をかけるように試合の主導権を奪いだすと、ボールがゴール前に入り、チャンスを作るようになる。
G大阪が優勢な中で37分、右サイドで繋いでから、中へと阿部浩が持ち込み、宇佐美貴へと繋ぐと、宇佐美貴がそこから縦に仕掛けて、逆サイドのゴールネットを狙いすましたようなシュートを決め、G大阪が先制。
神戸のペースが落ちてきて、43分、左サイドで宇佐美貴が縦に一気に仕掛けてDF3人を引き付けた所で素早く中にボールを入れると、これに反応したパトリックがGKの前で触ってゴール、G大阪が追加点を奪う。
後半開始早々にも、G大阪は仕掛けていくと、右サイドで神戸のクリアが小さく、そのボールを奪った宇佐美貴がそのまま仕掛けて、中のパトリックが囮になってギャップが出来た瞬間に狙いすましたシュートを決めて、G大阪が49分3点目を奪う。
G大阪ペースの試合だったが、70分、右サイドの枝村匠からの絶妙なクロスをファーサイドで小川慶が頭で押し込み、神戸が1点を返す。
その後、神戸が押し返してチャンスを作るが、G大阪の守備陣はゴールを許さず、結局、G大阪が3-1で勝利。

ポゼッションの勝負
両チームともポゼッションをする事で相手に対して優勢に立つことを狙ったサッカーをしている。
立ち上がりは、神戸が上手くボールを動かして、G大阪がミスが目立った事もあり、優勢に試合を進めることが出来ていた。
但し、序盤の神戸の攻撃を凌いだ後は、やはりG大阪の方が強いなという印象を受ける展開になった。
ただ、神戸も上手くボールを動かせていて、G大阪相手にひけを取った訳ではないが、もし違いをあげるとしたら、G大阪の方が神戸と異なる得点を決める力があった。神戸は、得点王争いで3位につけるマルキーニョスや4位のペドロ・ジュニオールがいるものの、その得点を奪うという部分では、G大阪にやられてしまった感もあり、また、何よりもポゼッションでの勝負ではG大阪に一日の長があったと言えるだろう。
1点を返した後は、再びチャンスを作る事が出来たものの、G大阪に対して力の差、そして、G大阪の強さを感じる結果になった。

折れない事
正直、上手くG大阪にやられた面はあるが、序盤から飛ばした影響もあるのだろうが、しかし、この試合の神戸は先制点を許した後の出来が非常に良くなかった。
そこまでは、動きも良くてボールを動かせていた上に、守備も前から上手くプレスを仕掛けていたので、G大阪のミスを誘った。
先制を許した後の戦い方は、ガクッと落ちたように、運動量も減り、ボールのスピードも遅くなった。
完全にペースを握られてしまって、連続失点をするような事になった。
確かに良い内容で来ていたのに、先制を許した事で、飛ばしていた疲労もあっただろうが、気持ちや集中が折れたように試合の主導権を奪われてしまった。
3失点した後、1点を返して、漸く持ち直した、と言うか、途中出場の枝村匠が引っ張るように立て直したが、G大阪相手に隙を見せれば勝てる訳はない。
90分間戦うのは、サッカーにおいて当たり前の事であるが、リードを許したからこそ、折れずに逆襲する力を神戸には欲しい所だ。

冷静な戦い
天皇杯を戦った事で中2日になって、正直不利な立場だろうと思っていたが、それは杞憂に終わった。
確かに立ち上がりこそ、動きが悪くて、ミスも目立ったものの、それは、何と言うかいつものG大阪だとも言える。
ただ、天皇杯の準決勝で清水相手に快勝、しかも、ここ最近得点を奪えていなかった宇佐美貴がゴールと言う結果を取った事で、再びゴールへ向かう勢いを取り戻した。
それが、先制点のシーン、そして3点目のシーンだろう。いや、2点目のアシストも含めて、最近はボールを触るためもあってか、下がったプレーが多かったのが、この試合では前へという意識が戻ってきて、宇佐美貴の脅威が戻った。
その上で、チーム全体は本当に冷静で、序盤に神戸にやられて、ミスがあっても、慌てる事無く、淡々と対応して、自分たちのペースに持ち込んでいく、それが、G大阪の本当の意味での強さなのかもしれない。
遠藤保の影響もあるのか、どんな劣勢な展開でもチームが慌てる事はない。これは、長所でもあるが、弱点でもあり、一昨年は、降格の危機にありながらも淡々と戦って降格してしまった。
マイナス面ではマイナスを大きくしてしまうG大阪の特徴ではあるが、この試合や、前節の浦和戦のような状況でも慌てず結果を出せるのは強みとも言える。
最終節、今のG大阪にとって、この冷静な戦いが、優勝を引き寄せる事になるのかどうか、3冠達成に、J1最終節と天皇杯決勝、終わった時に、強みとなっているのか弱点となっているのか、どちらかな。
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    部下D

    Author:部下D
    「闇を○くもの」「狂える○竜」などの二つ名をもつも、著作け…大人の事情で名前をぼかしている小心者の中間管理職員。
    一応魔王らしく、世の中を斜めに、皮肉に批評します。